富士山御殿場口
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,464m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は3個あり、トータル700台 WCあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は砂地。危険個所は、とくに無い。御殿場口駐車場から御殿場口登山道までが長く標高も低いので熱い。大石茶屋を除き、このルートに小屋もトイレも無いので、水分を多めに持参し、こまめに調節。 六合目から宝永山へのトラバース道は、地図にのっていない。道端にプリンスルートと看板があった。落石注意の看板もあったので、要注意。 大砂走りは、雪渓のようにかかとからザクザクと早く降りられて快適。登山靴によっては、かかとに砂が入るのでスパッツがあるとよい。大砂走り以外にもブルドーザー道があって下山に利用できるが、おそらく大砂走りの方が早く、足に負担も少ない。他人の歩いた時にあがる砂をかぶるので、マスク、ゴーグルは必須アイテム。 |
予約できる山小屋 |
御殿場口新六合目・半蔵坊
|
写真
感想
富士宮口のマイカー規制はお盆だけかと思っていたら、今は違うんですね。
水塚駐車場は数台差で入れず、西臼塚駐車場へ回れということで行ってみると
トイレが消えている。立て替えるにしても、なにもこの時期にせずとも・・・
御殿場口から登ることにして、また水塚前を通る。トイレには寄れるみたいだ。
駐車場奥のトイレは中国みたいになってた。詳しくは説明しない。手前のトイレ
は使えて良かった。
持ち物・装備について(大砂走り用)
スパッツ 必要だった。(持ってなかった)
マスク 必要だった。(持ってなかった。手拭いで代用)
ザックカバー あれば。(持ってなかった)
ゴーグル あれば。(持ってなかった)
水 1.5L (1Lではギリギリだった。食事の時の手洗いにも)
とにかく砂まみれになるので注意。
あと、このルートで大石茶屋から上にトイレはありません。
プリンスルート
2008年に皇太子殿下が通られたルートだそうな。
その日、朝の4時45分に起床した時には、富士宮口からの日帰り登頂を考えていた。富士山は、すでに登頂したもとがあるので、まあ、頂上にはこだわらないが、九合目の小屋で「おでん」でも食して帰ってこよう。と軽く考えていた。が、6時10分に水が塚駐車場に到着すると、すでに満車。西臼塚駐車場へ誘導された。次のシャトルバスは7時半だと聞いたとたんに萎えた。おでんよ、さらば。込み合ったシャトルバスと新五合目のごったがえし。。嫌いだ。いやだ。
自家用車で行ける御殿場口に初めて向かった。駐車場は、2/3くらいすでに車がいた。駐車場からは雲海が見えた。箱根か?気分爽快に戻り、二合目から歩き出すことにした。歩き始めの傾斜のゆる〜いブルドーザー道がたるくて、熱くて、熱中症になりそうで実にキツかった。周りの登山者も、心なしか辛そうである。登山道に入ってからは、風も出て、標高もかせげるので熱中症からは遠ざかった気がした。このころになると、砂地で足が疲れて、登山靴の若干のミスもあって、ほぼ、バリアフリーすり足状態。でも、まあ、山の冷たい風は心地よく、心肺機能はいっこうに疲れない。ただ、足が砂で疲れて思うように距離をかせげない。途中、足のトラブルのもとになった靴ずれ予防絆創膏をはがしたのが功を奏し、人並みに歩き出す。新六合目の休業中の小屋を越え、いくつか小屋の残骸のようなものを通り過ぎ、七合目の小屋で「おでん」かと思いきや、宝永山へのトラバースは、小屋より手前に突然現れ、左折して宝永山へ。大砂走りを快調に飛ばし、結局のところ、このルート唯一の登り始めの大石茶屋の「かき氷」の旗が見えたときには、嬉しさで走り出したい気分。
ルート上、最も美しかったのは、六合目から見た駿河湾や相模湾、大島も見えた。箱根や丹沢も。それと、上からみる二つ塚は、ボルビックの宣伝のようで美しかった。二つ塚周辺の広大なイタドリの草原もどこまでも続いていて大自然であった。砂走りでコロコロころがって遊んでいた子供の群もほほ笑ましかった。
頭のてっぺんからつま先まで、文字通り、砂まみれ。人間はもちろん、ザックも帽子も靴も丸水洗い。ザブザブ。庶民的かつ、若い人が多い気がした御殿場口。いつもと違う富士山の楽しみ方を知りました。
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