大雪山黒岳/七合目〜山頂〜黒岳石室往復
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- GPS
- 04:40
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 553m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | ガスときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 リフト降り場すぐ上の休憩所に入林届の記入場所あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 今回の山行はもともと予定していなかったため登山靴の用意がなく、スニーカーで入山(!) 山頂までは特に問題ありませんでしたが、その先の黒岳石室方面へは結構ゴロゴロガラガラな道なので、山頂よりも奥へ進む場合はやっぱり登山靴が無難だと思いました。 |
感想
遅めの夏休みで、今年も北海道にやってきました。
今回の来道は、本来は昨年夏に敗退したカムエク
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-915940.html
のリベンジ目的だったのですが、当初から天気予報がいまいちで、入山予定の日から2日続けて雨マーク。
それでも一応準備はしてきたものの、当日になってもやっぱり天気は好転せず、やむなくこの計画は中止することにしたのです。
おかげで、カムエクに費やすはずだった3日間のスケジュールが白紙になって、すっかり時間を持て余してしまいました。
さてどうしたものか…という状況をチラッと知人に話したところ、ほんの数日前に黒岳に登ったというこの人「今年の紅葉を見逃す手はないぜ!」とそそのかしてきました。
「七合目からだったら登り1時間下り30分だよ!」
しかし、今回はカムエクの予定だったので沢靴しか持ってきていないんですが…。
「沢靴でいいから登るんだ! みんなスニーカーで登ってるぞ!」
ま、まじっすか!了解です!
というわけで、朝9時に層雲峡駐車場に滑り込み、そそくさと支度。
あっ、ちなみに靴は家から履いてきたスニーカーにしました。沢靴のソール減らしたくないので(笑)
連休初日ということで多くの登山者・観光客でロープウェイもリフトも賑やかな中で七合目へ。
標高差900m近くをたった数十分で稼いじゃうんだから、文明の利器ってすごいですねえ!(大袈裟)
七合目の入林届に記帳して登山開始。
背負ってるのはカムエク用装備ではなく日帰りの荷物なので、足取りも軽く快調に登っていきます。
ただ、ガスがずっとかかったままで、展望がまったくありません。
下界はよく晴れてたのにな…。まあよくあることと言えばそれまでですが…。
それでも、途中で追い抜いた縦走風の方から「今年の紅葉は今世紀最高ですよ」と聞き、期待はふくらみます。
この方「台風が来ているので、おそらくそれで紅葉もダメになるはず、だから今日明日くらいで見納めですね」(大意)とも言っていました。それはそれは!
知人から聞いた通り、およそ1時間で山頂に到着。
しかしここでもガスがかかったままで、展望も何もありません。
行動食をつまみながらしばらく待っていましたが、状況は変わらないので、その先の黒岳石室へ下りていくことにしました。
どうしてかというと、「石室から縦走路に入って少し進んだところにチングルマの群落があるからそこまで頑張れ!」と、これまた知人から申し渡されていたからなのです。スパルタですよね!
すると、下りていくにつれて少しずつガスが取れてきて、石室が下に見えるところまで来るころには、真っ赤に染まる御鉢平方面のパノラマが眼前に広がるようになっていました。
おおお!これはすごい!
そして、知人の言いつけ通り石室から縦走路に入ってみると、確かに白い綿毛と紅葉のチングルマが一面に!
素晴らしい!
あまりの見事さに語彙が貧困になっています。
たいへん満足して、改めて黒岳山頂へ。
この頃には天気も多少良くなってきており、山頂にかかっているガスも5分〜10分も待っていると晴れたり、その後でまたガスってきても再び5分〜10分待てばまたまた晴れたりをローテーションする程度にはなっていました。
晴れたらバシャバシャ写真を撮り、ガスっている間は行動食をもそもそ食べ、再び晴れたらまたバシャバシャ撮り…というのを数回ほど繰り返したあとで、いよいよ下山とします。
七合目までの下りは30分のはずでしたが、晴れて展望が利くようになっていたこともあってか、道が若干渋滞気味で、結局1時間弱かかりました。
ともあれ、下りのリフトとロープウェイで層雲峡へ戻り、無事今回の山行終了。
結局、当初のカムエクとはだいぶ趣の変わった内容になりましたが、今世紀最高という(本当かな?)紅葉が堪能できたので、これはこれで大変充実した山行になりました。
問題は、10月の連休でも紅葉を見に行く山行を考えていたので、今回のこれを見てしまった今では、そっちへのモチベーションが薄れつつあることですかね…(苦笑)
それはさておき、カムエクは来年か再来年にでも改めて計画するとして、今回のこのコースも夏にまた来てみたいですね。
そういえば一昨年に旭岳から富良野岳まで縦走した後で、次は黒岳から入るプランもいいなあと考えていたのを思い出しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-690405.html
夢はふくらみます。
最後に、この日の内容を下山後に知人に報告し、勧めてもらって感謝ですと伝えたところ「良かった良かった!拝みなさい」と言われたことをみなさんにお知らせして、この記録の締めとしたいと思います。お後がよろしいようで。
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