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Yamareco

記録ID: 1177045
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

真昼山地 川口渓谷から北ノ又岳

2017年06月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.6km
登り
1,508m
下り
1,509m

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
0:48
合計
8:43
6:00
64
スタート地点
7:04
0:00
44
水無沢口
7:48
0:00
97
水無沢分岐(県境稜線)
9:25
0:00
13
峰越林道
9:38
9:55
10
北ノ又岳
10:05
0:00
73
峰越林道
11:18
0:00
43
水無沢分岐
12:01
12:14
45
鹿ノ子分岐
12:59
13:17
23
川口県境分岐
13:40
0:00
63
川口登山口
14:43
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川口渓谷入口の駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
ルート図は概略です。
自然観察指導員 倉田さんのブログhttp://www.obako.or.jp/kurasan/yamagaido1index.html
その他周辺情報 川口渓谷入口に温泉宿泊施設「奥羽山荘」。広大な敷地に施設充実。日帰り入浴500円。
ええっ、歩行者も通行止め?!
2017年06月18日 05:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
6/18 5:59
ええっ、歩行者も通行止め?!
きちんとした案内板もあるのに・・
2017年06月18日 06:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/18 6:00
きちんとした案内板もあるのに・・
オブ山の大杉は一見の価値あり。秋田県一(東北で第三位)の幹回りとのこと。ただ、川を渡渉して山道を登るので、それなりの足回りが必要。
2017年06月18日 06:12撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/18 6:12
オブ山の大杉は一見の価値あり。秋田県一(東北で第三位)の幹回りとのこと。ただ、川を渡渉して山道を登るので、それなりの足回りが必要。
正面に権現山(722.4m)。
2017年06月18日 06:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
4
6/18 6:15
正面に権現山(722.4m)。
立派な休憩小屋ができていた。トイレもあり。
2017年06月18日 06:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 6:23
立派な休憩小屋ができていた。トイレもあり。
鹿ノ子山と青シカ山の名前の由来です。
2017年06月18日 06:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/18 6:23
鹿ノ子山と青シカ山の名前の由来です。
川口渓谷左岸側に桑原の滝が落ちている。
2017年06月18日 06:52撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 6:52
川口渓谷左岸側に桑原の滝が落ちている。
水無沢口の標柱。
2017年06月18日 07:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 7:04
水無沢口の標柱。
ここから登山道に入る。
2017年06月18日 07:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 7:05
ここから登山道に入る。
やがて、急斜面を登っていく。
2017年06月18日 07:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/18 7:38
やがて、急斜面を登っていく。
県境稜線は近い。
2017年06月18日 07:44撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 7:44
県境稜線は近い。
水無沢分岐に到着。
2017年06月18日 07:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 7:48
水無沢分岐に到着。
県境稜線を南下(南西方向へ)する。
2017年06月18日 07:48撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 7:48
県境稜線を南下(南西方向へ)する。
藪がややうるさい。
2017年06月18日 08:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 8:04
藪がややうるさい。
ツバメオモトが可憐な花を咲かせている。
2017年06月18日 08:06撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 8:06
ツバメオモトが可憐な花を咲かせている。
いい雰囲気のブナ樹林帯。
2017年06月18日 08:16撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 8:16
いい雰囲気のブナ樹林帯。
左手前方にスラブ状の斜面が見える。
2017年06月18日 08:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
6/18 8:21
左手前方にスラブ状の斜面が見える。
クマ撃退用に持参した傘が折れてしまった・・
2017年06月18日 08:22撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 8:22
クマ撃退用に持参した傘が折れてしまった・・
姥捨山への登りにかかる。
2017年06月18日 08:41撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/18 8:41
姥捨山への登りにかかる。
登りの途中で振り返って。
2017年06月18日 08:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 8:43
登りの途中で振り返って。
長く伸びた草をかき分けながら登る。
2017年06月18日 08:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3
6/18 8:50
長く伸びた草をかき分けながら登る。
右へ少しトラバース。
2017年06月18日 08:58撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 8:58
右へ少しトラバース。
一輪だけ咲いていた。
2017年06月18日 09:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/18 9:00
一輪だけ咲いていた。
溝状の所を登ると、残雪が見えた。道は前方ではなく、左手へ上がる。
2017年06月18日 09:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 9:03
溝状の所を登ると、残雪が見えた。道は前方ではなく、左手へ上がる。
展望が広がる。右手前に越えてきた山。左遠くに和賀岳。
2017年06月18日 09:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
2
6/18 9:09
展望が広がる。右手前に越えてきた山。左遠くに和賀岳。
和賀岳の手前には風鞍と南風鞍。中央右の白く見える鞍部は、下山時に通る川口県境。
2017年06月18日 09:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
5
6/18 9:09
和賀岳の手前には風鞍と南風鞍。中央右の白く見える鞍部は、下山時に通る川口県境。
焼石連峰と栗駒(右)。
2017年06月18日 09:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:11
焼石連峰と栗駒(右)。
北ノ又岳が見えてきた。
2017年06月18日 09:19撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:19
北ノ又岳が見えてきた。
眼下に峰越林道。ソロ登山者が見える。
2017年06月18日 09:22撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:22
眼下に峰越林道。ソロ登山者が見える。
真昼岳と女神山(左)。
2017年06月18日 09:23撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:23
真昼岳と女神山(左)。
峰越林道に到着。駐車場には6台止まっていた。
2017年06月18日 09:25撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:25
峰越林道に到着。駐車場には6台止まっていた。
刈り払いされた道を北ノ又岳へ。
2017年06月18日 09:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:28
刈り払いされた道を北ノ又岳へ。
北ノ又岳山頂から眺める真昼岳。右手前は音動岳。
2017年06月18日 09:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:38
北ノ又岳山頂から眺める真昼岳。右手前は音動岳。
鳥海山が美しい姿を見せている。
2017年06月18日 09:39撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:39
鳥海山が美しい姿を見せている。
仙北平野の向こうには太平山。
2017年06月18日 09:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 9:40
仙北平野の向こうには太平山。
和賀岳の左に秋田駒が顔を出している。
2017年06月18日 09:40撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 9:40
和賀岳の左に秋田駒が顔を出している。
来た道を戻ろう。姥捨山の急斜面を下る。
2017年06月18日 10:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 10:17
来た道を戻ろう。姥捨山の急斜面を下る。
背の高い草で足元が見え辛い。
2017年06月18日 10:24撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 10:24
背の高い草で足元が見え辛い。
水無沢分岐から北方(北東方向)へ向かう。登山道は明瞭になった。
2017年06月18日 11:19撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 11:19
水無沢分岐から北方(北東方向)へ向かう。登山道は明瞭になった。
鹿ノ子山分岐。分岐といっても鹿ノ子山へ行く道は無い。藪の中を稜線まで登ってみたが、やめて引き返した。
2017年06月18日 12:01撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 12:01
鹿ノ子山分岐。分岐といっても鹿ノ子山へ行く道は無い。藪の中を稜線まで登ってみたが、やめて引き返した。
鹿ノ子山分岐から、道は北西へ向きを変える。
2017年06月18日 12:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 12:14
鹿ノ子山分岐から、道は北西へ向きを変える。
南風鞍方面。奥深さが漂う。
2017年06月18日 12:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 12:28
南風鞍方面。奥深さが漂う。
川口県境に出た。
2017年06月18日 12:58撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
6/18 12:58
川口県境に出た。
ここで一休み。
2017年06月18日 12:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 12:59
ここで一休み。
下りてきた所を振り返って。道は右手(西側)に少し回り込んでいる。
2017年06月18日 13:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 13:00
下りてきた所を振り返って。道は右手(西側)に少し回り込んでいる。
南西側へ下る。
2017年06月18日 13:17撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 13:17
南西側へ下る。
これは鉱山の名残りだろうか。
2017年06月18日 13:19撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 13:19
これは鉱山の名残りだろうか。
巨大な岩の上にも木が立っている。
2017年06月18日 13:31撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 13:31
巨大な岩の上にも木が立っている。
明るいブナ林を下っていく。
2017年06月18日 13:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 13:35
明るいブナ林を下っていく。
林道に下りた。草に覆われて分かり辛いが、右が川口登山口。
2017年06月18日 13:41撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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林道に下りた。草に覆われて分かり辛いが、右が川口登山口。
登山口から100m弱下ると、つくし森沢橋。橋から見上げるつくし森の西面。
2017年06月18日 13:42撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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登山口から100m弱下ると、つくし森沢橋。橋から見上げるつくし森の西面。
本日の収穫。味噌汁にして食す。
2017年06月18日 13:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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本日の収穫。味噌汁にして食す。
ロッククライミングの好きな方へ。
2017年06月18日 14:08撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 14:08
ロッククライミングの好きな方へ。
川口林道の入口に温泉があって便利。
2017年06月18日 14:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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6/18 14:55
川口林道の入口に温泉があって便利。
撮影機器:

感想

今年、和賀岳から真昼岳・女神山への秋田・岩手県境稜線縦走を計画している方がおられるかもしれない。この長い縦走路では、和賀岳〜薬師岳と峰越林道〜真昼岳〜女神山は道が明瞭で登山者も多いが、それ以外の区間で人に会うのは稀だ。特に、峰越林道から北東側、鹿ノ子山にかけての区間は、記録も少ない。縦走する方の参考になればというのと、歩きがいがあって静かなルート、何より愛犬の散歩の時間を確保するために近場がいいので、川口渓谷に向かった。

川口渓谷沿いの林道は車両通行止めになっているが、歩行者も禁止とは知らなかった。構わずゲートを通る。林道はしっかり整地されているが、確かに落石のリスクはゼロではないので、一応注意しながら歩く。川口渓谷沿いを歩くのは二度目。前回は紅葉の時期で、川に流れ込む数々の滝の流れを眺めつつ歩いた。

水無沢口の標柱から山へ入る。二年前に刈り払いがされたようで、思っていたよりわかり易い。このコースは沢から離れ、急斜面を登っていく。傾斜が緩くなると、県境縦走路は近い。

水無沢分岐から縦走路を南西へ。この区間は、たとえば南八幡平縦走路の大深分岐〜曲崎山〜大白森のような、道ははっきりしているのに藪がうるさいという状態ではなく、道型・踏み跡自体が薄い。だが密藪ではないので、落ち着いて目を凝らせば、見極めることは可能だ。尾根が細くなると、だいぶ明瞭になる。

西側に峰越林道が通る姥捨山への登りは、短いが急斜面。背の高い草が薄い踏み跡を覆い隠し、ルートの判別が少し難しい。和賀岳から縦走して南下してきた場合、ここが一番の頑張りどころになるだろう。二日目の幕営地を峰越林道か真昼岳山頂神社にするとすれば、この姥捨山の登りの手前で水や体力を使い切ることのないようにしたい。上部で少し右手へトラバースし、細い溝状の所を少し登るが、さらに左手に上がって、見晴らしのいい稜線に抜け出る。

和賀岳〜真昼・女神山縦走の場合、問題は水場である。今回は行かなかったが、峰越林道を秋田側へ15分程?下ると、うまい水が湧き出ている。この水場はとても貴重だ。今回下山で通った川口県境から少し下ると水は得られるが、鉱山の跡もあって、そのまま飲める感じはしない。

峰越林道の登山口には、6台の車が駐車していた。皆さん真昼岳に向かった模様。北ノ又岳に登って戻る間にも、新たな登山者と出会った。帰りは水無沢分岐からさらに県境稜線を北東へ。分岐から先の登山道は明瞭だったが、笹が伸びてきていて顔に当たる。鹿ノ子山分岐から鹿ノ子山を目指そうかとも思ったが、藪で時間がかかりそうなので、少し登って止めた。

次の分岐は川口県境。川口県境から下山する際の登山道は、しっかりした道ではあるが、近年歩く人が少ない感じで判別し辛い箇所もある。二次林と思われる、気持ちのいいブナの緑に包まれつつ下った。

森から林道に抜け出る。この川口登山口は草が伸びていて、林道から入山する時は少し分かり辛いかもしれない。左手上部には、ツクシ森の険しい西面岩壁が見える。あとは林道を黙々と下った。

秋田県では人がクマに襲われたというニュースや、国道などで車に衝突したという事故が報道されている。最近のクマは、人を怖がらなくなったのか。もしも襲われた時には、傘をクマの前でバッと開くのがいいという話を聞いたので、今回手に持ちつつ山を歩いた。ところが、足元が藪でよく見えない所で、持っていた傘に体重を乗せてしまい、あっけなく折れてしまった(笑)。ストックでも曲げてしまったことがあるのだから、こうなることは当たり前だよなぁ。その後はもう開き直り。クマ鈴は春ゼミの賑やかな鳴き声にかき消されて、クマの耳には聞こえていないだろう。

登山道に数か所、クマの一物は落ちていた。クマがいるのは確かだが、不思議と目の前に現れる感じはしない。人が滅多に立ち入らない和賀・真昼山塊は、自然界全体としての調和がとれているのではないだろうか。山にゴミを捨てていく一部の人がいる、タケノコ・山菜採りの人たちもまったく見かけなかった。人の捨てたゴミは、クマにとっては味が濃くて、麻薬のようなものだという。最近の異常さは、野山にゴミを捨てる人が招いたという側面もあるような気がしてならない。

*自然観察指導員 倉田さんのブログによると、今回歩いた県境稜線上のルートはこの夏、刈り払いが行われたようです。

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コメント

分水嶺縦走路
kamadamさんの詳細な記録は参考になります。写真を拝見すると、錫杖の森の辺りよりもさらに踏み跡が不明瞭な感じですね。曲崎山の辺りの表現は歩いたことがあるので、とても分かりやすいです。

僕も地元の人間なんで、何となく写真を見た雰囲気だけで歩いたような感じがしてきました
そういえば、一昨年araigengaさんがここ歩かれてましたね。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-742195.html
グリーンシーズンに縦走を試みると、ああいうワイルドな山行になってしまうんですよね。標高1000mの稜線と侮ることなかれの山域ですよね。

僕が山で会ったクマたちはとても臆病で僕の姿を見たら、一目散に逃げていきましたけどね。kamadamさんのおっしゃる人間の捨てたゴミの味に依存してしまった個体が里に下りてきて悪さをするっていうのは、あるかもしれませんね。特に山菜取りの人たちはゴミで山を汚すということに無頓着な人が多い気がします。

今日も近所の森を走ってきましたが、警察がいてクマを取り締まっていました
2017/6/22 22:22
Re: 分水嶺縦走路
クマの取り締まりですか 笑っちゃいけないけど、プッと吹き出しました

araigengaさんは確か白岩岳も往復して、さらに真昼・女神まで南下したのでしたね。登山道が開かれたルートを完全縦走した素晴らしい記録です。
普段この稜線をよく眺めているのだから、私もいつか通して歩きたいと思うのですが、山登りに丸二日以上充てることができるなら、飯豊など他の山へ行きたいのが正直なところ。
地味なルートであるのは確かですね。
でも以前、秋に川口渓谷から水無沢口〜県境稜線〜川口県境〜川口登山口と周回した時は、すばらしいブナの黄葉に目を奪われました。このあたりの低山は、やっぱり秋がいいでしょうね
2017/6/23 7:02
県境縦走路
kamadam さん、こんばんは。
県境縦走路ですね。
私は峰越から風鞍間が未踏区間です。
いつかはと思っていますが・・・
年々障害者???(失礼)になりつつあります。

横沢から県境に向かう道路・・・
かつての奥産道路ですね。
夢破れて・・・という感じです。

確かに県境稜線の最大の課題は・・・
水場ですね。
相当の水分を荷揚げしないといけないことになりますね。
確かに・・・ヤバい沢もありますし・・・
上流だからすべて安全とは限りません。
自己の責任で・・・
私は動物的勘で・・・大丈夫です。

秋田ではあちらこちらで・・・
クマがニュースになっています。
秋田魁ではクマの目撃情報が記事になっています。
まさに異常です。みなさん過敏に反応しすぎです。

toole さんも言われていますが・・・
クマたちはとても臆病です。
私が出会ったクマたちも自分から逃げていきました。
問題はゴミですよ。
タケノコ採りの欲たかれ達はゴミを大量に捨てていきます。
大白森〜乳頭間では合羽やヘメルットもありました。
悪いのはゴミを捨てる人間・・・
クマのせいではありません。
たまにクマに「有害駆除」されるのも仕方ないことでしょう。
人間の命は重いですが・・・
その原因は人間自身にあるように思います。
クマだけを悪者にしている現状・・・納得いかない気がします。

すみません・・・
ヤマレコからそれてしまいました。
ご苦労さまでした。
2017/6/22 23:10
750RSさん、おはようございます
大白森〜乳頭は本当に酷いですね。朝からこういう話題で恐縮ですが・・

昨年のお盆にそこを歩いてゴミの状況がわかったので、実はその後ゴミ回収のために山に入りました。蟹場の横から入る道を入って、小沢を詰めていったら、辿りついた高みには空き缶の山。持参した袋にはとても入りきらず、半分以上残したまま下山しました。仙北市役所には報告しましたが、その後の状況はわかりません。
捨てるのは一部の人・・じゃなくて、ここに来るタケノコ採りの全員じゃないか・・そんな憤りを覚えましたよ。
ゴミを捨ててきたことが、現在の状況を招いている一因ではないか・・
タケノコ採りの人たちの意識が変わるように、もっと報じられた方がいいと思います。
2017/6/23 7:19
クマのこと
kamadamさん、こんばんは。
静かな山旅、お疲れ様でした。
クマのこと、kamadamさんの感想、tooleさんや750RSさんのコメントを
拝読して、とても共感いたしました。
山のゴミは問題です。「つい、うっかり」は仕方ないと思いますが
おにぎりの包み紙などが無造作に捨てられいるのを見つけると悲しい気持ちになります。駆除ではなく共生の道を探ってほしいと願います。
動物も話ができればいいのになぁ。
2017/6/23 2:02
waqueさん、コメントありがとう
太平山で、ついうっかり落としたゴミを拾いに一時間も往復してきたwaqueさんの爪の垢でも飲ませたいです。タケノコ採りの連中に

本当に、動物と話ができたらいいのにね。たぶんクマとのせめぎあいは、今後もしばらく続くのでしょう。
県境稜線まで立ち入ると、そこはもうクマたちの領域なので、「ちょっと通らせてくださいね〜」という気持ちになります
2017/6/23 7:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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