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記録ID: 1181868
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トレイルラン
関東

ギリ完走!第4回スパトレイル〔四万to草津〕 STSK2017

2017年06月24日(土) ~ 2017年06月25日(日)
 - 拍手
crz4649 その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
12:56
距離
77.5km
登り
5,058m
下り
4,458m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:41
休憩
0:04
合計
12:45
距離 77.5km 登り 5,070m 下り 4,458m
5:04
279
9:43
9:44
29
10:13
10:14
5
10:19
6
10:25
5
11:38
5
11:43
364
17:47
17:49
0
17:49
ゴール地点
天候 少雨→曇り→少雨
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車利用の場合は、草津国際スキー場の第5pを指定されている。
コース状況/
危険箇所等
雨の影響でぬかるんでいる箇所も多々あったものの、コース全体を通じて危険箇所・岩場や根っこ等の張り出しも少なかった。獲得標高の割には登下山ともに斜度は低く、藪も事前に刈り込まれている様子で、とても走りやすい(歩きやすい)コース設定だった。
その他周辺情報 レース前の四万温泉、レース中の足湯(尻焼温泉引き湯)、レース後の草津温泉。温泉好きには最高の環境。
スタート地点である四万温泉。雨がぱらついている。筆者はレインウェア(上着のみ)・ハット、ザックカバーを装着。同行のK先輩は特に雨対策はせず。雨対策しないランナーがほとんど。スタート地点には4時30分頃に到着したが、既に多くのランナーがスタートゲートから並んでおり、我々のスタート場所はかなり後方。
2017年06月25日 05:02撮影 by  301P, Panasonic
6/25 5:02
スタート地点である四万温泉。雨がぱらついている。筆者はレインウェア(上着のみ)・ハット、ザックカバーを装着。同行のK先輩は特に雨対策はせず。雨対策しないランナーがほとんど。スタート地点には4時30分頃に到着したが、既に多くのランナーがスタートゲートから並んでおり、我々のスタート場所はかなり後方。
スタート直後。四万温泉街を抜ける。早朝にもかかわらず、宿泊施設で働く多くの方々が、温かく見送ってくれる。後半に’’足を残す’’為に、最初の給水所である町道万沢線峠までは、あえて「歩く!」という作戦の為、他のランナーに抜かれまくる。
2017年06月25日 05:05撮影 by  301P, Panasonic
6/25 5:05
スタート直後。四万温泉街を抜ける。早朝にもかかわらず、宿泊施設で働く多くの方々が、温かく見送ってくれる。後半に’’足を残す’’為に、最初の給水所である町道万沢線峠までは、あえて「歩く!」という作戦の為、他のランナーに抜かれまくる。
マーシャルに追いつかれる。マーシャルは最後方から、片手にビニール袋を持って、ランナーが落としていったゴミを回収している様子。こちらは作戦通り「歩き」を維持している為、彼らにも追い抜かれる。ついに我々がビリ?
2017年06月25日 06:19撮影 by  301P, Panasonic
6/25 6:19
マーシャルに追いつかれる。マーシャルは最後方から、片手にビニール袋を持って、ランナーが落としていったゴミを回収している様子。こちらは作戦通り「歩き」を維持している為、彼らにも追い抜かれる。ついに我々がビリ?
