九州遠征登山初日 阿蘇山


- GPS
- 03:40
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 794m
- 下り
- 781m
コースタイム
天候 | 晴のち雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
規制があることを知らず、火口西側に行くと立入禁止な模様‥。 他の登山口はないかと彷徨い、仙酔峡に行くと、下山してくる登山者が一名。 売店のおばちゃんに話を聞くと、ルートを説明してくれ、地図も貰えました。 「ロープのかかっているところは自己責任で‥」と言われました。 感覚的には立山の地獄谷付近のような感じ。 気分が悪くなったりはしませんでしたが、長時間待機中、喉に若干違和感が。 ネットによると、通常の登山道でも中岳付近は火山ガス発生のため立入禁止です。 下記確認ください。仙酔峡のおばちゃんじゃありませんが、「自己責任」でお願いします。 http://www.aso.ne.jp/~volcano/index.html 他に登山道に特に問題はありません。 温泉 地獄温泉 清風荘 日帰り入浴600円 源泉かけ流し 山奥深く、道が細いため行くのは大変かも?でも良い湯です http://jigoku-onsen.co.jp/ |
写真
感想
三連休が取れたのですが、日本アルプス付近は悪天予報。
仕方なく四国ツアーに行こうかと思ったのですが四国も微妙そう‥
2泊3日の縦走装備のまま、朝起きて無計画に新幹線に飛び乗り、博多へ向かいました(笑)
行きの新幹線で百名山の登山地図を見ながら、
初日:阿蘇日帰り
二日目:祖母日帰り→九重テン泊
三日目:九重下山→帰路
と計画。携帯でレンタカーを押さえ、一路阿蘇へ。
阿蘇といえば、小学生の卒業旅行で阿蘇に来たものの、阿蘇山の見学はせず‥
下から見上げただけでした。それ以来の阿蘇訪問。
とりあえず麓から地図を頼りにロープウェイへ。すると登山禁止??な様子。
別な登山道から登れないか彷徨いながら仙酔峡へ着くと登山者発見。
どうやら登れそうで胸を撫で下ろしつつ、あちらは火山ガス発生中とのことなので、売店(?)で確認。
すると、登山道の説明とわざわざ地図までいただけました。ありがたや。
「ロープの張ってあるところがあるけど距離も短いから止めはしない。何かあっても自己責任で」
と言われ、とりあえず様子を見ながら周回登山にしてみました。
サブザックにゴア上下・ツェルト・食事・コンロなどを詰め込み、出発。
橋の付近に自転車な小学生が網やら持っていた。どうやら沢遊びをしていたようで。元気だ。
山頂まで距離も短いし軽い装備ということもあり、コースタイム的に「一時間半もあれば登れるだろう」
とやや鷹をくくっておりましたが、久しぶりの登山のためか、中盤から足が重い‥
左手に見えるかっこえぇ岩峰、鷲ヶ峰を見て小休止。「暑い」と何回つぶやいたか、やっと高岳の分岐へ。
せっかくなので高岳を周回。しかし火山活動の活発化(?)で登る人が少ないのか、やや草が伸びまくっており、歩きにくい。
なんとか東峰へ。根子岳がめちゃくちゃ綺麗に見えた。
残念ながら明日登る予定の祖母山、九重山は見えない。
気を取り直して、小屋を経由して高岳山頂へ。
しかし登山中含め、誰もいなく、とても快適というか静かでたまらない。
昨日夜まで名古屋で働いていたのに、今、九州の山に居るという非現実感。
来て良かった、と思いつつ高岳山頂に。ガスが出てきており、あと少ししたら一雨来そうな気がする。
写真撮影を済ませ、恒例のカップラーメン。食べるぜ!と思ったら初めて山で人に会った。
ラーメンを食べているうち、二人は下山していった。
ガスも近づいてきているので早めに中岳に向かおうと荷物をまとめると、高岳分岐にもう一人やってきたのが見えたが先を急ぐ。
下山した二人も中岳に向かっており、先に行かせていただき程なく、中岳到着。しかしガス。
火山ガスの臭いがなかなかきつい。火山口もあまり見えない。
ガスが一瞬でも晴れないかなーと火山口を見つめながらのんびり下る。
晴れないのでちょっと待機していると、一瞬だけ晴れた!
急いで撮影。こんなことを繰り返しロープウェイ駅に到着。
それにしても火山は岩塊がかっこいい。八ヶ岳の硫黄岳も大好きだ。
撮影しまくった結果、さきほど山頂で見かけた人に追い越されていた(笑)
あとは単調な下り。勝手に足が進む。先行者を再び追い越し、駐車場着。
蜩の泣き声が夏の夕方にはたまらない。思わず仙酔峡の渓流と合わせて動画を撮ってしまった。
温泉も豊富そうなので検索しつつ、なんとなく懐かしくなり小学生の頃泊まった阿蘇のユースホステルへ。
まだあった。見た目も多分、あの時のままであろう。蜩がまた郷愁へと誘う‥
阿蘇駅にも向かって見ると、激しい夕立が。これもまた夏っぽくて良いものだ。
(が、ちょっと洒落にならないほどのゲリラ豪雨だった)
登山前、仙酔峡に居た夏休み中の小学生になんとなく自分を重ね、なんとも言えない気持ちになりながら温泉へと向かうのでした。
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