備前楯山〜庚申山〜皇海山 六班峠 クラシックルートをゆく / 足尾山塊

2017年09月09日(土) ~ 2017年09月10日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 30.5km
• 登り: 2,451m
• 下り: 2,526m

コースタイム

コースタイムは写真にちょこちょこ入れたから
そっち参照。

天候

晴時々曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

庚申山の岩場はよく整備されているので、気をつけていれば問題ない。庚申山荘から鋸山へ向かう間の笹薮が迷いやすい。鋸山までの鎖場はあまり良くないので、足元しっかり決めて降りるようにしましょう。六林班からの笹薮はよくかきわけて踏み跡をたどれば迷わなかったが、どうかきわけても、足元にかくれた倒木や枝に二、三回は向こう脛ぶつけることでしょう^ ^イター
ここを通る人の宿命です。
晴れていれば踏み跡明瞭で私には迷う要因がわからなかったけど、ガスったら確かに笹薮で迷うだろうな(^^;) 鋸山に限らず、庚申山の岩場も悪天候では滑って危険。
ちなみにルートの難易度より、落ちたらまず助からない率が高いから、群馬の一般ルート難易度ナンバーワンになってるらしいです。

その他周辺情報

本来は国民宿舎かじか荘で日帰り可ですが、この時は改装オープン前では入れず。
私はわたらせ渓谷鉄道の水沼駅にて^ ^

写真

9/9 18:39

こんなロマンチックな雰囲気に。
楽しく山の話をみんなでしながら、軽く一杯。
楽しいひとときでした^ ^

9/9 7:22

7:21 仕事から直行、前夜雀宮駅の安いお宿に泊まり、日光に来ました。ここから足尾方面のバスにのります。
バス停の場所を交番で聞いたら、1人なのか？！ビバーク用具は持ってるか！何年登山やって？んだと職質並みに問われた。。。
というのも、7月に単独の男性が同じ皇海山で遭難したからとのこと(-.-;)いやん。

9/9 8:06

足尾のバスを赤倉で下車。有難いことに、トイレあり、助かります！！
ここから林道を1時間くらい。

9/9 9:02

9:00 備前楯山の駐車場あり。ここも簡易トイレがあり、助かります！！！

9/9 9:12

ターミネーターじゃないぞ。
歩いてみた。
駐車場ひろーい。でもキャンプ禁止よ。

9/9 9:47

さくっと1時間半弱で山頂。
9:45
簡単に登れて360度の展望♪

9/9 9:50

これから向かう皇海山がちんまり見えます。
遠いわ小さいわ。

9/9 9:51

足尾銅山にやられた爪痕も、ずいぶん修復されてる模様。

9/9 10:44

下山し2時間くらい車道歩き。
疲れたー。
国民宿舎前に、例の遭難した男性のことが貼られていました。
10:44

後々泊まった山荘で聞いた話。
どうやら車の遺留品から、前日まで何日か、日光近辺の山をいくつか登り、この下の民宿に彼は泊まったようである。車を民宿に置かせてもらって庚申山皇海山を縦走したらしい。3日経っても戻らないのでおかしいと思った民宿の方が通報された。
彼は登山届は出してなかったそうだ。
その日は雨。。。この山はただでさえ遭難が多いが、特に雨だと岩場で足元が滑りやすくなり、非常に危険になる。滑落した時は傾斜がきつく助かる確率が低い。
しかしこの縦走はあまりに範囲が広い。彼がどこで滑落したかとか、遭難したか、登山届がない為どこをどう探せばいいか判断つかない為、一般的なルートを4日間探したものの、それで打ち切られたとのこと。

皆様登山届は必ず出しましょう！！

9/9 10:50

銀山平のキャンプ場。お休み中らしい。
誰もいません。水も出ません。

9/9 11:04

ここは今休業してるとのことで、お水が出ませんでした。
トイレは使えました。助かります！！！
スミマセン場所借りて、お昼にラーメン作らせて頂きました！

9/9 11:20

11:20 国民宿舎かじか荘は、10月初旬にオープンらしいです。今頃大賑わいかな？

9/9 12:21

登り始めると、木々にこのマークがちょいちょい出てくるようになります。
今後このマークと長いおつきあい。
反射鏡なので、ヘッデンのライトで光り、夜明け前は助かりました ^ ^

9/9 12:46

途中たくさんの奇岩が出て来て、飽きさせません♪

9/9 13:08

説明書きのある所もあり。

9/9 13:11

名も知らぬお花もちらほら

9/9 13:29

じゃーーーん！！！聖剣！

9/9 14:06

14:05 さてここからお山コースのはじまり。
岩場にはしごやら鎖やらたくさんでてきますよ！

9/9 14:12

たまに微妙なところを通過したり

9/9 14:17

吊り橋とか

9/9 14:24

ハシゴを下り

9/9 14:30

ナイフリッジとか。

9/9 14:35

まぁでもよく整備されてて、気をつければ大丈夫でしょう。

9/9 14:38

なんと、隠れミッキーも！！！
いや、キノコです(^^;)

