【鹿沼演習・その1】石裂山（東・西剣ノ峰〜月山）【戊20.5】

2017年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 9.7km
• 登り: 764m
• 下り: 823m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:33

距離 9.7km 登り 764m 下り 823m

8:37 上久我石裂
8:38 里宮
8:49 8:50 加蘇山神社
8:57 清滝
9:07 竜ヶ滝
9:08 休憩舎
9:09 9:10 月山分岐
9:12 9:15 千本桂
9:27 9:28 中ノ宮
9:36 9:38 奥宮
10:00 10:01 東剣ノ峰
10:07 10:10 西剣ノ峰
10:14 御沢峠
10:20 10:31 石裂山
10:40 10:42 月山
11:16 分岐
11:17 休憩舎
11:18 11:19 竜ヶ滝
11:31 清滝
11:38 11:39 加蘇山神社
11:47 11:51 里宮
11:52 11:53 上久我石裂
12:26 12:28 上久我馬返
13:10 沢河原

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：JR鹿沼駅〜石裂山バス停　300円
※石裂山までは片道1日2本、1つ手前の上久我馬返は5本。
復路：沢河原バス停〜東武新鹿沼駅　300円

コース状況／危険箇所等

岩やガレの山と思ったら、水量も豊富。あちこち濡れているか湿っているか苔生していて滑りやすい。滑らないように歩くのではなく、スリップすること前提で歩くべし。

写真

9/24 8:37

終点の上久我石裂で下車。

9/24 8:38

加蘇山神社里宮

9/24 8:43

木陰は涼しい、と言うより、肌寒い。

9/24 8:45

沢沿いの道に日光が注ぎ込む。

9/24 8:47

奥の方の加蘇山神社

9/24 8:50

巨樹の合間を通り、

9/24 8:54

沢の流れを辿る。

9/24 8:57

清滝

9/24 9:06

あらまあ、かわいらしい。

9/24 9:07

竜ヶ滝

9/24 9:08

休憩舎の先に分岐があるが、時計回りに周回する人が多い模様。

9/24 9:14

加蘇山の千本桂

9/24 9:15

沢の渡渉が何箇所かある。

9/24 9:24

いよいよ岩が露出してきた。

9/24 9:27

中ノ宮休憩舎

9/24 9:29

おお、これは凄い。

9/24 9:29

しかも、ステップが欠けている。

9/24 9:34

奥宮に至るハシゴ

9/24 9:36

水の滴る奥宮

9/24 9:41

かなりの急登がしばらく続く。

9/24 9:46

こちらは、ステップに滑り止めが付いている。

9/24 9:48

木々の間から展望が得られるようになってきた。

9/24 9:50

この700mは濃密だ。

9/24 9:56

稜線に乗ったらしく、道が落ち着く。

9/24 10:00

東剣ノ峰。あまり、剣ノ峰という感じがしない。

9/24 10:01

東剣ノ峰から石裂山

9/24 10:02

ハシゴで急降下。

9/24 10:04

下から見ると、ねじれているように見える。

9/24 10:06

上り返し。

9/24 10:06

よくわからないが、横根山かな？

9/24 10:07

西剣ノ峰

9/24 10:09

西剣ノ峰の展望台から。

9/24 10:10

西剣ノ峰から石裂山

9/24 10:13

またハシゴで大きく下る。

9/24 10:14

御沢峠。粟野方面への下りは推奨されていないようだ。

9/24 10:14

いよいよ石裂山へ。

9/24 10:20

静かな石裂山山頂に到着。

9/24 10:21

石裂山頂からの展望

9/24 10:40

石裂山よりも標高の高い月山

9/24 10:40

月山からの展望

9/24 10:43

下山に移る。

9/24 10:52

月山の方は、最初の急傾斜が過ぎれば道も落ち着いてくる。。

9/24 10:58

スリップしやすので慎重に下る。

9/24 10:59

大きい岩は道の脇へ。

