早池峰山
- GPS
- 05:04
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 879m
- 下り
- 676m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車:(東北自動車道)⇒紫波IC⇒県道46号⇒県道25号⇒(折壁峠)⇒河原の坊駐車場 【復路】 車:河原の坊⇒(折壁峠)⇒県道25号⇒県道46号⇒花巻IC⇒(東北自動車道) 一般車は岳駐車場まで。そこからシャトルバスに乗り換えです。バスは30分ごとに運行してました。岳駐車場は200台程度止められるキャパだったと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【河原の坊登山口〜頭垢離】 序盤は樹林帯を歩きますが、足元は大きめの岩がゴロゴロしており、岩を伝って歩くような登山道です。30分ほどで樹林帯を抜け視界が開けてくると、かなり急勾配の岩場が目の前に広がります。遠くからでも登山道を示すマーキングがはっきり見えますが、登ることをためらうような登山道です。 【頭垢離〜山頂(早池峰神社)】 ほとんど岩場歩きです。勾配はきつめですが、高度感のあるトラバースをするような所はなく、ただただ上に登るだけなので危険な感じはありません。遠くで見ていた感じよりも登山道は広く足元もしっかりしています。景色がいいので休み休み登ればなんて事はありません。 【山頂(早池峰神社)〜御田植場】 頂上稜線を歩く区間です。所々に木道が敷設されており、携帯トイレブースなどもありました。この区間は稜線上ではあるのですが景色はほとんどなかったように思います。 【御田植場〜5合目】 とても景色のいいコースです。有名なハシゴが途中にありますが、短いハシゴですし傾斜もないので普通に降りれば問題ありません。 登山道は広めで景色を楽しめるルートでした。 【5合目〜小田越登山口】 5合目付近からしばらくは大きな岩がゴロゴロした登山道を歩きます。 道幅も狭く、すれ違いにも苦労しそうです。降りだったので楽に降りられましたが、ここを登る場合は歩幅が制限されるので歩きづらいだろうと思います。 登山口が近くなると木道歩きとなります。傾斜もほとんどなくクールダウンにちょうどいいくらいの樹林帯歩きでした。 |
その他周辺情報 | 【入浴・温泉】 どこにも寄らずに帰ってきてしまいました 【バッジ】 小田越山荘で購入できました。 頂上の避難小屋には何も売っていないようです 【買い物】 コンビニ等は、高速のICを降りたらすぐに寄ったほうがいいです。 峠道に入って以降、登山口までは何もありません。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
細引き
ヘッドライト
予備電池
予備靴ひも
テーピング
携帯バッテリー
ライター
ナイフ<br />雨具
手袋
ソフトシェル
ウィンドブレーカー
帽子
ガスカートリッジ
コッヘル
昼食
行動食
飲料
食事用水
レジ袋
ティッシュ
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感想
会社の同僚たちが登山に興味を持ち始め、早池峰山に登ってみたいという声に、これ幸いと長距離遠征に出かけました。
早朝に福島を出発し、東北道を延々と北上。早く着きすぎてもバスが運行していないので、時間調整しながら3時間ほどでバス乗り場となる駐車場に到着。
この駐車場及びバスは、夏季限定とのことです。
我々が行った日も多くの方が山に入ったようで、下山時には駐車場は満車状態でした。シャトルバスは30分おきに運行してます。満員になっても出発することはなく、きっちり定時運行してました。
河原の坊でバスを降りると、登山口で携帯トイレの携行を推奨してました。この山はトイレがないんです。男ながらもそこは心配になるところ。女性であればなおさらでしょうね。
登山口から30分ほどは樹林帯歩き。といっても足元は大きな岩だらけ。樹林を抜けると山頂まで続くガレの道が視界に入ります。この山は、東北にしては珍しく大きな岩の多い山ですね。どういう過程で、このような山が出来上がったのかとても気になります。
河原の坊からの登りは終始ガレを歩く登山道でした。最初は樹林帯ですが、そこも大きめの岩が連なってます。樹林帯を抜けると頂上に続く登山道がはっきりと認識できます。この登山道が岩をよじ登るような角度で続いていることに若干不安を感じますが、歩いてみると、トラバースが無いので意外に危険を感じる場所はありません。ただ、やはり勾配はきつめでしょうか。
岩と岩の間を縫うように、時には両手を使いながら上っていきますが、勾配がキツイ分、眺望は素晴らしいものがあります。この日は空に雲が立ち込めていて、遠くまですっきり見渡せる天気ではありませんでしたが、それでも遥かに続く山並みを見ながら一気に高度を上げる登山道は気持ちがいい。
そうこうしているうちに頂上に着くと、頂上部分は想像していたよりもあっさり。山頂部分が台地上になっているからでしょうか。こんな急勾配の岩山の頂上とは思えないほど安心感があり、それ故あっさりとした感じを受けてしまいます。
山頂で昼食を摂り、平坦な山頂稜線をしばらく歩き、降りは小田越を目指しました。小田越にむかう登山道は視界の広く開けた稜線です。ゆっくり越をおろして景色を楽しむのにいい所だと思います。
中間点から下部は樹林帯に入りますが、やはり大きな岩を伝っていくような登山道で、なかなかに歩きづらい。雨の後など、岩が濡れていたら滑りやすそうで歩くの嫌ですね。木道が出てきたら登山口は直ぐそこ。
帰りに、小田越山荘に寄ってバッジをゲットしました。
東北の山はとてもなだらかで奥深さのある山々が多い印象でしたが、この山は男性的な荒々しさが一面としてあり、女性的な優美さも持っているという、山好きにはたまらない山のように思います。
残念なのは山荘やテント場など、山の中で過ごせる場所が無いことでしょうか。距離的には短いので、標準的に日帰り行程の山となりますが、なんとなく夜を山頂で過ごしてみたくなる雰囲気のある山です。
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