御前山(滝と巨石と新緑と〜桜谷ルート往復)
- GPS
- 05:39
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 997m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場が多く、危険箇所なしとは言えないが、注意して行けば大丈夫だと思う。所々崩落箇所があるが、迂回路が用意されており、通行禁止区域はテープで入らないようにしてある。 登山道には、基本的にピンクテープあり、また、踏み跡明瞭。渡渉が数え切れないくらいあるが、ピンクテープを探せば大丈夫。ホント整備して下さった方に感謝! |
その他周辺情報 | 下呂温泉の山形屋へ行った。手形の余りを使ったので、料金不明。内風呂1つ、露天風呂1つ。露天は木々を眺めることができる。しかし、特に内風呂の湯温が高いため、ちょっとしか浸かれなかった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | ストックは、岩場が多いため、林道くらいしか使わなかった。 下山時に、ヘルメットを持ってくれば良かったと思った |
感想
小秀山に登る予定だったが、朝起きたら、前日見ていた予報より曇りの時間帯が多くなっていて、愛知県では午後雨の所もあったので、急遽、登山時間の短い御前山に変更した。
【行程(予定)】(東海120による)
6.7km
〔往路〕3h20
〔復路〕2h50
【往路1/3(駐車場〜四合目登山口)】
9:36 水洞平駐車場から出発。はじめは1kmの林道歩き。下呂は高速が使いづらく登山開始が遅くなってしまったので、気持ちが少し焦っている。気持ちを落ち着けながら、歩みはしっかり、規則的に。
今日は小秀山で藪漕ぎをする予定だったので、長い登山用ズボンにした。ちょっと暑いかもしれないな。
竜に見立てられたという大岩は、広くて立派だった。
10:06 四合目の登山口に到着。いよいよここからだ。
【往路2/3(四合目登山口〜屏風岩)】
木の橋を渡ってスタート。右手から流れてくる水の勢いがすごい。
沢沿いを行く。登山道は、土の所は落ち葉が積もっていて、柔らかく歩きやすい。岩の所はたまに浮き石もあるので気を付けながら行かねばならない。
渡渉を繰り返す。木の橋がある所もあれば、数歩で渡れる所もある。愛知県では最近まとまった雨は降っていないが、この山はかなり水量が多い。山が(木々が)”水がめ”になっているのか。
小さなものも含めれば、滝は無数にある。それぞれ個性があり、面白い。
滝は見ていて飽きない。鴨川の流れのたとえのように、その滝を見ていても、次の瞬間には別のものを見ているからかもしれない。
: 五合目を通過。どうやら、合目の標石とお地蔵さんとはセットで置かれているようだ。
六合目の辺りに、「屏風岩まであと30分」の案内板がある。そこからは、幾つ目かの橋を渡って行く。
だんだん息が切れ、汗が出てくる。気温は15℃。沢のそばを歩いているので、空気は涼しいが、ずっと登っているので、身体が火照ってくる。
: 七合目を通過。崩落箇所があり、川からは少し離れる。
11:36 屏風岩に到着。あまりの巨大さに思わず感嘆の声が出る。しばらく目の前の光景を身体に浸透させる。
ここは休憩に適した場所なので、荷物を下ろし、少し腹ごしらえをする。
案内板には「七合目」とあったが、実際には七.6合目くらい。
【往路3/3(屏風岩〜山頂)】
11:50 再出発。
川もだんだん細くなり、登りも少しキツくなる。岩場が増えてくる。足をひねったりしないように、注意しながら登る。
: 九合目を通過。沢からは離れて、水音も聞こえなくなる。その代わり、ウグイス、ヒタキ、フクロウなどの鳥の鳴き声がより頻繁に聞こえるようになる。
ウグイスと、鳴き声の真似をして会話する。口笛は下手だけど、ちゃんと応えてくれるので楽しい。
道は、笹藪の中を通るが、刈られており、歩きにくくはない。ピンクテープといい、本当によく整備されている。整備して下さった方に感謝。
木々の上が明るくなってきて、山頂が近付いていることを実感する。今まではずっと林の中だったのであまり気にしていなかったが、日の光が登山道を照らし始めた。今更ながら、御嶽山が見れるかもしれないと思い、早足になる。
12:36 御前山に登頂。1,646m。御嶽山は厚い雲に隠れて、やはり見えない。でも、太陽が出ているだけ良しとしないと。
山頂は意外に広かったので、少し散策する。避難小屋の方には、巨石が幾つもあり、古代石神信仰の遺物という説があるのも頷けると思う。
サラサドウダンやツツジの花が綺麗で、しばらく撮影に興じる。
【復路(山頂〜駐車場)】
13:06 下山開始。往路を戻る。上村ルートは、また今度、天気が良く時間のあるときにしよう。今日は、下呂温泉に入るから。
岩場の下りになるので、靴紐を締め直す。
七合目辺りにあるという御前滝を往路で見落としたようなので、復路では見落とさないように注意しよう。
復路でも同じ場所にウグイスがいたので、また遊んでしまう。
九合目までの岩場では、浮き石もあるので、特に下りでは注意。ヘルメットを車に置いてきたことを少し後悔する。
膝も痛くならず、順調に下る。
13:56 屏風岩の所で少し休憩。
七合目辺りで、御前滝はどれかと探しながら歩いたが、案内表示も見当たらなかった。登山道が斜面崩落に巻き込まれて、ルートが変更されたような箇所があったので、変更前は御前滝が見れるルートだったのかもしれない。
14:36 四合目登山口を通過。
15:16 水洞平駐車場に到着。
【まとめ】
これほど多くの滝を一日に見たことはなかったのではと思うくらい、滝を見た。「無数の滝」という言葉を使ったのも初めてかもしれない。滝好きには、お薦め。
また、巨石もすごかった。特に、屏風岩は圧巻だった。岩好きには、お薦め。
先レコを少し見ていた限りでは、滝を見ながらの軽登山のようなイメージだったが、実際に登ってみると登りが続き、休めるような場所もあまりないので、汗もかくし、疲労も溜まる。しっかりした登山だった。事実、下山して下呂の温泉で疲れを癒やしたが、翌日は太ももが張っていた。
かなり滝と巨石に寄った特徴的な山という印象。その割に登山道が整備されており、登りやすい。好きな山がまた一つ増えました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する