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Yamareco

記録ID: 1204527
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

朝日岳(標高2,418m) ミッドナイト登山

2017年07月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:47
距離
37.8km
登り
3,006m
下り
2,998m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:32
休憩
1:16
合計
10:48
距離 37.8km 登り 3,006m 下り 3,008m
1:48
62
小川温泉元湯
2:50
2:51
16
3:07
3:24
4
3:28
36
4:04
4:07
32
4:39
4:40
23
5:03
5:07
36
5:43
41
6:24
6:26
35
7:01
7:07
6
7:13
7:17
33
7:50
8:03
21
8:24
8:28
7
8:35
35
9:10
9:11
36
9:47
27
10:14
10:16
17
10:55
10:57
26
11:23
5
11:28
11:42
28
12:10
12:12
24
12:36
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
小川温泉元湯の駐車場に留めさせていただく。
コース状況/
危険箇所等
・イブリ山の登山道はそれなりの勾配があるが手入れされ、落ち葉が積もった道で歩きやすい。1合目から10合目の標柱があるのもペース配分によかった。特に、登りよりも下りの目安になった。草刈り作業の方々とすれ違い感謝。
・所々、雪渓があるが問題なし。
・お花畑は、群生しているところは見応えあり。
・この時期、1800m未満の尾根歩きは暑いので、水分補給など注意。
北又小屋手前の登山道案内表示。月もなく暗闇。
2017年07月22日 03:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 3:21
北又小屋手前の登山道案内表示。月もなく暗闇。
北又谷の赤い吊り橋。涼しい内に高度を稼ぎたい。
2017年07月22日 03:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 3:28
北又谷の赤い吊り橋。涼しい内に高度を稼ぎたい。
1合目 
2017年07月22日 03:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 3:45
1合目 
2合目
2017年07月22日 03:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 3:59
2合目
3合目 暗いので写真を撮るしかすることがない。
2017年07月22日 04:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 4:12
3合目 暗いので写真を撮るしかすることがない。
4合目
2017年07月22日 04:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 4:33
4合目
ようやく明るくなってきた。5合目は広場になっている
2017年07月22日 04:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/22 4:47
ようやく明るくなってきた。5合目は広場になっている
イブリ山頂方面をキャッチ。5合目を過ぎると少し緩くなる。
2017年07月22日 05:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:11
イブリ山頂方面をキャッチ。5合目を過ぎると少し緩くなる。
背後の富山平野。
2017年07月22日 05:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:19
背後の富山平野。
8合目。イブリ山頂上が10合目(朝日岳でないので注意)
2017年07月22日 05:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:23
8合目。イブリ山頂上が10合目(朝日岳でないので注意)
2017年07月22日 05:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 5:28
9合目 もう少し。ナイトハイクや下山時の方がありがたい。
2017年07月22日 05:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:31
9合目 もう少し。ナイトハイクや下山時の方がありがたい。
広い広場とベンチあり。虫がまとわりつくので先に進む。
2017年07月22日 05:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:43
広い広場とベンチあり。虫がまとわりつくので先に進む。
朝日岳とご対面。
2017年07月22日 05:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:46
朝日岳とご対面。
イブリ山遠望。
2017年07月22日 05:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:49
イブリ山遠望。
2017年07月22日 05:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 5:50
池。イブリ山鞍部近くです。
2017年07月22日 05:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 5:52
池。イブリ山鞍部近くです。
馬の背手前の鎖場。見た目ほどでもない。左からゆっくり行けば鎖不要。
2017年07月22日 06:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:00
馬の背手前の鎖場。見た目ほどでもない。左からゆっくり行けば鎖不要。
ちょっと下るとガレ場あり。荒天時注意。
2017年07月22日 06:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:01
ちょっと下るとガレ場あり。荒天時注意。
木道が出てくるとお花畑が広がる。
2017年07月22日 06:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:10
木道が出てくるとお花畑が広がる。
残雪も出てきた。この上は雪渓を何か所も登る。
ストックを出す。
2017年07月22日 06:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:14
残雪も出てきた。この上は雪渓を何か所も登る。
ストックを出す。
お花畑は見事だ。
2017年07月22日 06:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 6:17
お花畑は見事だ。
木道を進む。誰もいない。
2017年07月22日 06:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:22
木道を進む。誰もいない。
僧ヶ岳、駒ケ岳を振り返る。
2017年07月22日 06:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:24
僧ヶ岳、駒ケ岳を振り返る。
富山平野とお花畑。黒部川が見える。
2017年07月22日 06:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:26
富山平野とお花畑。黒部川が見える。
雪渓を登る。トラバースはないので大丈夫。軽アイゼンを使うことはなかった(全行程)。
2017年07月22日 06:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:33
雪渓を登る。トラバースはないので大丈夫。軽アイゼンを使うことはなかった(全行程)。
前朝日直下。ここも荒天時通過注意。
2017年07月22日 06:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:42
前朝日直下。ここも荒天時通過注意。
ちょっと寄っただけでしたがお世話になりました。今度はゆっくりと泊りに来よう。
2017年07月22日 07:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:08
ちょっと寄っただけでしたがお世話になりました。今度はゆっくりと泊りに来よう。
ガスの朝日小屋を後にする。
2017年07月22日 07:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:09
ガスの朝日小屋を後にする。
山頂方面はガスの中
2017年07月22日 07:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:11
山頂方面はガスの中
水平道分岐。水平道は通行止め
2017年07月22日 07:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:13
水平道分岐。水平道は通行止め
