20170716 涼を求めて三国山稜ハイク＊三＊鉄＊楢＊大＊畑＊立

2017年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,024m
• 下り: 1,079m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:17

距離 14.8km 登り 1,026m 下り 1,091m

9:15 明神峠
9:40 9:41 三国山東登山口
10:20 三国山
10:33 10:35 三国峠
10:51 10:54 鉄砲木ノ頭（明神山）
11:09 11:12 三国峠
11:27 11:34 三国山
11:44 ヅナ峠
11:58 11:59 楢木山
12:31 12:32 大洞山（角取山）
13:03 13:04 アザミ平
13:13 13:15 畑尾山
13:29 13:30 立山展望台
14:11 14:13 立山登山道入口
14:28 紅富台入口
14:32 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

　駿河小山駅より富士急行バス（明神峠）に乗車し、明神峠で下車（明神峠への直行便であり、他のバス停では停車しない）。登山口は明神峠バス停のすぐそばにある。
[往路]富士急行バス（駿河小山駅〜明神峠）
　8:45発　駿河小山駅　ー　9:10着　明神峠　
　http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/20170404/timetable_1.pdf
[復路]　富士急行バス（御殿場〜河口湖駅(御殿場駅行)）
　14:21発　富士高原ゴルフ場 　−　14:50着　御殿場駅
　http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/20170403/timetable_1.pdf

コース状況／危険箇所等

　今回は、明神峠から 三国山、楢木山、大洞山、畑尾山、立山と山中湖の南側に位置する三国山稜を縦走してきました。明神峠へのアプローチは富士急行バス。4/22〜11/26の土日祝日のみの限定運行、通常一日一便(8:45駿河小山駅発　往路のみ)です（※）。このバスを使うことを前提とすれば、このコースが成立するのは、季節限定、往路であることから明神峠からのスタートに限定されることになります。
　コースは、「富士箱根トレイル」（※2）の一部だけあって、登山道や道標がしっかり整備されており、危険な箇所等はありません。今回は、アトラクションとして、三国山から鉄砲木ノ頭（明神山）へのピストンを加えてみました。
　※1　5/27,28,　6/3,4,10,11は2便（8:00発、8:45発）
　※2　三国山稜から箱根の金時山までつなぐコースの呼称（全長43km)

その他周辺情報

★さくらの湯　http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=1845
★富士箱根トレイル　https://www.fujiyama-navi.jp/yamaaruki/yamanakako-s/
★須走温泉 天恵　http://www.tokinosumika.com/tenkei/

写真

7/16 8:29

おはようございます。今日のスタートは駿河小山駅です。ここから明神峠行きのバスが8時45分にでるということで、初の駿河小山駅です。

7/16 8:31

バス停は駅の前にありました。まだ8時半なのですが、すでに、日差しが強い・・（＾＾；

7/16 8:32

こちらは駅前の様子。看板をよく見ると、「金太郎誕生の町」の文字が。知らなかったなぁ。

7/16 8:40

バスが来ました。マイナーなコースのイメージがあったので、私だけかと思ったのですが・・、私を含め計6人が乗車しました。ちょっと、ビックリ。

7/16 9:12

ほぼ、予定時刻通り9時10分に到着。ちなみに、このバス、明神峠までの直行便で途中のバス停には止まりません。また、往路のみということで、まさにハイカーのためのバスなのですね。ありがたや。

