ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 122025
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

六甲全山縦走路【鵯越〜有馬温泉】

2011年07月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:55
距離
27.4km
登り
1,804m
下り
1,553m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7時33分鵯越駅-8時11分菊水山直登取り付き-8時39分菊水山山頂-9時7分天王吊り橋-9時40分鍋蓋山山頂9時50分-10時15分大龍寺-10時30分市が原10時35分-11時33分学校林道-12時20分摩耶山山頂12時50分-13時27分六甲自然の家-14時2分丁字が辻-14時22分記念碑台14時30分-15時0分ガーデンテラス15時10分-16時3分六甲山山頂-16時10分一軒茶屋16時20分-17時30分神鉄有馬温泉駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所なし。登山道はほとんど問題なく通過できた。

宿泊宴会があるので、なんとしても17時半に有馬温泉に到着する必要があった。本コースを試す絶好の機会と思って挑戦。前日から酷暑になることは予測できたので、荷物の軽量化に努めたが、宿泊の荷物で、ちょっと重い・・・非常食を少し減らし、水は1リットルでスタート。

今回は鵯越からということで、菊水山の直登はバテずに通過。ある程度体力を要したが、ペースをほどほどに維持して、できるだけ体力を温存。菊水山の山頂では、暑くなりつつあったが、耐えられる程度。時間の無駄ができないので、そそくさと鍋蓋山へ。天王吊り橋に降りる部分はかなり急。平時は大丈夫だが、雨が降ったり、その前に体力を損耗していると、ケガをする可能性がある。ケガがないこと、有馬温泉までつくことを最優先に降りる。

池を越えると、天王吊り橋はあっという間についた。鍋蓋山へは200メートル程度ののぼりとなるが、最初はツヅラ折り、そこを超えると緩斜面を進む。菊水山の直登と異なる点が面白い。ここは比較的楽であった。距離もあるので、あまり飛ばさず一定ペースで上がることを心がける。鍋蓋山頂で少し休憩。

鍋蓋山をすぎて市が原までの道はダラダラとした下りで、歩きやすい。太龍寺の自動販売機でサイダー500ミリ購入して、元気を補充。太龍寺以降は舗装路となる。日陰の山道はよいが、日向の舗装路はかなり暑くなってきている。今日の最高気温の予想は35度。市ヶ原の河原で顔を洗ったら、気持ちいい。

いよいよ市ヶ原から麻耶山へののぼり。温度が上がる前に麻耶山に上がる予定・・・少し気持ちがあせる。稲妻坂ののぼりが、今回一番ツラかった。とりあえず少しずつでも前進し続けることを心がける。学校林道以降の天狗道では平地もあり、少し元気が補充される。最後ののぼりを上がって麻耶山頂へ。山頂広場はあまりに暑く、トーストになりそう・・・日向には誰もいない(^^;) 水道で、頭と顔を濡らして、ちょっと復活。日陰のベンチに座って昼食。元気を補充。この時点でサイダー1本、水1.5本を消費。山頂でお茶1本を購入して補充、また別の水1本はおにぎり、サンドイッチとともになくなってしまった・・・

麻耶山からの歩行は問題なし。のぼりが時にあり、その部分は疲れるが、タイム的には余裕だったので、気持ちも余裕があり、快適であった。ただ、車道は死にそうに暑い。できるだけ、日陰に避難し、可能であれば、脇の山道を歩いた。山上では少し風があり、その分助かった。麻耶ののぼりでは風がなく、そういうことも多いに体力損耗に影響するもんだと思った。藤原商店でサイダーの300ミリ再度購入。高カロリーのサイダーが、よくないことはわかっているが、熱中症になるよりましか・・・元気を戻し、血糖値も上げた。

15時にガーデンテラス到着。ここから紅葉谷を通過して、有馬温泉に出る予定であったが、余裕があるので、六甲山頂を回って、魚屋道でおりることに変更。ガーデンテラスでも、とっても暑い。日向のベンチに座っている人はいない・・・

六甲山頂までの脇道はまずまず。のぼりがつらいときもあったが、車道は距離が長く、とても暑い。車道と山道、どちらを選択するかは、気候によって変わるかもしれないが、今回は側道を選択して正解であったと思う。

