〜 皇海山、クラシックルートに挑戦!〜
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- GPS
- 14:01
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,587m
- 下り
- 2,573m
コースタイム
- 山行
- 12:19
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 14:02
3:00 銀山平
3:55 一の鳥居
5:00 庚申山荘
6:25 庚申山
8:45 鋸山
10:10 皇海山
12:25 六林班峠
15:30 庚申山荘
16:25 一の鳥居
17:00 銀山平
※一の鳥居までの移動は自転車です
合計14時間 総距離30.16繊 〜躱緇2613m (そんなにあるか??)
天候 | 一日中晴れたり曇ったり。山頂付近では快晴だったのでOK。 2:45で気温は15℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ●銀山平→庚申山 林道歩き&一般登山道なので特に問題なし。ただ庚申山の山頂近くがちょっと迷いやすいので基本的に高い方に向かっていけば山頂に着きます。 ●庚申山→鋸山 前半にちょっとしたやぶ漕ぎあり。踏み跡が分かれている場所があるのでそこはちょっと迷った。後半は鎖&ハシゴのオンパレード。自分の体重を支えられる位の腕力がないとちょっと厳しいかも。晴れていれば素晴らしい景色を楽しめる。 ●鋸山⇔皇海山 鋸山直下のロープがちょっと大変だがあとは一般登山道なので問題なし。 ●鋸山→六林班峠 山と高原地図には普通の登山道と表記してあるが今の現状は破線ルートが妥当。標識やテープはあるのだが足元が全く見えない程に笹が生い茂っているのでGPSで確かめながら歩かないと遭難してしまうレベル。あとこの区間は倒木が多い。笹で全く見えないので何度もすねをぶつけて痛い思いをした。 ●六林班峠→庚申山荘 六林班峠周辺はこちらも足元が全く見えない程に笹が生い茂っている。中盤は笹が薄くなるが道が狭く、笹でちょっと足を滑らせると谷底に滑落してしまう。自分も一度転んで滑落しかけたが笹をつかんでなんとかセーフ。 ※鋸山⇔庚申山荘間はGPSは必須かと。一度ルートロスしてしまうと背丈以上の笹が茂っている所もあるので回りが全く見えない状況になってしまう事もあります。 |
その他周辺情報 | 下山後に『サンレイク草木』で汗を流しました。500円。 ホームページはこちら。 http://sunlake-kusaki.net/ |
写真
装備
備考 | ■山バッジ情報 自分は以前『南郷温泉しゃくなげの湯』で皇海山のバッジをすでに購入しています。陳列されていませんので会計の所で申し出ると出してくれて購入出来ます。500円でした。 その時のレコ。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-988998.html |
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感想
何年も前から温めていた計画でしたがようやく実行する事が出来ました。
去年は庚申山まで下見にも行きましたからね。
その時のレコ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1013255.html
いつものように前日の18時過ぎに自宅を出発して日光経由で21時過ぎには銀山平に到着して車中泊。静かでぐっすり眠れました。
明けて翌日は星も綺麗に見えていい天気になりそうな感じ。
自転車を押しながら真っ暗な林道を進みます。1時間ほどで一の鳥居に着いてここからようやく登山開始です。庚申山荘までは一度歩いた事があるのでヘッデンの明かりだけでも問題なく登れました。
庚申山荘→庚申山間は下見で歩いているのであっさりと庚申山先の展望ポイントまでたどり着きました。
下見はここまでなのでこの先どのような道が待っているのかドキドキしながら進みます。一部分かりにくい所もありましたが、危険ポイントに到着。ここからはストックをしまって手足をフルに使って登ります。
鎖・ロープ・ハシゴと次々に危険個所が出てくるので気が抜けません。しかし天気は良かったので景色を楽しみながら登る事が出来ました。
最後に長い鎖を下りて樹林帯を抜けるとそこは鋸山の山頂でした。山頂からは最終目的地の皇海山がよく見えます。
少し休憩したら不動沢のコルまで急な斜面を下ります。その途中で初めて登山者とすれ違いました!
不動沢のコルから先はそこがこの長い山行の目的地なのではやる気持ちを抑えて登ります。そしてようやく皇海山の山頂にたどり着きました!
噂通りに展望はありませんがそんな事よりここまでたどり着けた達成感の方が勝っていました。が、長い下りの事を考えるとのんびりしていられないので早々に鋸山に引き返します。
さて、ここからがこの山行の核心部だと思います。最近のレコでは笹が凄いという情報でしたが、行ってみて絶句・・・足元はおろか背丈以上の所もあり前も見えないような状態でした。
しかも悪いことに倒木がゴロゴロしていて足元が全く見えないのですねを何度もぶつけました。帰って見てみるとあざになっていました(泣)
そんなやぶ漕ぎを1時間ほど続けてようやく六林班峠に到着。
六林班峠から先でこの山行最大のミスをしてしまいます。庚申山荘と矢印の書かれている方を見てみると、うっすら踏み跡があったのでそちらに進みましたがこれが間違い。少し進んでGPSを見てみると登山道とは違う方に行っていました。
そこからGPSを見ながら正規ルートに戻ろうと頑張りましたが笹が背丈以上に生い茂っていて全く進めません。なんとか正規ルートに戻れましたがさまよっていた40分間は『遭難』という文字が何度も頭をよぎりました。
正規ルートに戻ってからは分かりにくい所も少しはありましたが、なんとかクリアーして庚申山荘に戻ってきました。
庚申山荘では明日、鋸山に行くという登山者に六林班峠の様子を尋ねられたので写真を見せながら詳しく説明し、十分に注意するよう助言しました。
そしてなんとか明るいうちに一の鳥居まで戻ってきて、ここで自分と同じルートを歩いてきたという登山者と遭遇しました。なんと自分より2時間30分も遅く出たのに追いつかれてしまいました。早い、早すぎる・・・
その方も六林班峠で迷ったみたいであそこの藪はヤバイと盛り上がりました。
あとはデポしておいた自転車で銀山平まで戻りました。
今回の教訓
〜迷ったら迷ったと思う所まで戻る〜
よく言われる事だけどその場になってみると焦ってしまいなかなか実行できない。
収穫としてはこのロングコースを歩いて終盤に40分も藪漕ぎで無駄に体力を使った割には最後まで歩きとおせたので体力・持久力はだいぶついているのかなと思う。
PORCOさん、こんばんはNobu00です。いつもmocha-beatさんとの山行拝見してますが、この時は単独で、皇海山ですね。
私も皇海山このルートで上りたいなぁと思って、参考となるレコ探して、このレコ見つけました。
上りの急登、岩、鎖はともかく、六林班峠付近の藪で、一歩間違うと遭難、滑落の恐怖。レコを拝見しているだけで緊張しちゃいました。(>_<)
GPS持ってないのに、読図も初心者の私じゃ、太刀打ちできないなぁと諦めました。
もし登る気になった時は、上りルートのピストンにしようかと思います。いつになるか分かりませんが、その時はこのレコを参考にさせていただこうと思います。
Nobu00さん、はじめまして。コメントありがとうございます
六林班峠付近は何年かに一度登山道を整備して、藪を刈る時があるみたいなのでその時でしたら問題なく通れると思いますよ。
GPSはスマホにヤマレコMAPを入れて持っていきましたがこれが大活躍でした!今は登山でもスマホが欠かせない時代になりましたね。
挑戦される時はお気をつけて
自分が参考にしたレコ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-662385.html
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