瑞牆山(瑞牆山荘からピストン)
- GPS
- 06:02
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 957m
- 下り
- 955m
コースタイム
07:36 林道分岐
07:44 富士見平小屋(小休止)07:57
08:13 小川山分岐
08:18 天鳥川
09:32 不動滝分岐
09:38 瑞牆山山頂(大休止)10:15
10:21 不動滝分岐
11:19 天鳥川 11:30
11:40 小川山分岐
11:56 富士見平小屋
12:05 林道分岐
12:30 展望ポイント12:35
12:58 瑞牆山荘前駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘までの道路は早朝一部凍結している。スタッドレス必要。 瑞牆山荘から駐車場までは除雪されておらず、深い轍となっている。 轍が凍っていて上がれなかったので、スタッドレスの上にチェーンを捲いて上がった。 登山道の雪は深くなく、ワカンなどは不要ですが、急登で凍結している箇所があるので、アイゼンは12本爪がお薦めです。 不動滝方面のルートは踏まれておらず、胸まで沈む深い雪です。 |
写真
感想
東京に雪が降った。
なんとなくそわそわするが、仕事柄平日では山に行けない。
土曜日には予定が入っていたので、早めに切り上げることにして、急遽日曜日に山に行くことにした。
急な計画のなので、遠くには行けない。金峰か瑞牆か、人が少ないと思われる瑞牆山にした。
瑞牆山荘までの道路は除雪されている。所々凍結しているが、スタッドレスタイヤなら問題はない。
ところが瑞牆山荘から無料駐車場に上がれない。
上り坂のカーブで、轍が深く、おなかが支えそう。轍は完全に凍結している。
数回繰り返したがタイヤは空転するだけなので、スタッドレスの上にラバーチェンを履いた。
これで何とか上がった。
駐車場には5台の車があった。既に出掛けたのか、土曜日からの宿泊組か、人影はない。
左奥の部分が除雪されている。恐らく前日に止めた登山者が除雪したのか、有り難い。
AM7:00
一旦瑞牆山荘まで下ってから、登山道を富士見平に向け出発する。
程なく林道と交差する。この林道の先に瑞牆山がきれいに見える展望地があるが、林道にはトレースはない。
更に登ると、ベンチがあり目の前に瑞牆山が現れるが、樹木が邪魔で展望地とは云えない。
富士見平手前の水場は、雪の下で水が出ているのか分からなかった。
富士見平には、幾張りかのテントがあったが、小屋は無人のようだ。
さすがに富士見平、きれいに富士山が見えている。
ここで軽い朝食を摂ってアイゼンを装着した。
瑞牆山へのルートには、トレースが付いていた。前日のトレースのようだが、人は多くなさそうだ。
小川山への分岐はトレースが付いていない。
天鳥川まで来た。
雪と氷に覆われ流れはないが、僅かに水の音が聞こえる。
ここから瑞牆山への急登が始まる。
雪と氷のミックスだが、アイゼンの食いつきがよく、夏道よりむしろ楽に登れる。
前後に登山者の姿は見られない。
高度を上げてくると、樹木の間から展望が広がってくる。富士山には雲ひとつかかっていない。
不動滝の分岐から直ぐに山頂に飛び出した。
360度の展望が広がっていた。
この季節のよいところは、どこまでもクリアーな展望を満喫できること。
雲はまったく見られない。
山頂には40分ほどいた。
この間、一人の登山者も登ってこない。
ひえひえのビールと、あつあつのカップヌードル、質素ではあるが至福の時間を過ごした。
(下界ではこうはいかない)
いつまでも居たいが、冷えてもきたので下山することにした。
時間的に早いので、不動滝に下りられるか様子を見た。
分岐で写真を撮ってから、一歩踏み出した途端、胸まで潜った。
焦って雪の中でもがいた。足が何かを捉え、取り敢えずは止まったが、抜け出せない。体を持ち上げようとしても「ヌカに釘」状態。
思い切って右手にあった倒木の枝に飛びついた。
何とか抜け出したが、一人山中で抜け出せなかったらと思うと、ヒヤっとした。
不動滝コースで下りるのを諦め、来たコースを戻ることにした。
少し下りたところで、本日一人目の登山者とすれ違った。
彼も至福の時間を過ごすだろうな、っと思いながら、中腹で二人目の登山者、登り口で三人目の登山者にすれ違って、本日の登山者はこれだけ。
天鳥川のベンチでアイゼンを外していると、山頂近くで会った一人目の登山者が下りてきた。僅かな時間しか頂上にいなかったようだ。
富士見平を過ぎて、林道への分岐に来た。
ここから遠回りにはなるが、林道経由で瑞牆山の写真を撮って帰ることにした。
林道には鹿やウサギと思われる足跡のみで、人が通った形跡はない。
しばらく下っていくと、下からカメラや三脚を抱えた三人組が上がってきた。
長靴を履いているところを見ると、写真が目的のようだ。
展望地に来ると、瑞牆山がドーンとお出ましになる。
樹木などの遮るものは全くない。
何枚か写真にさめて、山頂をズームすると、岩の上に人影が見える。
いい時間を過ごしているようだ。
駐車場に戻ってくると、朝出たときと車は変わらない。
皆さん金峰山が目的のようだ。
さて、増富温泉だ、、、
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