尾瀬テン泊 子泣き爺の呪い
- GPS
- 30:59
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 14:36
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 15:26
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:33
2日目は体力切れで至仏山は目指さず、山の鼻から鳩待峠へ直接下山
至仏山は終始雲をまとっており、麓周辺は雨が降り続いている様だった
天候 | 1日目 雨時々曇り、2日目 曇り時々晴れ、時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
4:15着で半分くらい空き 鳩待峠に下山して乗合タクシーで戸倉バス停(980円) 戸倉バス停からバスで大清水(610円) 戸倉では乗り換え0分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の中、木道は思ったほど滑らなかったが気をぬくとコケる。 雨の燧ヶ岳は雪解け水もあったのか水量が凄く、途中から沢登り状態。 登りは登山靴への浸水を避けていたが、下山時は安全を重視して水の中(登山道)を移動。 山頂の俎(まないたぐら)と柴安堯覆靴个笋垢阿蕁砲隆屬離灰襪六沈磴凍結しており先行者達が渡るのを断念して戻ってきた。 軽アイゼンでは歯が立たなかったとのこと。 戻ると宿泊地の見晴小屋までかなりの大回りになるが、同じくアイゼンを持参してなかったため安全を重視して引き返した。 登山開始時16℃ 燧ヶ岳登山時9℃ 2日目18℃前後 |
その他周辺情報 | 下山後はほっこりの湯 こぢんまりとして綺麗でほっこりした |
写真
装備
備考 | 登山開始時ザック18kg |
---|
感想
今回はテン泊装備18kgと過去最高の重量を担いで登山開始。
それを担いでのロングハイクという事でかなりチャレンジのつもりだったが、とにかく雨がヤバかった。
燧ヶ岳は途中までは水たまりが多く、なるべくそれを避けて歩いていたが、途中から登山道は沢の様になり、水流を避け、登山道の脇の高くなっているところを移動。
かなりアスレチックな山行となった。
木の階段は滝の様に水が落ちてきて避けようもなく、手足にジャバジャバと水を食らいながら登攀。
体力の限界も近い気がしたが雨は一向に止む気配もなく、山頂付近は森林限界(?)で風も強そうだったので、低血糖症からの低体温症が怖かったので雨の中立ち止まって行動食を取った。
山頂付近で一瞬だけ電波が入った時、雷注意報が出ていたのであまりのんびりもできず、一気に燧ヶ岳を超える予定だったが、なんと山頂付近のコルが残雪の凍結で引き返す羽目に、、、
ただ、ノンビリしていると雷の危険もあり、沢と化した登山道をジャブジャブ下山。
かなり冷たいので長く足を付けていると痛くなってくる。
体温を維持するために行動食を取ると、数分立ち止まってるだけで体も冷え、のんびり休憩も取れない。
途中、3.5L持っていた飲料水の1.5Lを捨てた。
なんとか下山したものの、そこから見晴小屋までは6km以上ありコースタイムは3時間くらいだったはず。
引き続き雨の中、たまに立ち止まって行動食を取りながらなんとか見晴小屋へ到着。
ヤマレコでは細かなアップダウンは省かれてしまうが、手元アプリでは1日目だけでおおよそ、距離24km、登り累計2600m、消費カロリー5000kcal。
ザックの重さを入れたら消費カロリーはもっと行っていたんだと思う。
さらにザックカバーはしていたものの雨はザックの中に浸水し、時間が経てば経つほど重くなって行きました。
20kgは超えていたと思いますが、尾瀬には子泣き爺がいる、、、子泣き爺の呪いだ、、、と思いながら歩いていました。
ほとんどの物はインナーバックやジップロック的なものでパッキングしてあったのですが、うっかりサラで入れてあったタオルなどが水を含み、またザック自体もかなり水を含みました。
とまぁ、とにかく過去最高に過酷な山行となりました。
そして2日目は雲がかかる至仏山を見上げサクッと登山を断念w
尾瀬ヶ原をノンビリ観光しながら帰りました。
1日目に着ていたものは何一つ乾く事なく、ザックの重りとなっており、水や食料を減らしても、やはり20kg近かったと思います。
雨の日のテン泊、やばいです!w
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