9/24 11:01

山の水が集まって沢になる。

9/24 11:03

岩山だと思っていたら水も豊富で驚かされた。

9/24 11:05

急な所は大体階段で昇降できるので、楽と言えば楽。

9/24 11:10

道が沢と化した。

9/24 11:13

道は穏やかになってきたが、倒木の多さが環境の厳しさを示している。

9/24 11:16

沢を渡渉すると、

9/24 11:16

分岐に出て、登りの時の道と合流する。

9/24 11:17

平成3年頃と比べて、状況は変わったのだろうか。

9/24 11:19

帰りも竜ヶ滝を見て行く。

9/24 11:21

9/24 11:22

後は、歩くにつれて道が落ち着いてくる。

9/24 11:22

9/24 11:25

9/24 11:26

9/24 11:27

広い所に出れば、ほぼ下山と言って良し。

9/24 11:29

沢音を横に聞きながら下っていく。

9/24 11:31

復路の清滝

9/24 11:36

9/24 11:38

加蘇山神社に戻る。巨樹大木が多いのも、石裂山の特徴。

9/24 11:44

9/24 11:44

9/24 11:45

ずっと青い空だった。

9/24 11:47

最後に里宮に参拝。

9/24 11:52

上久我石裂バス停に次バスが来るのは3時間後なので、上久我馬返バス停まで歩を進める。

9/24 11:55

9/24 11:56

9/24 12:04

上久我馬返までは森の中の細い道。

9/24 12:14

9/24 12:26

上久我馬返バス停。本山行の軌跡はここまで。

9/24 12:32

バスが来るまであと40分あるので、もう暫く歩く。

9/24 12:39

蕎麦畑

9/24 12:42

石裂山の方は雲が増えたかな。

9/24 12:44

正面に見えるのは二股山かな。

9/24 12:47

彼岸花で辺り一面真っ赤。

9/24 12:50

9/24 12:52

頭を垂れすぎているんじゃないか。

9/24 12:58

変わった建物があると思ったら、小学校だった。

9/24 12:59

9/24 13:01

蕎麦屋が営業中のようだったが、もうバスが来る時間だ。

9/24 13:10

沢河原バス停で終了。

撮影機器：

XQ2 FUJIFILM

感想

narodniki

石裂山の水豊かにして木々の大いなるを愛でて詠める

石裂きて　千代に流るゝ　水の辺に　桂ぞ繁く　睦び合ひたる

【経緯・計画】
この週末は曇りがち予想だったので、狭山丘陵と巾着田でも軽く歩こうかと思っていたが、夜の予報では内陸部が晴れ基調に変わっていたので、以前から歩こうと思っていた栃木県鹿沼に向かった。

（直接の契機）
ヤマケイオンライン　2017.4.17
「夏のアルプスに行く前に――、低山で学ぶ岩場・鎖場・鉄梯子」

【山行概要】
麓の加蘇山神社から沢沿いに進み入山。奥の方の加蘇山神社鳥居前には20台程度駐車できるスペースがあり、既に10台程度がとまっている。
ヤマケイオンラインを見たことが山行の直接のきっかけということもあり、石裂山というと岩の山と思い込んでいたが、実際に来てみると水量豊富（滑りやすい！）で樹木も皆大きい。
中ノ宮から先、いよいよ岩等の急登が始まる。注意書き看板もあるが、階段やハシゴの箇所が多いので、自らの足で昇降するよりは楽だろう。また、ハシゴには滑り止めが付いている。
東西の剣ノ峰も両神山みたいなのを予期していたが、木々に覆われ、あまり剣ノ峰という感じはしない。急な階段で突起状のピークだとわかる。そういう意味では険を感じることなく剣の峰々を渡り合えるので、岩場歩きに慣れていない人にも比較的歩きやすいと思われる。ただし、滑りやすさにはやはり要注意だ。
最後に水が溢れて沢化した道を下って加蘇山神社に戻る。
バスは2本しか来ないので、石裂山頂（それなりの広さあり）でまったのりのんびりするのでなければ、一つ先の上久我馬返まで1時間弱歩くと良いだろう。

【総括】
山小ぶりなれども木々大いなる石裂山。滝を織り成す沢の流れに心も洗われる。
雰囲気が非常に良く、何かしら力を得られるような気がする不思議な山だった。
神坐す山は、やはり良い山だ。

〜おしまい〜