六甲山頂に到着したが、ここも暑くて誰もいない・・・山頂を降りるときに3人組と会う、それだけ。一軒茶屋で、休憩して、最後の下りに備え、靴のヒモを締め直した。

魚屋道はとても整備されたハイキング道で、急な下りもない。まさに快適で初心者にもぴったりであろう。有馬稲荷への道をとったが、こちらは少し狭い。倒木が2本ほどふさいでいたが、問題なし。有馬温泉駅にはちょうど17時半であった。


鵯越駅です。今日はここから出発です
2011年07月16日 07:32撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 7:32
鵯越駅です。今日はここから出発です
舗装路はすでに、かなり暑くなってきてます。ちょっと不安にさせられます。
2011年07月16日 07:43撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 7:43
舗装路はすでに、かなり暑くなってきてます。ちょっと不安にさせられます。
菊水山直登取りつきです。今までは、この時点ですでに疲れてましたが、今日は鵯越からですので、ヤル気マンマンです。
2011年07月16日 08:12撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 8:12
菊水山直登取りつきです。今までは、この時点ですでに疲れてましたが、今日は鵯越からですので、ヤル気マンマンです。
写真を撮る余裕もありました。
2011年07月16日 08:22撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 8:22
写真を撮る余裕もありました。
この石ころが出てきたら、頂上まであと少しです。
2011年07月16日 08:28撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 8:28
この石ころが出てきたら、頂上まであと少しです。
晴れており、神戸もよくみえます。
2011年07月16日 08:37撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
3
7/16 8:37
晴れており、神戸もよくみえます。
菊水山山頂、おなじみのNTT電場塔です。
2011年07月16日 08:37撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 8:37
菊水山山頂、おなじみのNTT電場塔です。
これから向かう麻耶山方面をのぞみます。
2011年07月16日 08:38撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 8:38
これから向かう麻耶山方面をのぞみます。
菊水山から見た鍋蓋山です。菊水山より30メートルほど標高が高いです。
2011年07月16日 08:47撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 8:47
菊水山から見た鍋蓋山です。菊水山より30メートルほど標高が高いです。
天王吊り橋へ向かう途中の池です。
2011年07月16日 09:04撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 9:04
天王吊り橋へ向かう途中の池です。
いよいよ天王吊り橋。今回初めてやってきました。
2011年07月16日 09:05撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 9:05
いよいよ天王吊り橋。今回初めてやってきました。
鍋蓋山にはこういった九十九折の道が最初続きます。
2011年07月16日 09:12撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 9:12
鍋蓋山にはこういった九十九折の道が最初続きます。
鍋蓋山山頂
2011年07月16日 09:39撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 9:39
鍋蓋山山頂
上は涼しげな木陰の多い、公園となっています。
2011年07月16日 09:39撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 9:39
上は涼しげな木陰の多い、公園となっています。
気温が上がり始め、神戸の街も少しかすんできました。
2011年07月16日 09:40撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 9:40
気温が上がり始め、神戸の街も少しかすんできました。
大龍寺への下り、快適な山道です。
2011年07月16日 10:01撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 10:01
大龍寺への下り、快適な山道です。
太龍寺の自動販売機。鵯越から、ここまで自動販売機はありません(補給は鈴蘭台下水処理場で可能らしいですが)。
2011年07月16日 10:13撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 10:13
太龍寺の自動販売機。鵯越から、ここまで自動販売機はありません(補給は鈴蘭台下水処理場で可能らしいですが)。
太龍寺です。初めて拝ませていただきました。
2011年07月16日 10:15撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 10:15
太龍寺です。初めて拝ませていただきました。
元気の素、炭酸ソーダです。麻耶山ののぼりの途中で無くなりました。
2011年07月16日 10:17撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 10:17
元気の素、炭酸ソーダです。麻耶山ののぼりの途中で無くなりました。
市が原です。デイキャンプが数組。顔洗って、手ぬぐいを濡らしました。
2011年07月16日 10:27撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 10:27
市が原です。デイキャンプが数組。顔洗って、手ぬぐいを濡らしました。
桜茶屋。人は多いですね。
2011年07月16日 10:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 10:35
桜茶屋。人は多いですね。
今回の核心部、稲妻坂。結構しんどいですが、ここを越えれば、あとは何とかなります。
2011年07月16日 11:13撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 11:13
今回の核心部、稲妻坂。結構しんどいですが、ここを越えれば、あとは何とかなります。
学校林道出合い
2011年07月16日 11:32撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 11:32
学校林道出合い
ここからは少し平坦な道が続き、気分的にも楽になります。
2011年07月16日 11:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 11:35
ここからは少し平坦な道が続き、気分的にも楽になります。
トーストされそうな、麻耶山上。兎に角暑い!
2011年07月16日 12:48撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 12:48
トーストされそうな、麻耶山上。兎に角暑い!
六甲山山頂方面を望みます。まだまだ遠いですね
2011年07月16日 12:59撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 12:59
六甲山山頂方面を望みます。まだまだ遠いですね
丁子が辻です。舗装路の厚さはこのあたりがピークでした。
2011年07月16日 14:01撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 14:01
丁子が辻です。舗装路の厚さはこのあたりがピークでした。
六甲山小学校方面に分かれます。
2011年07月16日 14:31撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 14:31
六甲山小学校方面に分かれます。
おなじみ。ゴルフ場の道くぐりです。何組かゴルフしておられました。好きな人には、気温関係ないんですね。自分も人のこと言えません。
2011年07月16日 14:42撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 14:42
おなじみ。ゴルフ場の道くぐりです。何組かゴルフしておられました。好きな人には、気温関係ないんですね。自分も人のこと言えません。
ガーデンテラス。
2011年07月16日 14:58撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 14:58
ガーデンテラス。
極楽茶屋跡。この右側に紅葉谷へ下る道がありますが、今回はそこは通りませんでした。
2011年07月16日 15:24撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 15:24
極楽茶屋跡。この右側に紅葉谷へ下る道がありますが、今回はそこは通りませんでした。
いよいよ六甲山山頂。誰もいません。
2011年07月16日 16:01撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 16:01
いよいよ六甲山山頂。誰もいません。
気温が高いためか、かなりもやっており、あまりきれいに大阪方面を望むことができません(ToT)
2011年07月16日 16:05撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 16:05
気温が高いためか、かなりもやっており、あまりきれいに大阪方面を望むことができません(ToT)
魚屋道への分岐
2011年07月16日 16:18撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 16:18
魚屋道への分岐
快適な山道。道幅も広く、斜度も適当です。気温も下がってきました。
2011年07月16日 16:53撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/16 16:53
快適な山道。道幅も広く、斜度も適当です。気温も下がってきました。
いよいよ有馬の街に、到着。
2011年07月16日 17:15撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/16 17:15
いよいよ有馬の街に、到着。
撮影機器:

