暴風雨の月山ピストン
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 02:57
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 840m
- 下り
- 831m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
何度か登山道と沢がクロスする箇所濁流が |
写真
感想
雨男疑惑復活...
前日の大朝日岳はガスっていたものの雨には
やられずにセーフでしたが、今度は本格的な雨。
行こうかやめようか、夕食を食べながら悩んでいましたが
取り敢えず登山口を姥沢変更し無料駐車場で車中泊。
駐車場には他には1台のみ。。
夜半から結構な振りの雨音に目が覚め、諦めモードでしたが
夜が明けるころから数台の車が上がってきて、
雨の中を出発していきますし、信仰の団体さんを乗せたバスも
上がってきました。
こんな雨の中を行くんだ〜 ってな感じでグズグズ迷い続けて
いつの間にか8時を廻っておりました。
ちょっとだけ雨が上がったタイミングを見計らって
まあ行ってみるかと、姥沢口ですがリフトを使わずに
登山道を行くことに。
走れればTOTAL時間もリフトコースとそう変わらないし
風雨の中で景色も見えないリフトにただ揺られるのは
モッタイナイし寒そうだったので。
まあまあ走れる登山道ですが、木道が多いので調子に乗ると
ズルッと滑りそうだし、おそらく誰も来ないだろうと思われるこのコースで怪我なんてしたくないしで、ユルユルと行きました。
途中何度か渡渉ポイントがあり(雨でなければ渡渉にはならない)
うち1か所は登りは足の甲まで、下り時は足首まで浸かるほどの
濁流となっていました。
で、最後の渡渉を終えるといよいよ雪渓が待っていました。
凍っているので滑ります。アイゼンは持っていませんので、
人が歩いた後であろう窪んでいる地形に歩幅を合わせて
緊張して登っていきます。
幸いにして大した斜度ではないし滑って転んでも滑落するような
感じでもないので何とか踏ん張り打つ、4回?だったか
雪渓地帯を抜けていきました。
雪渓を抜け、リスト駅との分岐から上の方は風が強くなってきました。
ようやくすれ違ったり追い越ししたりと、人とお会いすることが出来て
ホッとしていました。(お会いしたのは登山者っていうより信仰の方のような感じ)
そして頂上稜線にたどり着くといよいよ風雨が強まり暴風雨って感じ。
よろよろ山頂の小屋まで辿り着き、休んじゃうと出るのが嫌になりそうだったので、スルーして山頂神社まで行きました。
500円で御祈祷を受け、本宮参拝をして山頂バッチを購入したら
参拝者用の小屋で給水と衣服を整え10分ほど休憩。
下山に掛かりますが、ホント暴風雨ですよ。
団体さんには子供さんとか高齢の方も交じっていましたが
飛ばされそうな感じ。 立ち止まっています。
その横をバランスを取りながら抜かさせて頂き往路と同じく
リフト駅への分岐を横目で見つつ、雪渓の方へ進んでいきました。
下りの雪渓は登りよりもかなり踏ん張って前腿に緊張が溜まります。
よそ見をした一度だけ尻もちをつきながらも、何とか雪渓地帯を抜け
雨は止みましたが、不安だった渡渉箇所の水位は少し増えていた程度。
ガンガン降りていき、途中でパトロールか何かの方たちとすれ違い、上の渡渉箇所の様子をお伝えし、無事に駐車場まで戻って来れました。
駐車場から先に出発したであろうリフト組の方たちはまだ戻っていない。
独りで着替え室を使い、汚れたシューズやスパッツを洗って
一息ついてさあ帰路に、というところで隣の車の方が下りて来られた程度。
多分その方にしてみたら、まさか隣の車のオヤジは自分たちが出るころにはまだ着替えもしていなかったし、抜かれたと思ってないでしょうから
半日いて帰ったんだな位にしか思ってないはず(笑)
さあ、静岡までは長いです。
道の駅西川付帯の温泉でさっぱりし、のんびり休憩できました。
今年は梅雨明けからがパッとしませんね。青空と入道雲が待ち遠しい。
今週末は台風だし、またもや中止になりそう。
暑いのは嫌だけど夏らしいピーカンが待ち遠しいですね。
お祈りします
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する