朝日岳(標高2,418m) ミッドナイト登山


- GPS
- 10:47
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 3,006m
- 下り
- 2,998m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:48
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・イブリ山の登山道はそれなりの勾配があるが手入れされ、落ち葉が積もった道で歩きやすい。1合目から10合目の標柱があるのもペース配分によかった。特に、登りよりも下りの目安になった。草刈り作業の方々とすれ違い感謝。 ・所々、雪渓があるが問題なし。 ・お花畑は、群生しているところは見応えあり。 ・この時期、1800m未満の尾根歩きは暑いので、水分補給など注意。 |
写真
感想
機材:キャノンデールCADD3 マビック ヘリウム(セラミック)
ラスポルティバ ブシドー
GPSデータ)
開始日時 2017/07/22 01:48:54 終了日時 2017/07/22 12:36:52
水平距離 37.36km 沿面距離 38.16km
経過時間 10時間47分58秒 移動時間 9時間12分38秒
全体平均速度 3.53km/h 移動平均速度 4.14km/h
最高速度 34.64km/h 昇降量合計 5190m
総上昇量 2606m 総下降量 2584m
最高高度 2418m 最低高度 259m
日曜日に向かって天候が悪化するという予報が出され、
土曜日は曇り空のようなので、早めに行動すべく、
夜明け前のスタートにした。
小川温泉元湯の駐車場に午前1時前に到着するが眠気がする。
少し横になるが結局午前1時半から準備してスタートを切る。
駐車場からすぐに登りの狭い道となりトンネル手前にゲートがある。
柵の上を自転車を通し、横から通過する。まずは600m程のヒルクライム。
湯ノ瀬トンネルはライトなし。夜だから一緒だが昼間は点灯要す。
坂が連続する。風が無く汗が噴き出す。ギアもいつの間にか
インナー×ローとなる。それなりに厳しい坂だ。
今回は初めてのルートで長い距離なのでいつもより荷物が多い。
先週の白木峰に比べて、水1.5リットル、ストック、軽アイゼン、
トレランシューズなどだ。これらをデイパックに背負ってきた。
お陰で自転車では腰が痛い。
最初は晴れていたが次第に雲がかかる。
途中でインフレ―タを忘れたのに気づき、安全運転を徹底する。
標高600mを超えると少し平地の明かりが見える。
中盤、緩くなるところもあったが全体を通して急な坂が続いた。
越道峠(標高89*m)到着。まだ暗く、碑の写真を取り下りだす。
パンクを避けるため慎重に下る。北又小屋に着いて登山口にある標識に駐輪。
登山準備をしてスタート。北又ダムに向かって階段を下り、赤い吊り橋を渡る。
暫く平坦な道を歩き、イブリ山の登りとなる。
標高差1000m余りあり、ここが最初のヤマだ。
広い道で落ち葉が堆積して足裏に優しい道だ。
それなりの勾配があるが登りやすい。下草も手入れされている。
猫又山辺りは手入れがされていなくて藪がすごいらしい。
登山道はある程度の人出と手入れが必要です。
1合目から山頂の10合目まで案内する木柱がある。
脚は軽く、どんどん標高を稼ぐ。
5合目は広場となっている。標高1300m位だ。
休もうかと思ったが写真を取り出発。左手に道があったがどこに向かうのか?
少し明るくなくなってきた。
植生が少し変わってきた。ブナの広葉樹林から次第に川底のような道が時折現れる。
尾根に出てくると、北側の山並みが見えてくる。
イブリ山手前で坂が緩み、少し高山みたいになってきた。
道が平坦になり、展望が開けるとイブリ山の山頂。
10合目の杭とベンチが広場に2基ある。
ここで初めて朝日岳、前朝日、長栂山の山並みが飛び込んできた。
山頂付近に雲がかかっている。展望はこの時点で諦めた。
なるべく早く山頂を極めた方が良さそうなので先を急ぐ。
虫がまとわりつくので急ぎ足。30m程下ると左手に池がある。
鞍部を過ぎると急な登りになる。
草の露が多くなりシューズと靴下がびしょ濡れだ。
スパッツを持ってくればよかった。
途中に鎖場があるが横からよく見て登れば問題ない。
この上が馬の背で、すぐにガレ場を過ぎ、木道が出てくる。
標高2000mを超えるとやがて高原となり、お花畑が目を楽しませくれる。
また、雪渓も出てきた。ここでストックを取り出す。
上部に進むと数回、雪渓を通過。高原にある雪渓で通過は不安なし。
前朝日手前からまた登りとなり、がけ崩れの跡を過ぎるとまた高原となる。
少しガスがかかってきた。ガスの中を進むと朝日小屋に到着。
身体が冷えて朝日小屋でトイレを借りる。
気温が下がってきたので長袖を羽織る。
朝日小屋を後に朝日岳へ木道の道を進む。やはり、山頂方面はガスに包まれている。
水平道(通行止め)分岐を過ぎると勾配が増すが、もう少しだ。
すぐに暑くなり上着は脱いでしまった。
雪渓を幾つかこなす。水場として利用できる沢もある。
高山植物もきれいだ。飽きることはない。
森林限界を超え、木の階段を進むと山頂であった。
風があり寒いが、南のガスが切れてきて、何とか白馬岳や立山・剣の山並みを確認。
僧ヶ岳の横に富山平野も見えた。
東の栂海新道分岐に行くと雨飾山などの山並みを確認できた。
ここで、おにぎり1個頬張る。
水もまだ残っているので問題なし。
待っても晴れそうにないので、写真を取り下る。
途中で高山植物パトロールの二人とすれ違う。朝日小屋に宿泊されているようだ。
挨拶して先に進む。
朝日小屋が近づくと山頂方面のガスが無くなってきた。残念だが仕方ない。
大分疲れがたまってきたので、登り返しでは脚が重い。
朝日小屋のベンチで一息入れる。黒部川が流れる平野部が良く見える。
帰りは標高差1000m以上の下りだ。標高2000mを切るとさすがに暑い。
イブリ山の登山道は木陰が多く助かったが、標高1000mを切って日向になると
暑すぎる。時間帯のせいだろうか、急に登りの登山者が増えた。
バスでも出ているのだろうか?
途中で草刈りで4名の方が作業されていた。ご苦労様と一言掛ける。
この方々のおかげで登山道が維持されている。
北又ダムにようやく着いた。ダムを見ながら赤い吊り橋を渡る。
コンクリートの階段はさすがに足が重かった。何よりも暑い。
止めてあった自転車と木陰へ移動して靴を履き替えたりする。
急に疲れが出たようだ。
自転車にまたがり、北又ダムを後にする。
すぐにたどり着いた沢の冷水で顔を洗うと生き返った心地。
越道峠まで緩やかな坂で上りやすかった。峠で写真を取りダウンヒル。
林道を横切る溝が切ってあり、ここにカバーがないところがある。
毎回所々速度を落として確認しなければならず、終始ブレーキングで疲れた。
食料)
ポカリスエット 1リットル
水 500
おにぎり 2個
アンパン 1個
ゼリー 2個
カロリーメイト 2個
柿の種 2袋
塩飴 5個?
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