中蒜山~上蒜山/水分補給と発汗量について
- GPS
- 06:13
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 945m
- 下り
- 945m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏以外も滝汗で困っているのですが、ドリンク摂取量を適量にすると、発汗量が抑えられ体調に好影響を与えるらしいので、実際どうなんだろうと蒜山にいきました。
体重100kg計算なら500ml/hが適量なんでしょうが、最近行った三瓶や大山で800ml/hでした。夏であることを加味しても600ml/hくらいまででしょうか?スポーツドリンクをメインにして飲む量を500ml程度にセーブしながら進むことにしました。6時間の行動時間の予想で、持参分は余裕を持たせて5ℓです。
序盤の発汗が特にひどいのでまずはアイスノンシャツミストを吹きかけつつ、熱中症対策で首に巻く保冷剤タオルを使ってスタートです。中蒜山登山口からスタートで中蒜山から上蒜山まで縦走し、上蒜山登山口へ下山する計画です。
序盤は体調に問題はありませんでした。一合目の先が渇れた沢みたいなところを通るので雨の日や降雨のあとは大変かもしれないですね。中蒜山登山道は東西に延びた山を真正面から上っていくので、今回通らなかったですが、多分下蒜山よりも急ではないかと思います。
経験上心拍数が上がると発汗量がひどくなるので、ゆっくり目で進んでいきました。傾斜は大山夏山登山道と大差ないですけど、発汗量は抑えられていたように感じます。特に顔が顕著でした。
中蒜山山頂に到着時点で水分消費量は1ℓ、106分経過で上りなら適正の範囲内でしょうか。
中蒜山で30分ほど休憩して上蒜山に向けて出発。上蒜山から来たというシニアのご夫婦に上蒜山の様子を聞いてみると縦走路の上の方は草が刈ってない(半ば藪漕ぎ)が、それ以外は刈ってあって大丈夫との話。上蒜山への分岐を少し進むと別の方とすれ違い、滑りやすい個所があるらしいと聞きました。
鞍部の先まで開けた縦走路で暑いこと以外は楽でしたけど、そのあとの上りが話の通りで、ここを下るのは恐ろしいなという具合でした。そこまでひどい傾斜じゃないですが鎖場になっていて、ところどころ草木が茂って足元が見えづらい状況でした。下りだとほとんど足元見えない箇所が多そうです。(あとで知りましたが下蒜山縦走路の藪漕ぎの方がひどいようですね。覚悟も装備もしてなかったので行かなくてよかった)
お手軽藪漕ぎ体験で最近話題のマダニさんと仲良くなれそうな気がしてましたが、上蒜山で見てみてもくっついていなくて何とかセーフ。勘弁してよ〜と思いつつ突き進んでいたので発汗量が多く水分消費も少し多くなったように思います。休憩と上蒜山までで1ℓ強の消費でした。
上蒜山からの下りはわりと長い間開けた稜線がつづいて、中蒜山ルートより快適です。下蒜山を入れた三座縦走なら下蒜山方面からスタートするのが楽かもしれないです。上蒜山登山口に到着したのはスタートから約5時間経過後でした。下りが楽だったので1時間半で500mlくらい、ここまでのトータルで2.6ℓ消費です。
中蒜山の駐車場までは約6kmで起伏は激しくないだろうし大丈夫だろうと歩きで戻りましたが、舗装路で足の裏が痛かったです(笑) なんとか17時過ぎに駐車場に戻り、塩釜の冷泉で水を汲もうと思ったら水が止まってました。湧き水も営業時間があるんでしょうか。
行動中の水の消費は最終的に3ℓで、時間当たり約500ml。スポーツドリンクと真水の割合は2:1、消費量は目標通りで、体調に特に異変はなく熱中症の兆候もありませんでした。今後も続けて様子を見ようと思います。
今回感じたのはある程度発汗量は抑えられそうということ(最終的に衣服はびちゃびちゃでしたけど)。それと口の中が乾く感覚が出たらセーブせずに早めに水分補給するのが良さそうです。発汗量がコントロールできない状況もあるので、(夏は特に)多めに水分は持っておいた方が安心ですね。
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