神室連峰の名峰 火打岳:また復路に晴れ
- GPS
- 08:12
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
天候 | 雲の中、のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
[林道情報] このコースではないが、根の崎口、大又口、西の又口への林道が9月9日現在不通になっているようだ。その後10月5日に復旧したそうです。 詳しくは、やまがた山(山形県山岳情報ポータルサイト) http://yamagatayama.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
神室は峻嶮な山だが、登山道の手入れが良く、全く危険はない。むしろ歩き易い。 |
写真
感想
今週末は高気圧に覆われて、東北南部は山も良い天気らしい。先週の結果がまあまあだったので、ちょっとチャレンジングではあるが、神室連峰の火打岳を親倉見から往復してみることにした。以前から行きたかったのだが、昨年、杢蔵山から特徴的な山容を見て、今年こそと思っていた山だ。
平地は予報通り、早朝から晴だったが、鳴子を経て国道47号線を最上町に入ると、神室方面は山に雲が架かっているではないか。47号線を鵜杉駅のところから上鵜杉方面に入るが標識はなし、道路も狭くて見逃しがち。でも、入るとまっすぐ5劼如⊃徳匕の火打岳登山口に着く。火打岳登山口の標識の道路反対側に登山者用駐車場あり。
登山口では上空は晴れているのだが、山には雲が架かっている。登山口から林道を少し歩き、杉林に入るとすぐに左側に登山口の鳥居、ポストがある。よくあるパターンの植林の杉林を行き、登りにかかり、尾根に出る。最初は緩いが徐々に急になり1合目になる。1合目から少し登って、尾根の左側をトラバース、最初の岩の所にロープがある。トラバースが続くが、また急坂となり、2合目になる。また登ると、直進が薬師原、右が火打への分岐となる。また登っていくが、尾根右側のトラバースが続く。4合目を過ぎると尾根に乗り、池がある。この辺りから尾根上のブナ林の中を緩い登りとなる。5合目もそれが続くが、目立つ4本ブナがある。6合目から樹林帯の中の急登が続くが、この辺りから今日は雲の中に入ってしまった。8合目まで来ると槍ヶ先まではもう少しである。9合目はまだ樹林帯であるが、山頂直下で低い灌木帯となる。槍ヶ先では周囲は何も見えなかった。ここから急峻な東側の谷を臨む開けた稜線が続くのだが、何も見えない。でも、稜線上の道は神室特有である。岩は少なく、土が露出している所も多くはない。登山者が少ないのだろう、道に高山植物の花が咲いている所もある。ここから火打岳まで小さいアップダウンはあるだろうが、大きい登りは中先、大尺山、火打岳の3か所だろう。忠実に稜線上を辿っていく。下ると周辺が見えたりするようになったので、徐々に晴れてくるかなと思ったが、結局、火打岳まで晴れることは無かった。
火打岳で少し待ってみたが、精々火打の北峰しか見えないので、帰りに向かう。と、雲が上がってきて、先ず大尺山への稜線が見えてきた。更に中先、槍ヶ先へ向かう稜線も見えてきた。陽が当たると暑くなってきて、ここを登り返すのかと思ってしまう。大尺山で、一番雲が無くなっていたので神室連峰南部の全容を見ることができて良かった。槍ヶ先では、火打岳はまた雲が架かってしまっていたが、南方面の烏帽子山、八森山、杢蔵山などは、まだ晴れていた。槍ヶ先からの下りは割と歩き易かった。親倉見から火打岳のコースは急峻な山容なのだが、登山道の手入れが良く、全く危険が無い歩き易い道である。特に笹はすぐに伸びるので手入れをされているものと思う。有難い。
今日は午後から雲が上がって神室特有の稜線の眺望が得られて良かった。今日は最初からストックを使ってみたが、このコースを踏破できたので、やや回復したかな。この時期の火打岳は登山者が少ないと思ってはいたのだが、久し振りに、今日は一日中誰にも会わない山行となった。
コメント
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kyenさん コンニチワ
いつも精力的に歩かれていますね。
熊野でニアミスしたmaki2015です。
火打岳のレコを懐かしく拝見いたしました。
ガスが切れて火打岳のスカイラインが見れて良かったですね。
何と言っても、細尾根のこの景色を見なければ‥‥
頑張って歩いても価値が半減すると思って見ていました。
これからの紅葉の季節も良いですが、
6月中旬のタケノコのシーズンも中々良いですよ。
背負って降りられなくなる程採れます。
槍ガ先〜烏帽子周辺がお勧めです。
makiさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
確かに、往路はほとんど何も見えなかったし、険しい尾根の割に道の整備が良いのでこのスカイラインを歩いている実感がありませんでした。帰りは眺望が得られて本当に良かったです。タケノコのシーズンですか。最近は、タケノコ取り=クマを連想してしまいます。少し雪が残っていると景観も素晴らしいでしょうね。
朝日連峰は30数年前に大朝日から以東岳まで縦走したことはあるのですが、長いブランク後の、山再開ですので、まだ小屋泊りも果たしていません。makiさんのホームグラウンドの天狗角力取山、天狗小屋にも行ってみたいのですけどね。
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