7/16 9:14

コンクリートの擁壁の後ろに登山道入口があり、そこから取り付くことになります。

7/16 9:18

登ってすぐにトイレがありました。

7/16 9:19

早速のブナの森林歩き。日差しが遮られて、さほど暑く感じません。時折吹き抜ける風が心地よいですね〜♪

7/16 9:24

〜♪

7/16 9:38

視界がひらけた箇所がありました。

7/16 9:37

箱根外輪山が目の前にドーンと広がっています。

7/16 9:37

あっ！麓に見えるのは、「富士スピードウェイ」ですね。

7/16 9:39

約20分ほどで車道にでます。ここが三国山東登山口になります。車が結構通るので、横断には注意しましょう〜♪

7/16 9:40

三国山東登山口の道標。道標の上に小さい「金太郎さん」が立っていますよ。

7/16 9:42

再びのブナの森林歩き

7/16 9:48

時々、こんな大木も。

7/16 10:16

あっ、三国山山頂が見えてきました〜。

7/16 10:17

三国山東登山口から40分ほどで山頂に到着♪

7/16 10:18

山頂の様子、樹木におおわれて残念ながら眺望はありません。

7/16 10:21

お約束の三角点タッチ！

7/16 10:27

さぁ、今日のアトラクション、「鉄砲木ノ頭」まで一っ走り、行ってきましょう！

7/16 10:33

三国峠に到着♪　こちらは神奈川県のようですね。

7/16 10:33

こちらは山梨県、この辺りにしっかりミシン目が入っているようです。

7/16 10:35

「鉄砲木ノ頭」まで急ぎましょう♪

7/16 10:38

途中で見かけたホタルブクロ。

7/16 10:38

すぐに樹林帯が終わり、日差しを遮るものがなくなりました。あついぃぃ・・・・。

7/16 10:39

振り返ると富士が・・、期待してきたのですが。雲に覆われてかろうじて山頂だけが見えています。

7/16 10:52

鉄砲木ノ頭に到着♪
こちらは山中諏訪神社奥宮。

7/16 10:52

鉄砲木ノ頭から富士山周辺の山々が一望できるます。こちらは三国山稜。ちなみに、さきほどまでいた三国山は一番左のピーク、あそこからここまで来ました。

7/16 10:52

こちらは富士山・・・ドーンと見えるはずでしたが、見えていた山頂も厚い雲で覆われてしまいました。ぜっかくここまで来たのに残念でした。。。。。

7/16 10:52

こちらは、石割山

7/16 10:53

その奥には御正体山が見えています。

7/16 10:54

今年2月に菰釣山に登って山中湖に出たときも富士が雲に覆われてしまい、今回はそのリベンジをかねての鉄砲木ノ頭ピストンだったのですが。残念ながらの富士となってしまいましたが、また、別の機会を作って際再チャレンジをしましょう。

7/16 10:56

さぁ、三国山に戻りましょう。

7/16 10:55

往路では急いでいたため気が付きませんでしたが、あちこちに草花があります。こちらはウツギ

7/16 10:55

7/16 10:56

ホタルブクロもあちこちに。

7/16 10:58

7/16 11:00

これは・・？

7/16 11:07

三国峠に戻ってきました。

7/16 11:26

再びの三国山山頂。森林クーラーがきいていて、涼〜♪

7/16 11:34

次は楢木山ですよ。

7/16 11:36

7/16 11:40

途中には、最近、マイブームの苔も。どれどれ、手触りは・・。
「モフモフ」、うん、合格！

7/16 11:45

ヅナ峠

7/16 11:45

7/16 11:49

これは・・？

7/16 11:53

ヌタ場もありました。

7/16 11:58

おっと、見落とすところでした。とりあえず、楢木山山頂。ちょっと標柱が寂しいですね。

7/16 11:58

7/16 12:08

バイケイソウ。結構な大きさなのですが、花まで薄緑色をしているため、うっかり見落としてしまいそう。

7/16 12:18

ブランコみたいな不思議な形をした木がありました。

7/16 12:18

なんと、裂けた部分が復活してこのような姿になったようですね。過酷な自然が作り出した造形物ですね。

7/16 12:20

おっ、ここにも。よく見ると小さなキノコが生えていますよ。「モフモフ」、うん、合格！

7/16 12:29

大洞山に到着♪

7/16 12:29

お約束の三角点にタッチ

7/16 12:30

ここも眺望がなく、そのままスルー

7/16 12:30

7/16 12:50

大洞山を過ぎると、ヤマボウシが目を楽しませてくれるようになりました。

7/16 12:52

ウツギも

7/16 12:55

7/16 12:58

あざみ平東に到着♪

7/16 12:58

ここは砂れきの平坦地になっています。北側には山中湖と南アルプスが見えるはずですが、ガスってしまい残念ながらの眺望です。フジアザミやマツムシソウの群生地としても有名なようですが、ちょっと時期が早かったかな。

