利尻山(鴛泊コース)



- GPS
- 09:30
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース 9合目からのザレ場は登りも下りもかなり滑ります。 水場 水場は登山口すぐの甘露泉のみ。沓形コースは水場なし トイレ トイレは登山口に簡易水洗トイレあり 携帯トイレブースは6.5合目、避難小屋、9合目など多数あり 前日の宿 登山口とは反対側の仙法志にある「島宿はまだ」 鴛泊の宿が満室でもここは穴場でかなりの確率で泊まれるかも? 送迎は朝4時以降で人数に関係なく片道千円、往復で2千円 ちなみにフェリー乗り場への送迎は無料 温泉 温泉は登山口から30分ほど下った所に利尻富士温泉(¥500)あり 登山者用に靴の泥を落とす洗い場あり その他 島の日差しは強烈で半袖で登っていた旦那さんは 一週間たった今現在水ぶくれ状態 男性は帽子をかぶらない方が多いが休憩でよく一緒になった帽子をかぶらない 軽装の男性はみるみる真っ赤になりあっという間にバテバテ 島の日差しをなめてはいけません! 山の基本ですが、必ず長袖に帽子をかぶって日よけを徹底しましょう |
写真
感想
前泊地は登山口とは反対側の仙法志。
本当は鴛泊に泊まりたかったけど、連休中で満室だったため
仕方なしに仙法志に泊まったが、とても静かで
もともと素泊まりの宿だったこともあり、台所や冷蔵庫も自由に使え
登山者にはいたれりつくせりの環境に大満足。
ウニ漁の漁師さんがやっている民宿なので
夕食には結構な量のウニがついてくるのが嬉しい。
朝4時に宿を出発し、30分ほどで北麓野営場に着き
そこで朝食として出来立てホヤホヤのおにぎりを頂く。
さすが利尻だけあって昆布の佃煮のおにぎりがとてもおいしかった。
トイレは簡易トイレが5台ほどあり、
私が入ったトイレはなんと水洗で驚いた。
ちなみにそれは一番左端のトイレ。
5時に登山口出発。
10分ほどで甘露泉に着き、そこで水を汲んでから分岐へ向かう。
鳥のさえずりを聞きながらゆるーい傾斜を登っていく。
このあたりは単調で高度も稼げないのでちょっともどかしい。
出発から2時間弱で6合目に到着。
礼文島が望める絶好のロケーションで写真を撮っていたら
ある人が「なでしこジャパン優勝したよ」と聞きみんなで盛り上がる。
6合目からはやや傾斜がきつくなるが、やっぱり高度が稼げる急勾配が好きなので
8合目までほぼ休憩なしでガンガン登る。
8合目からの利尻山の眺望はすばらしい。
左斜面には雪渓とキンパイの群生が広がり
これから登るぞという気分をさらに盛り上げてくれる。
1時間弱で9合目に到着。
携帯トイレブースの横に「ここから正念場」と書いた
看板があり、気合を入れなおす。
この広場はベンチがあって休憩するのにとても助かる。
登山者が多い場合はきっと奪い合いだろう。
登頂前最後のエネルギー補給をしていたら、
二人組みの女性が携帯トイレブースに一緒に入っていき、
なぜだか中から大爆笑が聞こえてくる。
携帯トイレを初めて使ってやり方に苦戦したのかよくわからないが
トイレから大爆笑が聞こえてくるのは不思議な感じ。
なにも二人で入らなくてもいいのに…
9合目からはザレザレの道で登っても登ってもずりずり落ちる。
登山道の崩落が問題となっているとは聞いていたが
なるほど確かにこれは歩きづらい。
途中沓形コースとの分岐を通り過ぎ、9合目から約50分で登頂。
山頂は狭いので登山者でいっぱいだ。
頂上にも花がたくさん咲いているので写真を撮ったりお弁当を食べたりして
約1時間過ごす。
下山はかなり暑い中の行動で
熱中症で足がつってしまい動けない登山者が2名いた。
こまめに水分補給しながら下っていくが6合目からがダラダラ長く結構つらかった。
約3時間半で甘露泉に着き、乾いたのどを潤す。
みんな暑さで水が足りなかったのか、次々と下山してきた登山者が
甘露水をがぶがぶ飲んでいた。
ここの水は本当においしく、明日の礼文散策用に
3リットルぐらい汲んで持ち帰る。
ここから30分ほど下ったところに温泉があるのだが
普通の道路は登山後の足には辛い。
ただ最近足にやさしい歩道ができたらしく、
確かにアスファルトの道路に比べたら歩き易く
10年前に登ったダンナさんは「昔より歩き易い」と言っていた。
ようやく温泉にたどり着き、汗を流してから
宿の方に温泉まで迎えに来てもらう。
ちなみにこの温泉前から宿のある仙法志までバスで帰ることもできるそうだが
いったい運賃がいくらかかるのか…
島のガソリン代はとにかく高い!
風の強い山だと聞いていたが今回はほとんど無風で暑かったので
2リットル持っていった水がぎりぎりだった。
水場も登山口にしかないのでかなり多めに持っていくことをお勧めする。
登山前日まではずっと雨で寒かったそうだが
この日は晴天に恵まれ、登山者も少なく快適な登山となった。
ただ家に帰ってきてから「あっ、リシリヒナゲシ咲いてたっけ?」
と探しもしなかったこと後悔・・・
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