本社ヶ丸(笹子駅からヤグラ経由)


- GPS
- 05:37
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,331m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
天候 | くもり一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス | 往路、復路)JR中央線「笹子」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に入り沢沿いを歩くうちに道迷い。 登ってくと2手にわかれるが、右側の本沢をさかのぼること。 |
写真
感想
「青春18きっぷ」を購入したので、ホリデー切符より安く遠くへ行けます。そこで、先週山旅を終えた「笹子駅」から、三つ峠山を目指すことにしました。
あいにくと、この朝は曇り空。笹子駅で降りたのは4人。残りの人は滝子山に行ったのでしょうかね。
林道を終点まで歩き登山道へ。渡渉を繰り返すうちに踏み跡が怪しくなってきました。それでも、薄い踏み跡をたどりながら上流へ....。沢筋の傾斜はそれほどでもありませんが、どうも右方向への分岐がありません。そのうちに、トレースはさらに薄くなり....ちょうど右側に稜線が見えましたので、崩れた谷筋から稜線方向へトラバースし、登山道に戻る作戦。しかし、崩れやすいトラバースをステップを作り、木の根にしがみつきながら歩いても稜線に戻れず....手前の沢で断念。同じように歩いた跡がありましたので、ここで迷う人は確かに他にもいることでしょう。
予定外の緊張と脚力を使い
「今日はこれでやめにしよう」
と考えながら下山すると、目の前に標識が....。登るときには見えない場所にあり、下ってきて初めて見える標識。これって、ここに標識を建てた人があまりに考えていないってことでしょう。
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目の前に正しい登山道が現れたので、やっぱり登ることに。
沢筋を離れると急斜面をつづら折れで登っていきます。やがて、送電線の鉄塔に出たときにパラパラと小雨が....。いつもとは異なりここで小休止。水分補給と、予定外に失われたエネルギーとやる気の補充です。鉄塔からはプラスティック製の階段を上りいったん林道に出ます。小休止した場所からは10分弱。いつもなら、こんなところで休まないのに。
ここで改めて地図を確認すると、主稜線までコースタイム30分。はじめはなだらかな登りですが、稜線に対して斜めに急な登りが続きます。20分程度でようやくヤグラという場所に着きました。ここからが、主稜線です。
主稜線はアップダウンが続き、少しずつ標高を上げていきます。角研山で再休憩。その時に気がつきました。
「サングラスがない!」
結局天候も思わしくなく、足にも疲労感が漂ってきたので、三つ峠山へ行って、さらにサングラスを回収にピストンで同じコースを戻るのは無理。当面の目標「本社ヶ丸」で折り返すことに。
角研山から少し下ったところでも危うくミスコースしそうな場所がありました。ここはすぐに気づいて戻れましたが、ちょっと標識が少ないコースですね。
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本社ヶ丸はなかなか奥深い山のようで登っても登っても行く手に頂が望めます。ようやく小高い丘に到着しましたが....三角点や山頂碑がありません。さらに下っていくと、地図にある南に開けた場所にでました。この場所から、唯一この日富士山を眺めることができました。更に下ると道は狭く険しくなってきたので、いよいよ折り返すことにしました。この時雨は本降りになりかけていました。
先ほどの小高い丘に戻ってくると、登山道わきの地面に置かれたプレートに小さく「本社ヶ丸 1,630m」
下りで初めて目に留まる看板。しかも直置きで、小さな字。
敗退の無念と疲れと雨から、テンション下がり続けて、下山開始。
ヤグラからの斜面の下り、鉄塔から下のザレたつづら折れは、ともに滑りやすく何度も転びそうになりました。慎重に下ること1時間ちょっとで、林道に。降りていて気付いたことは、このコースのタフさです。予定外の道迷いが原因の疲労感と思っていましたが、この急坂も原因です。稜線に上がってもきつめアップダウンと、長い本社ヶ丸への登り...。
でも、リベンジは絶対にしようと考えています。三つ峠へのピストンきつそうなので、やっぱり富士を眺めながらの縦走ですかね。
途中敗退でも、標高差は1,000mで、距離は11劼舛腓辰函まあ、13:00過ぎには降り切っちゃっていますが、そこそこの運動にはなったかと思います。
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