7/16 13:02

登山道には、ちょっとピークを過ぎたようですがフジイバラが目を楽しませてくれました。

7/16 13:03

7/16 13:03

7/16 13:04

アザミ平分岐。ここから左の立山方面へ進みます。

7/16 13:04

この道標、あれこれ書いて面白かったので、アップにしてみました。

7/16 13:04

7/16 13:13

分岐から10分ほどで畑尾山山頂に到着♪ここも見晴らしがないのでスルー。

7/16 13:16

7/16 13:18

ヤマボウシがここにも。まるで、蝶の大群が飛んでいるかのう。

7/16 13:23

7/16 13:24

立山山頂に到着♪ここも見晴らしがないので、この先の立山展望台に行ってみます。

7/16 13:25

7/16 13:29

立山展望台に到着！・・・正面に富士がドーンと見えているはずですが・・・。。。。

7/16 13:29

とりあえず、三角点にタッチして先に行きましょう。

7/16 13:30

ここの分岐は須走紅富台の方向に進みます。

7/16 13:31

7/16 13:32

ここから先は、ウツギとヤマボウシが見頃を迎えていましたよ。

7/16 13:33

ウツギ

7/16 13:33

7/16 13:34

7/16 13:36

7/16 13:37

木が、まるで白い帽子をかぶったよう♪

7/16 13:37

7/16 13:47

立山砂場

7/16 13:47

7/16 13:59

はて、これは何かの卵のような・・

7/16 14:12

立山登山口入口に到着♪

7/16 14:12

このあたりは、ヒノキの人工林になっています。

7/16 14:17

登山道のわきに苔があったので。

7/16 14:16

どれどれ・・・、ちと固いな・・。

7/16 14:20

須走紅富台上

7/16 14:20

山道はここで終わりなっています。モトクロスバイクの方は注意してくださいね。

7/16 14:23

ここからアスファルト歩き。

7/16 14:26

富士が見えるはずですが・・・・。

7/16 14:27

須走紅富台入口。この近くに「須走温泉 天恵」があり、当初、ここで汗を流そうかと思ったのですが。遅くなると渋滞が心配なので、御殿場線の山北駅近の「さくらの湯」に変更しました。

7/16 14:28

最寄りのバス停「富士高原ゴルフ場」までテクテク。14時21分のバスが10分ほど遅れいたようで、予定したバスより一本早いバスに乗ることができました！

7/16 15:03

御殿場駅に到着♪

7/16 16:00

ほぼ1ヶ月ぶりの山北駅です。ここまで電車できましたが、汗臭かったかもしれません。周りの皆さん、ごめんなさい（汗）。

7/16 17:03

「さくらの湯」。あぁ〜気持ちよかった、汗を流してさっぱりしました。

7/16 17:08

山北駅より、再度、御殿場線に乗車します。今度は大丈夫だと思います(笑)。今日も無事の山行に感謝しつつ、お疲れ様でした。

撮影機器：

KYV37 KYOCERA

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

ぼっけもん

　3連休で人出が多い、おまけに暑い・・・、どこかいいところはないかと思いついたのが明神峠を起点とするこのルートです。『明神峠行きのバスは一日一本しかも往路のみ、仮に山中湖側（篭坂峠等）から登ってきてもハイカーの数はしれているだろう。また、登山道はブナやカエデなどの樹木に覆われ眺望はないものの、日差しが遮られ、標高もそこそこあるので涼しかろう』と、多少強引ながらも自分ながらの理屈（？）をつけてのチョイスです(笑)。
　結果として、途中、ボーイスカウトの集団とすれ違いましたが、明神峠から紅富台の方向に歩いたのは私を含め数人（おそらく）、とても静かな山行ができました。また、期待通りブナやカエデなどの樹木により日差しが遮られ、時折、通り抜ける風で天然のクーラーの中にいるような気分になりました。
　さて、折角行くのなら富士を見たいなと思い、急遽、加えた鉄砲木ノ頭までのピストン。予想されたとはいえ三国峠からの鉄砲木ノ頭まで登山道は日差しを遮るものがなく汗だくになり、天然クーラーの有難さを思い知ることになりました。また、三国山への登り返しは思いのほか急で、富士が見えなかった精神的なダメージもあり、コース半ばでどっと疲れが・・・。
　こうした疲れを吹き飛ばしてくれたのが登山道沿いの花々。ヤマボウシ、ウツギ、フジイバラ等、沢山の花々が目を楽しませてくれました。天候のいい時にくればもっときれいでしょうね。また、小さな草花も多く（知識がなく紹介できないのが残念ですが）、花好きな方にはたまらないかもしれません。
　紅富台に近づくにつれ、「カナカナカナカナカナ」というセミの鳴き声に混じって「ドーン、ドーン・・」という音が聞こえてくるようになりました。最初は、「あれ・・雷か、まずい」と思ってしまいましたが、自衛隊の演習の音だったのですね。