感想

●このタイムだと、次回は宝塚へ降りることも可能であろう。

●菊水山をある程度の余裕をもって登ることができれば、何とか全山縦走も可能かも、という気がしてきた。

●菊水山の次に体力を要するのは稲妻坂。そこを突破すれば多少のアップダウンを覚悟しても、宝塚までの可能性はぐっと近くなる。

●早く秋に試したい、ちょっとは楽・・・かな?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3631人

コメント

お疲れ様でした☆
行って来られたんですね〜!
お疲れ様でしたっっ☆時間余裕ですね。すごいです!

わたしも今週末リベンジ予定ですp(^_^)q
見習って六甲最高峰まで行きたいものです!
2011/7/21 14:00
がんばりました!
ありがとうございます、Curley様

万全の体調で臨みましたが、とても暑かったです 鍋蓋山は初めてでしたが、Curleyさんの記録ごとく、とても注意してすすみました。とても参考になりましたよ。

有馬に降りたあとは宴会も待っており 、翌日は頭痛に襲われました。

今週は用事があり、家のまわりをうろつくことしかできません。何よりもケガと病気に気を付けてください  リベンジの成功をお祈りしています
2011/7/22 9:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
摩耶山から有馬温泉
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
トレイルラン 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
六甲キャノンボール
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [2日]
六甲全山縦走路
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
六甲縦走コース 第2弾
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら