オニヤンマとヌカルミの先に守門岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,173m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨のせいも有りましたが、とにかく粘土の滑りやすい登山道です。上りで二口登山口から入り、下りは階段のある保久礼登山口に降りた方が楽のように感じました(階段の上りは歩きにくいのではと思います)その代わり二口登山口に戻るには舗装路を1時間弱歩くことになります(ちなみに保久礼から舗装路途中までの間道がありますが悪路です) |
その他周辺情報 | 守門温泉が途中にあります(今回は休憩だけしたけどお風呂に入らず) |
写真
感想
前日に二口登山口駐車場で車中泊、朝6時に保久礼登山口に向かって舗装路を歩き始めた頃は雨も降っておらず、舗装路からの登山道分岐辺りで霧雨から小雨に変わってきました。樹林の中のぬかるみを抜けて保久礼避難小屋に着いた時はとうとう土砂降りになってしまい、カッパを用意しながら撤収を決意、舗装路を1時間歩いて二口駐車場に戻りました。まだ8時でしたがあきらめて車を走らせ、目に付いた守門温泉で風呂にでも入ろうと9時開館の休憩室で一服していると、空が明るくなるではありませんか、10時からの入浴券を払い戻しして慌てて二口登山口に引き返しました。
(受付の方には申し訳ありませんでした)
快晴とはいかないものの雨は上がっているので、予定とは逆ルート(二口登山道直登)で登山を再開しました、やっとスタート。
護人清水で冷たい水を補給、里へ降りて緩んだ気持ちもシャキーン。登山道を上り続けてしばらくで一旦道はなだらかになり、時々日が差すブナ林は最初は軽く、徐々に勾配がきつくなりました。頭の上が急に明るくなりいきなり滝見台に出る。オニヤンマが悠々飛ぶ中で遠くの滝を見ながらしばらく休憩。尾根に沿った岩のアップダウンを繰り返しながら最後の登りに取り掛かります。粘土の中の登山道は朝の雨を吸って滑りやすく(これは保久礼への下山の時も同様で、この山は粘土で出来ているのかと思うぐらい)
眺望も無い藪の中の道、我慢の登りが続きました。
やっと出た大岳分岐で地元の方としばし談笑、今年は天気の良い日がなかなか無いけれど、7月はここから大岳までの登山道に姫小百合を見に来る登山客が多いとの事でした、その頃来たいものです。
雲の中を進む道には青いリンドウやゴゼンタチバナの赤い実が所々で見るようになりました、そういえばここまでくるのに目に付いたのはオオカメノキの赤い実ぐらいでで花はなかったな〜。
木段で青雲岳から先の緑の草原を下ると、袴岳の山頂に着いた頃からガスが切れ、とうとう今日初めてのご褒美の青空が見えました、いや〜守門温泉から登りなおして良かったです。
登るまでに苦労した今日の守門岳だけに山頂ではゆっくりしました(天気が良ければ越後三山、会津駒ヶ岳〜尾瀬の山々ぐるっと見えるんでしょうが、そこまでの眺望はありませんでした)
大岳分岐まで慎重に歩いてきたところ、分岐の先ですってんころりんやっちゃいました(背中のバッグがクッションになって体はセーフでしたがバッグは泥だらけ・・・)
鞍部まで下ってから最後の登りで大岳山頂に到着、巣守神社様にご対面しました。ここでもオニヤンマが飛んでいましたが、今日一日オニヤンマが視界から消えたことは無かったです。縄張りがあるので群れる事は無いですが佃煮状態でした。
保久礼登山口までは粘土の中の下りが続きました、階段に出てからは焼く30分で保久礼避難小屋へ到着、暑い西日が差す舗装路を充実感いっぱいで二口登山口まで戻りました(この道を2回歩くとは思わなかったです)
アクシデントを受け入れるのが自然との付き合い方だと実感した一日でした。
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