水場あり。雪のある時期だけかもしれない。
2017年07月22日 07:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:30
水場あり。雪のある時期だけかもしれない。
木の階段は足に来る。
2017年07月22日 07:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:43
木の階段は足に来る。
高山植物は飽きない。
2017年07月22日 07:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:45
高山植物は飽きない。
劔・立山。少しだけ見えた。
2017年07月22日 07:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/22 7:46
劔・立山。少しだけ見えた。
白馬岳方面。
2017年07月22日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 7:47
白馬岳方面。
もうすぐ山頂。
2017年07月22日 07:48撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:48
もうすぐ山頂。
実に小さいが咲いている。
2017年07月22日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 7:49
実に小さいが咲いている。
こちらも小さい。ズームアップ。
2017年07月22日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:49
こちらも小さい。ズームアップ。
ようやく到着。寒い。
2017年07月22日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/22 7:49
ようやく到着。寒い。
山頂
2017年07月22日 07:49撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/22 7:49
山頂
山頂
2017年07月22日 07:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:50
山頂
山頂
2017年07月22日 07:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/22 7:50
山頂
白馬岳。山頂の雲は取れなかった。
2017年07月22日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:55
白馬岳。山頂の雲は取れなかった。
山稜を入れてみました。
2017年07月22日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 7:55
山稜を入れてみました。
雨飾山方面
2017年07月22日 07:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:57
雨飾山方面
いつか行くことになるだろう。
2017年07月22日 07:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:57
いつか行くことになるだろう。
クリアになるがすぐにキリに覆われる。
2017年07月22日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:01
クリアになるがすぐにキリに覆われる。
僧ヶ岳、富山平野。平地からは見えにくい。
2017年07月22日 08:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:01
僧ヶ岳、富山平野。平地からは見えにくい。
黒部川と小川温泉
2017年07月22日 08:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:24
黒部川と小川温泉
2017年07月22日 08:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:26
朝日小屋へ戻ってきた。眺めよし。
2017年07月22日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:27
朝日小屋へ戻ってきた。眺めよし。
2017年07月22日 08:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/22 8:28
もう少しで休憩ポイント。
2017年07月22日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 8:33
もう少しで休憩ポイント。
2017年07月22日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:33
小川温泉、ダム湖方面のズーム
2017年07月22日 08:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 8:41
小川温泉、ダム湖方面のズーム
2017年07月22日 08:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 8:42
せっかくなので軽アイゼンを付けて歩いてみた(着脱はスムーズ)。ちょっとした用途はこれでいける。アプローチ用に使える。
2017年07月22日 09:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:03
せっかくなので軽アイゼンを付けて歩いてみた(着脱はスムーズ)。ちょっとした用途はこれでいける。アプローチ用に使える。
朝日岳と前朝日
2017年07月22日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:08
朝日岳と前朝日
快適な高原歩き。すでに暑い。
2017年07月22日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:08
快適な高原歩き。すでに暑い。
朝日岳ズーム
2017年07月22日 09:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:21
朝日岳ズーム
さらば朝日岳。今度は紅葉時期か。
2017年07月22日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:22
さらば朝日岳。今度は紅葉時期か。
駒ケ岳と僧ヶ岳。
2017年07月22日 09:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:25
駒ケ岳と僧ヶ岳。
イブリ山を越えなければ帰れない。
2017年07月22日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:32
イブリ山を越えなければ帰れない。
イブリ山(10合目)
2017年07月22日 09:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 9:47
イブリ山(10合目)
北の山稜は良く見えた。
2017年07月22日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 10:22
北の山稜は良く見えた。
大きな倒木。
2017年07月22日 10:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 10:25
大きな倒木。
木々があり実に歩きやすい。優しい道でした。
2017年07月22日 10:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 10:30
木々があり実に歩きやすい。優しい道でした。
2017年07月22日 10:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 10:30
こんな道ですが下りやすい。
2017年07月22日 10:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 10:33
こんな道ですが下りやすい。
北又小屋が見えてきた。暑さでダウン。
2017年07月22日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 11:10
北又小屋が見えてきた。暑さでダウン。
赤い吊り橋。
2017年07月22日 11:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 11:22
赤い吊り橋。
2017年07月22日 11:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 11:23
この沢の水で顔を洗って生き返る。
2017年07月22日 11:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 11:51
この沢の水で顔を洗って生き返る。
越道峠。後はダウンヒルだけ。慎重に進む。
2017年07月22日 12:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/22 12:12
越道峠。後はダウンヒルだけ。慎重に進む。
撮影機器:

感想

機材:キャノンデールCADD3 マビック ヘリウム(セラミック)
ラスポルティバ ブシドー
GPSデータ)
開始日時 2017/07/22 01:48:54 終了日時 2017/07/22 12:36:52
水平距離 37.36km 沿面距離 38.16km
経過時間 10時間47分58秒 移動時間 9時間12分38秒
全体平均速度 3.53km/h 移動平均速度 4.14km/h
最高速度 34.64km/h 昇降量合計 5190m
総上昇量 2606m 総下降量 2584m
最高高度 2418m 最低高度 259m


日曜日に向かって天候が悪化するという予報が出され、
土曜日は曇り空のようなので、早めに行動すべく、
夜明け前のスタートにした。

小川温泉元湯の駐車場に午前1時前に到着するが眠気がする。
少し横になるが結局午前1時半から準備してスタートを切る。

駐車場からすぐに登りの狭い道となりトンネル手前にゲートがある。
柵の上を自転車を通し、横から通過する。まずは600m程のヒルクライム。
湯ノ瀬トンネルはライトなし。夜だから一緒だが昼間は点灯要す。
坂が連続する。風が無く汗が噴き出す。ギアもいつの間にか
インナー×ローとなる。それなりに厳しい坂だ。
今回は初めてのルートで長い距離なのでいつもより荷物が多い。
先週の白木峰に比べて、水1.5リットル、ストック、軽アイゼン、
トレランシューズなどだ。これらをデイパックに背負ってきた。
お陰で自転車では腰が痛い。
最初は晴れていたが次第に雲がかかる。
途中でインフレ―タを忘れたのに気づき、安全運転を徹底する。
標高600mを超えると少し平地の明かりが見える。
中盤、緩くなるところもあったが全体を通して急な坂が続いた。
越道峠(標高89*m)到着。まだ暗く、碑の写真を取り下りだす。
パンクを避けるため慎重に下る。北又小屋に着いて登山口にある標識に駐輪。
登山準備をしてスタート。北又ダムに向かって階段を下り、赤い吊り橋を渡る。
暫く平坦な道を歩き、イブリ山の登りとなる。
標高差1000m余りあり、ここが最初のヤマだ。
広い道で落ち葉が堆積して足裏に優しい道だ。
それなりの勾配があるが登りやすい。下草も手入れされている。
猫又山辺りは手入れがされていなくて藪がすごいらしい。
登山道はある程度の人出と手入れが必要です。

