北海道百名山遠征その4 オンネトーから雌阿寒岳に登る
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 910m
- 下り
- 896m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:14
天候 | 小雨後曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オンネトー野営場から雌阿寒岳への登山路は、雌阿寒温泉からの登山路と比較するとマイナーな感じがした。途中、登山路が崩壊しており、登山路の付け替えが行われた箇所があり、雨天時は更に崩落が進む可能性もあるため、注意して通過したい。雌阿寒岳から雌阿寒温泉の間は、特に問題ない。雌阿寒温泉からオンネトーの区間は、通行者が更に少ないため、倒木もあり、注意して進みたい。 7/23は、夜から明け方にかけて小雨が降っていたため、登山路のハイマツ帯の間の区間はハイマツの露が衣服を濡らすため、雨具等の対策が必須である。 |
その他周辺情報 | 雌阿寒温泉の野中の湯で日帰り入浴 \500 国設オンネトー野営場 \350 |
写真
装備
個人装備 |
キャンプ用品は車にデポ
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感想
7/23は、雌阿寒岳に登ることにしたが、朝方は霧雨がふっていた。この日は、幌尻岳&トムラウシ山に一緒に登ったHさんと国設オンネトー野営場に幕営し、一緒に雌阿寒岳に登った。
5:00にオンネトーの登山口を出発し、エゾ松&トドマツの針葉樹林帯の中の登山路を登って行った。途中、登山路の路肩が崩壊している箇所があり、登山路が付け替えられていたが、今後の天候次第でまた崩壊する恐れがあり、注意が必要である。
7合目あたりから、ハイマツ帯の登山路となり、登山路の両側のハイマツには、前夜の雨とガスで露をたっぷり含んでおり、びしょ濡れになってしまうため、ストックで露払いをしながら登った。
やがて、阿寒富士への分岐に至ったが、ガスで阿寒富士は全く見えなかったため、予定を変更し、阿寒富士への登頂を見送り、雌阿寒岳を目指した。やがて、火口壁沿いの登山路になり、風向きによって時々硫黄臭がした。
7:44に雌阿寒岳山頂に到達した。山頂で記念写真を撮って、休んでいたところ、徐々にガスが晴れ始め、それまで全く見えなかった阿寒富士や雌阿寒岳の火口壁の内側が見え始めた。今回は、山頂に到達すると、天候が回復するという不思議なめぐり合わせを体験した。
山頂でゆっくりした後、8:22に下山を開始した。下山するにつて、ガスがかかったり、薄くなったりしており、山頂では雲海の上にでていたようだった。雌阿寒温泉口の登山路は、雌阿寒岳登山ルートの最もポピュラーなルートのようで、沢山の登山者とすれ違った。
下山時は、2時間弱で登山口まで下山し、その後、オンネトー登山口への周回路を通り、11:11にキャンプ場に帰着した。ここで、テントを撤収した後、雌阿寒温泉の野中の湯に移動し、登山の汗を流した。
その後、阿寒温泉に移動し、Hさんと今回の北海道の百名山の登山の仮打上げを行い、再会を約して、次の目的地の斜里岳登山口に向けて移動した。
matusanさん こんばんは
阿寒は森が深いですよね
行った時にびっくりしました
やはり道東という地がそう思わせるのでしょうか?
新たな友人とのお祝いも出来て、何よりの山行となりましたね
niiniさん、こんばんは!
阿寒は、本当に森が深いですね。旭岳から雌阿寒岳の登山口のオンネトーに移動した際、オンネトー到着が20時すぎてしまったのですが、真っ暗の森の中を車を走らせていると、もしここで車が故障したら、どうなるのかなーなんて思いながら運転していました。
雌阿寒岳への登山路の大半は、エゾ松&トドマツの原生林の中の道で、森の深さに感心して歩きました。深い緑の中に群青色の湖が見える景色は、自然の雄大さを実感しました。
今回の山行では、最初の幌尻岳で知り合った山友とその後トムラウシ山、雌阿寒岳と一緒に登ることができ、良い思い出となりました。山友は素晴らしいですね。
霧が晴れて垣間見た噴煙は活火山であることを猛烈にアピールしてきていて
写真を見てても恐ろしい気さえしました。
無事に登られてなによりです。
Teruterubozさん こんにちは。
雌阿寒岳は、活火山で登山路のあちらこちらに雌阿寒岳は活火山なので、異常を感じたり、検知した時は、素早く避難の行動に移ってくださいとの注意看板が掲示されており、登山路の途中でも風向きによって硫化ガスの匂いが漂ってきました。しかし、我々が登っている時は、ガスがかかっており、周囲の景色が見えないため、シューっという火山ガスの噴気の音が聞こえると余計不安も感じました。
でも、山頂に近づくにつれてガスが薄れ、雌阿寒岳の火口と阿寒富士の端正な山容が見え始めると、その雄大さに感動しました。北海道の山々は、自然が手つかずのままで豊富に残っており、訪れる登山者を感動させてくれます。
Teruterubozさんも、是非機会を見つけて、北海道の山々を訪れてみてください。
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