9/9 14:44

こんな奇岩まで。すごいです！

9/9 14:49

岩壁も迫力あって圧巻☆

9/9 14:53

また名も知らぬお花がかわいい

9/9 14:59

胎内くぐりみたいな

9/9 15:01

当然お参りもかかさず

9/9 15:01

ちょこっと怪しいトラバースもなんのその

9/9 15:13

まだお花のある時期で良かった

9/9 15:39

15:40 やぁーっと庚申山荘に到着しました。

9/9 16:15

誰もいなかったらこわいなーと思ってたけど管理人さんもいたし、この日七人くらいは泊まってたかな。
布団も干してくれてて、掃除も管理人さんがしっかりやってくれててとても綺麗☆
しかも2050円素泊まりって、安すぎじゃないですか。

9/9 16:46

談話室？
結界がはられてて落ち着かないが、ご飯をここで作らせて頂きます。

9/9 18:38

そのうち管理人さんがランタン点けてくださり

9/9 19:39

しかし夜鹿のやつらに包囲され、トイレに行くのがこわいー

9/10 4:57

4:55 ピークを過ぎた辺りから、皇海山のシルエット…
できれば明るい時に見て頂くのが理想。

9/10 6:30

9/10 6:30

9/10 6:31

あの辺行くわけですね。すでに見た目が険しいですね。
生きて帰りましょう。

9/10 6:40

うげ、ヤバめな鎖っぽいです(o_o)

9/10 6:46

これ下りはまだいいけど、登りは下部が少しホールド少なくて辛いかもです。

9/10 6:50

トラバース。よく見たら細い鎖があった。

9/10 6:54

9/10 7:03

この超短いはしごって……

9/10 7:04

落ちたら簡単に死ねるという意味で、難易度が高いとされてます。

9/10 7:11

9/10 7:16

また後でここに戻ってきます。六林班

9/10 7:19

7:20 ひゃっほー！やっとついた。
40半ばのすることじゃない。

9/10 7:20

スカイ山、遠いだろー。行きたくないだろー。でも100名山バッチ買うんだろ！行くぞ_:(´ཀ`」 ∠):

9/10 7:20

9/10 7:33

鋸山もロープがこんなです。

9/10 8:29

結婚式の引き出物と一緒に配られた高級カステラ。
贅沢品は山頂で食べると決めていた(´ω｀)うはうは

9/10 8:32

8:30

9/10 9:24

9/10 10:11

ぬはー前が見えん！
これは霧とかだと確かに迷うわな。

9/10 10:12

笹薮深すぎてこんなです。

9/10 10:45

ここが皆さん迷う所。
看板が微妙な方向向いてたのよね。。。正解は回れ右して斜め右をV字みたく進むのだ。

9/10 11:04

9/10 11:15

9/10 11:58

9/10 13:40

13:40 小屋に戻ってきたー_:(´ཀ`」 ∠): もう無理。
歩きすぎです。冷たい水のんでパンたべて少し回復。
まだ先があるとは。。。

9/10 14:52

14:55 ここからとある方が車に乗せてくださいました。
林道降りてランニングシューズに履き替えて、小走りに駅まで走ろうなんて思ってたけど、ここでもう疲労困憊。限界。
ありがたく甘えました。
ええ、ヘタレハイカーですよわたしわ。

9/10 15:37

ちょうどいいダイヤがこれ。わたらせ渓谷のトロッコだよー！
乗車券にプラス500円で乗れます。

9/10 15:40

乗っちゃった！

9/10 16:00

トンネル入るとプチイルミネーション^_^

9/10 16:28

水沼駅は温泉がついてるのよ！！

9/10 19:10

帰りの電車にて一杯♪小さい至福(´ω｀)

撮影機器：

u1050SW,S1050SW OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

正直疲労困憊で、下山の林道歩きは地獄だったであろう。。。乗せて頂いた方に感謝である。。。

感想

micparty

晴天に恵まれたから問題なく行けましたが、本当笹薮は晴れてても前が見えなくて迷いそうでした。踏み跡も途切れるので、一旦はずれたら戻るのが大変です。
鋸山に向かう途中も迷いやすい所がありますが、とにかく尾根を目指して上がればいいと覚えておいてください。
さすが深田久弥さんのクラシックルート。
いろいろ考えて、それなりに難易度があって、素晴らしい道でした。
また来たいけどやっぱり来たくない、そんな道でした。