峠前。静寂。峠(11.3km地点)は7時00分頃通過。前日のブリーフィングで発表された完走目安通過時間が6時50分なので、いきなり10分の借金を背負うこととなるが、タイムマネジメント上は想定内。
2017年06月25日 06:42撮影 by  301P, Panasonic
6/25 6:42
峠前。静寂。峠(11.3km地点)は7時00分頃通過。前日のブリーフィングで発表された完走目安通過時間が6時50分なので、いきなり10分の借金を背負うこととなるが、タイムマネジメント上は想定内。
峠を越えてから、ようやくラン開始。写真は第1エイドである野反湖パークランド和光原(21.9km地点)。ようやく後方のランナーに追いついてきた。カロリーと水分を補給。本大会のプロデューサーである鏑木氏が、各ランナーに声がけし、勇気付けている。ここの完走目安通過時間8時00分に対し、出発が8時10分頃なので、まだ10分の借金状態。
2017年06月25日 08:07撮影 by  301P, Panasonic
6/25 8:07
峠を越えてから、ようやくラン開始。写真は第1エイドである野反湖パークランド和光原(21.9km地点)。ようやく後方のランナーに追いついてきた。カロリーと水分を補給。本大会のプロデューサーである鏑木氏が、各ランナーに声がけし、勇気付けている。ここの完走目安通過時間8時00分に対し、出発が8時10分頃なので、まだ10分の借金状態。
次の第2エイドまで、ようやく本格的な登山道になる。ゼイゼイ言ってペースダウンしている先行者を次々にパス。高校山岳部出身である我々の本領発揮。
2017年06月25日 08:28撮影 by  301P, Panasonic
1
6/25 8:28
次の第2エイドまで、ようやく本格的な登山道になる。ゼイゼイ言ってペースダウンしている先行者を次々にパス。高校山岳部出身である我々の本領発揮。
本大会のハイライトとも言える野反湖に到着。気持ちいい。目指す第2エイドは、反対側の湖畔。
2017年06月25日 09:45撮影 by  301P, Panasonic
6/25 9:45
本大会のハイライトとも言える野反湖に到着。気持ちいい。目指す第2エイドは、反対側の湖畔。
湖畔のトレイルはウッドチップが敷きしめられいる箇所が多く、気持ち良く走ることが出来る。足への負担も軽い。
2017年06月25日 09:50撮影 by  301P, Panasonic
6/25 9:50
湖畔のトレイルはウッドチップが敷きしめられいる箇所が多く、気持ち良く走ることが出来る。足への負担も軽い。
第2エイドである野反湖ビジターセンター(34.6km地点)。KTK38km(ハーフ)の出場者はここがスタート地点。「醤油風味特製舞茸うどん」を2杯いただきました。おいしい。ここの完走目安通過時間10時50分に対し、出発が10時45分頃なので、ようやく借金返済。この後、野反湖を更に半周し、ぐるっと1周する。
2017年06月25日 10:46撮影 by  301P, Panasonic
6/25 10:46
第2エイドである野反湖ビジターセンター(34.6km地点)。KTK38km(ハーフ)の出場者はここがスタート地点。「醤油風味特製舞茸うどん」を2杯いただきました。おいしい。ここの完走目安通過時間10時50分に対し、出発が10時45分頃なので、ようやく借金返済。この後、野反湖を更に半周し、ぐるっと1周する。
コース最高点である弁天山(1650m)からは700m弱、下山する。ここもペースを上げて、先行者を随分抜いた。岩や木の根っこの張り出しが少なかったのも、ペースを維持できた要因。
2017年06月25日 12:02撮影 by  301P, Panasonic
6/25 12:02
コース最高点である弁天山(1650m)からは700m弱、下山する。ここもペースを上げて、先行者を随分抜いた。岩や木の根っこの張り出しが少なかったのも、ペースを維持できた要因。
第3エイドである根広ねどふみの里(47.2km地点)。醤油風味特製舞茸汁を2杯いただきました。おいしい。ここの完走目安通過時間12時50分に対し、出発が12時45分頃。残念ながら、足湯につかるのは断念。本コース最大の難関「世立八滝」へ急ぐ。
2017年06月25日 12:33撮影 by  301P, Panasonic
6/25 12:33
第3エイドである根広ねどふみの里(47.2km地点)。醤油風味特製舞茸汁を2杯いただきました。おいしい。ここの完走目安通過時間12時50分に対し、出発が12時45分頃。残念ながら、足湯につかるのは断念。本コース最大の難関「世立八滝」へ急ぐ。
「世立八滝」に向かうルート上、先行者とすれ違う箇所がある。すれ違うランナーとは、1時間程度差が開いている計算。「強いな」と思いつつ、「彼らは彼ら、我々は我々」と自分に言い聞かせる。
2017年06月25日 13:32撮影 by  301P, Panasonic
6/25 13:32
「世立八滝」に向かうルート上、先行者とすれ違う箇所がある。すれ違うランナーとは、1時間程度差が開いている計算。「強いな」と思いつつ、「彼らは彼ら、我々は我々」と自分に言い聞かせる。
