雲の中の禿岳:急遽行先変更で少し歩いてきた。
- GPS
- 03:12
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 479m
- 下り
- 467m
コースタイム
天候 | 曇り:1000m以上は雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は全くない。 |
写真
感想
6月中旬なのに日曜は晴れる所が多そうな予報だった(てんくらも)。それも北ほど良さそうなので、北方面へ行こう。残雪の鳥海山の展望が抜群な丁岳(ひのとだけ)が気になっていたので、目的地とする。仙台の朝は曇り、山にも雲が架かっている。鳴子からの108号線は荒雄湖西の花渕トンネルができて便利になった。鬼首トンネルを抜けて秋田県に入ると天候も良くなってきた。順調に6時半には道の駅鳥海郷へ。ここで曲がって登山口に向かうが、「真木橋で通行止め」の表示があり、悪い予感。でも大平キャンプ場まで行ければ、歩いてもいいかとそのまま進む。でも、キャンプ場の大分手前で完全に通行止めになっている。丁岳へ行く人は、市役所にでも確認してからの方が良いと思う。(後で地図をよく見たら登山口までは5kmだった。往復10km、プラス2時間か)秋田側の天気は予想どうりだったんだけどね。さて、道の駅まで戻って、考えよう。行先を変更しようか。神室登山口は途中だったが、その心構えができていないし、虎毛山も行ったことないので、情報ないし。そこで、少しでも歩いて行くかと、鬼首の花立峠から禿岳(かむろだけ)に行くことにした。
秋田側では天気は良く、秋の宮から神室は見えたのだが、鬼首まで戻ると禿岳にはかなり雲が架かっている。南岸の低気圧が予想以上に発達したか、東の高気圧からの北東風で山に雲が架かっているのか、とにかく余り天気が良くない。花立峠は雲の下ではあった。以前登ったことがあるので、様子はわかっている。地図もいらないでしょう。道路の北側の登山口から、両側が開けた緩やかな登山道を登って行く。直ぐに大きく開けた所が2か所ある。ここから山形側の平野は見えるが、その先の月山は見えない。しばらく低潅木の中の道を行くが、少し下ってブナの林に入ると直ぐに1合目である。ブナの林の中を気持ちの良い道の緩い登りが続き、最後に少し登って3合目である。その後少し平坦になるが、4合目から少し石のゴロゴロした急な登りとなる。時折右に鬼首の盆地が見える。尾根に乗ると6合目で、ここまで来ると一息つける。登りが緩くなり、今日は頂上方面が雲の中に少しだけ見えるようになる。7合目辺りに少しだけ岩の出ている所を通過する場所があり、その後、潅木の中をやや急な登りで不動明王の石像のある9合目の広場に出る。ここからは、左程急な登りはなく禿岳頂上に到着する。途中東側の谷に残雪がある。1200mの山でもまだ残雪があるんだ。登山道の周りも雪が融けて間もない状態である。
禿岳山頂は南北に長いので、中峰方面に少し行ってみるが、周囲が全く見えないので、山頂標識に戻る。休んでいると、一瞬雲が切れて、最上町の向こうに残雪の月山が見えた。月山は天気が良いのかな?他は何も見えず、神室山も見えず残念だった。禿岳は麓からの見栄えも良いし、ブナ林、急登、稜線からの眺望などがコンパクトに詰まった良い山なんだけどね。ガスが架かって草が湿っていると、良い点は虫が少ないことかな。禿岳はさほど花の多い感じはしないが、今日は天気が良くないので、下を見て花を探してみた。花立から禿岳の1合は私の場合、登りで9分程度、下りで7分程度という感じだった。今日出会った方は20名程度だった。
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