GANDO! 雁戸山【笹谷峠ピストン】
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 630m
- 下り
- 614m
コースタイム
駐車場 05:57
06:36 関沢合流 06:41 0:39 0:50
07:47 新山合流 07:54 1:06 1:00
08:24 山頂 09:17 0:30 0:30
09:43 新山合流 09:43 0:25 0:20
<休憩0:25>
11:20 有耶無耶関分岐 11:20 1:17 1:10
11:32 駐車場 0:12 0:20
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ICから、駐車場まで約7km。細い道。ワインディングロード 駐車場は、笹谷峠の標識過ぎ、右側。 約50台。無料。砂利。トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト ・・・ 見当たらず 登山口 ・・・ 駐車場から、R286を渡り電波塔に向かう ◆道の状況 駐車場〜山工高小屋 ・・・ 舗装路 山工高小屋〜 ・・・ 暫くは笹に囲まれた道 〜関沢との合流 ・・・ 粘土質、滑りやすい カケスガ峰分岐〜新山との合流 ・・・ 木の根が多く足取られやすい 〜山頂 ・・・ 急登続く。ロープ場2ヶ所あり。展望素晴らしい カケスガ峰〜有耶無耶関 ・・・ 手入れされておらず、倒木多し。歩きづらい |
写真
感想
仕事を理由に、一ヶ月以上、山から遠ざかっていた
今月の連休には、飯豊山の2泊の計画もしているし
足慣らしのつもりで、出張へ向かう途中の雁戸山へ向かった。
笹谷ICから、R286。
一車線の狭く、曲がりくねった道。
カーブミラーのない所も多く、ゆっくり進む。
峠を過ぎ、すぐ右側に駐車場
一台も止まっていない。
下りると、風が強い。
車が一台入ってきた
身支度を済ませ、5時50分出発
電波塔に向かって、歩き始める
雲は多いものの、快晴だ
とても梅雨とは思えない。
天気予報では、午後は雨の予報。
早めに下りて来よう。
午後は仕事だし・・・
山工高小屋で、舗装路から逸れる。
回りは1m位の高さの笹が一面にある
徐々に樹林帯になり、
地面は粘土質で滑りやすくなった
雨でも降ったら、このまま小川になりそう
湿気と高温で、汗が止まらない。
歩き始めて約50分後、ほぼコースタイムどおりに
関沢コースとの合流。
ここで一回目の給水。
200mℓほど飲んでしまった。
ここからも、滑りやすい道が続く。
暑さを癒してくれるのは、所々に咲く花々
終わりかけのシャクナゲ、ミヤマオダマキなどに
混ざり、ギンリョウソウもあった。
やがて、登り坂の果てに木々の隙間から青空が見えた。
この瞬間の嬉しさは、何とも言い難い。
大概は、その先にまた登り坂があり、辟易するんだけど・・・
でも、ここは違った。
木々のトンネルを抜け出ると同時に道は緩やかになった。
背の高い笹に囲まれた明るい平坦な道になった。
暫く進むと、カケスガ峰への分岐。
帰り道は、そっちへ行ってみよう。
道は、ピークを外すように、丘の東側を巻いていく。
視界が開けると、目指す雁戸山のピークが見えてきた。
巻き道は、ブナなどの木々が、まるでネコバスが通過したかのように
道を開けている。
木の下部が、道に横たわり
道から外れた所で、空に向かって伸びている。
その為、木の根、幹を跨ぎながら進むから疲れる。
地図で見ると、さほど距離は無さそうだけど、
長く感じる。
新山コースとの合流場所は、ちょっとした広場になっている。
道はここで、左に進んでいく。
目の前は、急峻に落ち込んでいる。
樹木があるおかげで、さほど恐怖感はなく
開けた視界が気持ちいい。
合流後、すぐに急登が始まる。
土から頭を出した岩の頭に手をかけ、足をかけ登っていく。
小ピークに出ると、ピラミッド形の雁戸山はもうすぐだ。
雁戸山の右側には、蔵王の平らな山頂も見えている。
朝方、寒さを感じさせた風も、今は心地いい。
青空に、白い雲がたくさん浮かんでいるが、陽射しは遮られない。
蟻の戸渡りと呼ばれる、細い尾根歩きは、道の両脇に草木が
あるおかげで、全く怖さは感じない。
少しずつ迫る、山頂。
心地よい風。
気持ちの良い青空。
蔵王の素晴らしい風情。
緩やかな道も、気持ち良さを加速させる。
一旦、道は下り、山頂への急登が始まる。
ロープが二ヶ所ほどある。
ゆっくり、景色を堪能しながら(実は休みながら)登る
雁戸山山頂からの景色は素晴らしかった!
蔵王、神室、大東などの蔵王連峰
ビルの立ち並ぶ山形市内
おもちゃのような、山形道の架橋
相変わらず、天気は最高!
今日は、南雁戸山へは行かず、ここでのんびり過ごす。
お湯を沸かし、コーヒーを淹れる
食事は、クルミパン。
タバコを2本吸いながら、カメラに景色を収めていく。
朝日岳、月山もうっすらと見えるが、カメラには映らなかった。
宮城側は雲で、山も下界も全く見えない。
そういえば風が宮城側から吹いている。
天気予報を思い出し、下山を開始する。
帰路は、カケスガ峠経由。
遭難の碑があったり、電波の碑があったり、
緩い傾斜に包まれた一角
カケスガ峰で再度一服。
広場の隅を見ると
ウスユキソウがあっちこっちで咲いている
気付くと、雲が宮城側から瞬く間に湧き出し
さっきまで見えていた雁戸山の山頂は隠れてしまった。
身支度をし、下る。
ところが、このルートは
手入れがされておらず、倒木、大きな枝が道を塞いでいるうえに
地面は粘土質。
歩きにくいこと、この上ない。
慎重に、歩を進める。
帰り道は、ついでに名前が面白いので
有耶無耶関跡を見るつもりだった
カケスガ峰からの道を下りきると、T字にぶつかった
そのすぐ右に、馬頭観音の大きな石碑があった。
地図で見ると、どうも位置的にそれがそうみたいだ。
「なんだ・・・つまらん」
そのまま、T字を左方向に進んで行った。
ところが、有耶無耶関は、反対の右に進むべきだったようだ。
結局、朝歩いた電波塔へ続く舗装路に出て、駐車場へ戻った
駐車場から振り返ると、電波塔の奥のカケスガ峰には雲が厚くかかっていた。
一ヶ月ぶりの山行
時間、距離は短いけれど、足が疲れてしまった・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する