赤馬ルート(中沢峠から下山)
- GPS
- 04:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 410m
- 下り
- 410m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:01
天候 | 晴れ時々曇り(猛暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:京王高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(1) 危険個所,不明瞭箇所はない。ただ,赤馬ルートの入口が民家の敷地内(立入可)にあるので,そこに至るまでの道のりは,やや分かりずらい。 (2) スズメバチその他虫に注意。 |
その他周辺情報 | 京王高尾山口駅すぐに温泉(極楽湯)がある。日中は,大変な混雑の模様。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
半ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
予備GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
着替え
|
---|---|
備考 | 虫よけスプレー |
感想
今回は,久しぶりのヤマレコへの記録のアップロードとなる山行をした。ややマイナーな赤馬ルートである。「赤馬」は「あこうま」と呼ぶ。このルートの入口は,相模湖駅から徒歩だと約1時間,神奈中バスを赤馬バス停まで利用するとその後徒歩約20分で到達することができる。駅から割と遠いので,ハイカーが少なく,マイナーなのである。しかし,踏み跡は極めて明瞭であり,里山情緒が漂い,気分の良いルートであると思う。私は,このルートを3年半前に歩いた。
ここで若干補足しておきたい。
赤馬バス停は,「津久井やまゆり園」の1つ先のバス停であり,今回も,やまゆり園の前を通った。静かできれいな住宅街に所在する。そして,同園でのあの極めて峻烈かつ悲惨な事件が生じてから約1年となる。登山道の一部をなす同園の前を通るハイカーの身としても,この事件に思いを致し,犠牲者の御冥福を祈るとともに,遺族及び関係者の快癒が進むことを望んでやまない。
さて,山行の感想であるが,今回は,とにかく暑かった。毎年,夏になると同様に感ずるところ,これ程暑いと,何もする気にならない。体が動かない。今回は,久しぶりのまともな運動(山行)であることと相まって,非常に息が切れ,途中ふらつきも見られるなど,歩行の体をなしていない程であった。5分に1回くらい,座り込んで休憩していた。
そういった体力面の事情を除けば,赤馬ルートは,大変歩き易い快適なルートである。栗の木や柿の木があり,秋は,木の実がたくさん落ちている。古くからの石碑や石垣があり,里山情緒というべきか,そういう良い雰囲気がある。前回は,雨の中,このルートだけを1往復半(下って,登って,さらに下る。)したことが懐かしい。
赤馬ルートの山頂側終点は,南高尾山稜の末端付近である。向かって左(北)は大垂水峠方面,直進(東)は大洞山,金毘羅山方面である。
私は,登山開始前は,ここを大垂水峠に進み,小仏城山に登り返すことを考えていたが,上述のとおり,バテバテであったので,結局,南高尾山稜を進み,中沢峠から下山する選択をした。大垂水峠から国道20号線をひたすら歩くという選択肢もあるが,日曜日昼過ぎでもあり車の往来が激しいこと,歩道がきちんと整備されていないこと等を考慮し,また,歩行距離が無駄に長くなることに鑑み,上記選択をしたのである。
午後4時台の南高尾山稜は,誰もいない。懐かしさを感じながら,緩やかな尾根歩きを楽しんだ。大分体は快調となった。
しばらく歩行を進めると,中沢峠手前の分岐がある。ここは,まきみちを利用した。すると,中沢峠の道標があり,左の「山下」に下山を開始。ここは,3年半前の雪山ラッセルの時にエスケープしたルートである。日陰であり,道はじめじめと濡れている。倒木や大きめの石が多いので,スリップには注意したい。
車道終点に到着し,そこからは,ひたすら歩く。国道20号線と概ね平行に歩くのである。国道20号線を歩くことに比べれば,楽である。しばらくすると,和食懐石料理店「うかい鳥山」の建物が続く。高級料理店ながら,冠婚葬祭関係を中心にいつも賑わっている。その後,国道20号線に入り,京王高尾山口駅に向かって歩みを進める。
午後5時過ぎ,京王高尾山口駅に到着。ハイカーというよりも,観光客でにぎわっていた。その後,JR高尾駅前のハイカー御用達の店「浅川食堂」で知人と待ち合わせをしているので,同店に向かい,遅くまで宴会を楽しんだ。
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