1合目から山頂の10合目まで案内する木柱がある。
脚は軽く、どんどん標高を稼ぐ。
5合目は広場となっている。標高1300m位だ。
休もうかと思ったが写真を取り出発。左手に道があったがどこに向かうのか?
少し明るくなくなってきた。
植生が少し変わってきた。ブナの広葉樹林から次第に川底のような道が時折現れる。
尾根に出てくると、北側の山並みが見えてくる。
イブリ山手前で坂が緩み、少し高山みたいになってきた。
道が平坦になり、展望が開けるとイブリ山の山頂。
10合目の杭とベンチが広場に2基ある。
ここで初めて朝日岳、前朝日、長栂山の山並みが飛び込んできた。
山頂付近に雲がかかっている。展望はこの時点で諦めた。
なるべく早く山頂を極めた方が良さそうなので先を急ぐ。
虫がまとわりつくので急ぎ足。30m程下ると左手に池がある。
鞍部を過ぎると急な登りになる。
草の露が多くなりシューズと靴下がびしょ濡れだ。
スパッツを持ってくればよかった。
途中に鎖場があるが横からよく見て登れば問題ない。
この上が馬の背で、すぐにガレ場を過ぎ、木道が出てくる。
標高2000mを超えるとやがて高原となり、お花畑が目を楽しませくれる。
また、雪渓も出てきた。ここでストックを取り出す。
上部に進むと数回、雪渓を通過。高原にある雪渓で通過は不安なし。
前朝日手前からまた登りとなり、がけ崩れの跡を過ぎるとまた高原となる。
少しガスがかかってきた。ガスの中を進むと朝日小屋に到着。
身体が冷えて朝日小屋でトイレを借りる。
気温が下がってきたので長袖を羽織る。

朝日小屋を後に朝日岳へ木道の道を進む。やはり、山頂方面はガスに包まれている。
水平道(通行止め)分岐を過ぎると勾配が増すが、もう少しだ。
すぐに暑くなり上着は脱いでしまった。
雪渓を幾つかこなす。水場として利用できる沢もある。
高山植物もきれいだ。飽きることはない。
森林限界を超え、木の階段を進むと山頂であった。
風があり寒いが、南のガスが切れてきて、何とか白馬岳や立山・剣の山並みを確認。
僧ヶ岳の横に富山平野も見えた。
東の栂海新道分岐に行くと雨飾山などの山並みを確認できた。
ここで、おにぎり1個頬張る。
水もまだ残っているので問題なし。
待っても晴れそうにないので、写真を取り下る。

途中で高山植物パトロールの二人とすれ違う。朝日小屋に宿泊されているようだ。
挨拶して先に進む。
朝日小屋が近づくと山頂方面のガスが無くなってきた。残念だが仕方ない。
大分疲れがたまってきたので、登り返しでは脚が重い。
朝日小屋のベンチで一息入れる。黒部川が流れる平野部が良く見える。
帰りは標高差1000m以上の下りだ。標高2000mを切るとさすがに暑い。
イブリ山の登山道は木陰が多く助かったが、標高1000mを切って日向になると
暑すぎる。時間帯のせいだろうか、急に登りの登山者が増えた。
バスでも出ているのだろうか?
途中で草刈りで4名の方が作業されていた。ご苦労様と一言掛ける。
この方々のおかげで登山道が維持されている。

北又ダムにようやく着いた。ダムを見ながら赤い吊り橋を渡る。
コンクリートの階段はさすがに足が重かった。何よりも暑い。
止めてあった自転車と木陰へ移動して靴を履き替えたりする。
急に疲れが出たようだ。
自転車にまたがり、北又ダムを後にする。
すぐにたどり着いた沢の冷水で顔を洗うと生き返った心地。
越道峠まで緩やかな坂で上りやすかった。峠で写真を取りダウンヒル。
林道を横切る溝が切ってあり、ここにカバーがないところがある。
毎回所々速度を落として確認しなければならず、終始ブレーキングで疲れた。

食料)
ポカリスエット 1リットル
水 500
おにぎり 2個
アンパン 1個
ゼリー 2個
カロリーメイト 2個
柿の種 2袋
塩飴 5個?

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