石鎚山トレラン(山頂成就駅in/out)
- GPS
- 03:59
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
・前夜20:30 東京八重洲(鍛冶橋駐車場)発の夜行バスで、翌9:00 愛媛県の松山駅前着 ・松山駅前で予め手配しておいたレンタカーを借り、一路石鎚山のふもとまで運転(所要2時間) ・石鎚登山ロープウェイ(往復1,950円)で、山麓下谷駅(標高455m)⇔山頂成就駅(1,300m)を往復 ・山頂成就駅が、今回のトレランの起点&終点 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂成就駅〜石鎚三山(弥山、天狗岳、南尖峰)の往復において、道迷いポイントはなし。ただし、「二の鎖」入口標識を見落とし、二の鎖は登りそびれた。。。 弥山(1,974m)から先(天狗岳1,982m、南尖峰1,982m)は、切り立つ崖の岩場。ざっくり、弥山で折り返す登山者が8割、天狗岳まで行く(+10分)のが1割、南尖峰まで行く(+10分)のが1割、といった感じか。見た目は怖いが、天狗岳までは親子連れもチラホラおり、慎重に歩けば、危険箇所はあまりない。天狗岳・南尖峰は「西日本最高峰」であり、ここまで来たなら、是非行くべき!(南尖峰には標識はない) |
その他周辺情報 | ロープウェイ山麓下谷駅の駐車場に「石鎚山温泉・京屋旅館」(日帰り500円)あり。酸性の白濁湯。脱衣場にあるキンキンに冷えた水(天然水を冷蔵しているとのこと)が激うま!旅館の方の承諾を得て、持ち込んだボトル(1.7L分)にこの水を詰め、翌朝の剣山登山に持参することに! |
写真
感想
東日本は軒並み悪天予報のため、狙っていた北アルプス・八ヶ岳・尾瀬のいずれも諦め、思い立った日の夜行バスで、一路四国へ。
はるばる四国へ行くからには、百名山2座(石鎚山、剣山)を登頂すべく、予めレンタカー(松山で借り、徳島で乗り捨てる契約内容で乗捨料金は+6,000円)を手配。まずは松山から2時間かけて石鎚山の麓まで車で移動!
普段は登下山にロープウェイやリフトは絶対に使わない派ですが、今回は下山後に4時間かけて徳島・剣山ふもとまで運転することも鑑み、ロープウェイで一気に標高差850m程度を稼ぎ、ロープウェイの終着点・山頂成就駅がトレランの発着点に。
山頂成就駅から山頂まで、標高差およそ700mですが、夜明峠までは階段地獄。おかげさまで、下りのトレランは階段を下る時間が長く、非常に走りやすかったです。
夜明峠から山頂までは、石鎚山名物の鎖場(一の鎖、二の鎖、三の鎖)のオンパレード!他の山で見かけたことのない、ワッカ付きの鎖で、ワッカにつま先をひっかけることで、登り下りともに安定感が得られます。巻き道もありますが、やはり登りは鎖場を使ったほうが、「石鎚山へ登った!」感が味わえると思います。
三の鎖を登り終えると、そこが第一の山頂(弥山1,974m)です。弥山には老若男女問わず、たくさんの人が休憩していましたが、ここから10分先の第二の山頂(天狗岳1,982m)まで向かう人は、ざっと1割程度に激減。まぁ、弥山から見える天狗岳とその先の第三の山頂(南尖峰1,982m)は、断崖絶壁の岩場で、パッと見の恐怖感はあるので、致し方ないのか!?。
弥山にザックを下ろし、軽装状態で天狗岳へ向けて再スタート!慎重に歩いても、10分程度で到達します!左方面(ロープウェイ方面)は、登山途中に何度も見上げてきてわかるように、切り立つ崖となっており、足を踏み外したら、恐らく助からないでしょう。小学生も親子連れで何名かトライしていたので、慎重に歩けば、必ず到達できると思います。なにせ、天狗岳と南尖峰(ともに1,982m)は、石鎚山のみならず、四国のみならず、近畿以西の西日本最高峰なので、弥山で折り返してしまうのは、いかにもモッタイナイと個人的には感じる次第。
南尖峰は、天狗岳から5分足らずで到達。標識も何もなく、正直天狗岳ほどの達成感、高揚感は皆無。ただ、南尖峰まで来て折り返すと、「石鎚山、完全制覇したぞ!西日本の最高峰に立ったぞ!」感が、とっても味わえます(笑)。弥山〜天狗岳〜南尖峰間は、とにかく焦りは禁物。ゆっくり、着実に一歩一歩を。
ちなみに、思惑通り、東日本と正反対で終始晴れ。天狗岳や南尖峰から四国の山塊を見渡せたことで、モチベーションはアゲアゲです!
三の鎖、二の鎖は下りにも利用しました。登りと違い、更なる慎重さが求められますが、岩場か鎖のワッカのいずれかにつま先を引っ掛けながらゆっくり下れば、特に難しくありません。景色は絶景につき、スリルは相当味わえます。
夜明峠を過ぎると、林間の階段ばっかりで、面白みはありません。トレランとしては、スピードが出せて面白いコースではありますが。
途中で、ほら貝を吹くおじさまや、歩荷(ぼっか)のおじさまにも出会え、かつ山頂(南尖峰)でお互いに写真を撮り合った、香川から来た青年と意気投合し、下山後の石鎚山温泉で再会でき、山にまつわる風呂トークまでできたことで、石鎚山登山の思い出の幅が拡がりました。
徳島・剣山までの150km、4時間の道程において、愛媛県西条市の花火大会があり、花火を観れたことも収穫。剣山のふもと到着は深夜24時の直前。翌朝は3時起床でご来光狙い!慌しい1日となりましたが、とにもかくにも「晴れ」だったので、よかった!
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