世立八滝(56.7km地点)。700段もの急角度な階段がランナーを苦しめる。ここの完走目安通過時間14時25分に対し、出発が14時30分頃。なお、ここの関門時間は14時50分なので、いよいよ関門時間を意識したレース展開となってきた。ここまでくると各ランナーのペースもかなりダウン。筆者はまだ足が残っているので、この階段では、先行ランナーが遅く感じた。
2017年06月25日 14:25撮影 by  301P, Panasonic
6/25 14:25
世立八滝(56.7km地点)。700段もの急角度な階段がランナーを苦しめる。ここの完走目安通過時間14時25分に対し、出発が14時30分頃。なお、ここの関門時間は14時50分なので、いよいよ関門時間を意識したレース展開となってきた。ここまでくると各ランナーのペースもかなりダウン。筆者はまだ足が残っているので、この階段では、先行ランナーが遅く感じた。
第4エイドである、ふるさと活性化センター(58.7km地点)。かりんとうや、きゅうり漬けをいただく。ここの完走目安通過時間15時15分に対し、出発が15時10分頃。関門が15時20分なので、かなりギリな状況になってきた。次のエイドまで5.8km。下って登りかえす。勝負どころ。
2017年06月25日 15:00撮影 by  301P, Panasonic
6/25 15:00
第4エイドである、ふるさと活性化センター(58.7km地点)。かりんとうや、きゅうり漬けをいただく。ここの完走目安通過時間15時15分に対し、出発が15時10分頃。関門が15時20分なので、かなりギリな状況になってきた。次のエイドまで5.8km。下って登りかえす。勝負どころ。
第5エイドである、田代原ザゼンソウ公園(64.5km地点)。そばを2杯、花豆を6〜7粒いただく。花豆は六合の特産。うまい。関門が16時30分に対し、出発が16時20分。ゴールまで残り8.2kmを1時間40分かけられる計算なので、この時点で完走を確信したが・・・。
2017年06月25日 16:12撮影 by  301P, Panasonic
6/25 16:12
第5エイドである、田代原ザゼンソウ公園(64.5km地点)。そばを2杯、花豆を6〜7粒いただく。花豆は六合の特産。うまい。関門が16時30分に対し、出発が16時20分。ゴールまで残り8.2kmを1時間40分かけられる計算なので、この時点で完走を確信したが・・・。
70km看板、71km看板を過ぎても、一向にゴールらしき雰囲気(マイクの音等)を感じられない。72km看板を過ぎても、まだ森の中。時間は17時40分を過ぎた。雨も降ってきた。やべーじゃねえか、と内心思ったが、間もなくアスファルトに出て、見上げると木々の上には、草津国際スキー場の天狗の壁がっ!
2017年06月25日 17:45撮影 by  301P, Panasonic
6/25 17:45
70km看板、71km看板を過ぎても、一向にゴールらしき雰囲気(マイクの音等)を感じられない。72km看板を過ぎても、まだ森の中。時間は17時40分を過ぎた。雨も降ってきた。やべーじゃねえか、と内心思ったが、間もなくアスファルトに出て、見上げると木々の上には、草津国際スキー場の天狗の壁がっ!
ゴール(72.7km地点)!。フィニッシュ会場をマイク片手に待ち受ける鏑木氏(橙色のウェアのお方)とハイタッチ。タイムは12時間47分18秒で、610位/827人中 との結果でした。その後、制限時間である13時間間際でゴールする方々を見ていたが、皆いい顔してる。長かったが、充実した一日でした。
2017年06月25日 17:49撮影 by  301P, Panasonic
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6/25 17:49
ゴール(72.7km地点)!。フィニッシュ会場をマイク片手に待ち受ける鏑木氏(橙色のウェアのお方)とハイタッチ。タイムは12時間47分18秒で、610位/827人中 との結果でした。その後、制限時間である13時間間際でゴールする方々を見ていたが、皆いい顔してる。長かったが、充実した一日でした。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

「30km以上のトレラン大会の完走者、あるいはフルマラソン4時間切り」が本大会の参加資格。それなりのランナーが集結しているにもかかわらず、例年完走率が7割程度という厳しい大会。よって、今回は「前半で足を使い切ることなく、後半に余力を残す。18時前に草津にたどり着く。絶対に完走する!」ということで、各地点毎の到着時間を事前に計算し、上げるところは上げ、抑えるところは抑えることを徹底し、ほぼ想定通りにタイムマネジメントが出来た。レース後も、過去出場した50km程度のトレラン大会と比較し、それら大会より距離が20km以上長いにもかかわらず、足の消耗が少なく、翌日の仕事にも支障が出なかったのは、大きな収穫だった。もう少し天気がよければ野反湖周辺にて絶景が味わえたのだろうが、気温の上昇による熱中症、脱水症状の可能性を考えると、もう少しトレーニング強度を上げる必要性を感じた。

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