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記録ID: 126762
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ハイキング
奥武蔵

秩父御岳山

2008年01月06日(日) [日帰り]
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GPS
02:40
距離
6.3km
登り
756m
下り
825m

コースタイム

落合バス停 09:15
林道    10:00-10:05
秩父御岳山 10:30-10:45
タツミチ  11:00
三峰口駅  11:55
天候 快晴。気温が上がり、風も穏やかで、午後は快適な日溜まりハイクでした。空気も澄み渡って、抜群の展望も楽しめています。
過去天気図(気象庁) 2008年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
三峰口駅 08:50-(西武観光バス)-09:09 落合バス停
(帰り)
秩父鉄道線 三峰口駅
コース状況/
危険箇所等
落合バス停から王滝沢の沢沿いをたどって秩父御岳山に至るルートは、事前に確認した大滝観光協会のホームページでは「12月〜3月の期間中は凍結のため登山禁止」となっていました。
その一方で、参考にした「埼玉県の山(山と溪谷社刊)」では、冬季が展望には絶好の時期とした上で、結氷によるスリップに注意としている程度です。
そこで、このルートを登りに歩くプランとした上で、もし現地の状況が思わしくないようならば、林道を使って東隣にある尾根道に回るルート変更も念頭に置いて出掛けています。

結果的に、落合バス停からの沢沿いのルートは、少なくとも雪が降る前の時点では何の問題もなく歩けました。とても良く整備されていて、安心して歩けるルートでしたし、道の様子にも変化があって楽しめました。
ただし林道よりも上では、植林帯の作業道のような道となって、かなり退屈な道のりとなります。

また秩父御岳山から三峰口駅への道も、問題になるような箇所は全くありませんでしたが、こちらは単調な道が続く区間が長くて、面白味にはやや欠ける印象でした。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

こんな時期だからか、三峰口駅から乗ったバスの乗客は私を入れて2人だけでした。
落合でバスを降り、信号のある交差点で右の細い道に入って、神社の前をさらに右折します。そして舗装道路を少し登った先に、左へ分かれる登山口がありました。

沢沿いの山道を歩き始めてみると、凍結が見られないばかりか、霜の影響すら全くなく、春〜秋シーズンとほとんど変わらない状況のようです。初雪が降る前に来たのが良かったのかもしれません。
道は整備も良く行き届いていて、崩れかかった箇所は桟道によって補強され、渡渉地点にもほとんど木橋が設置されています。
何度も沢を渡り返すうちには、沢に降りて渡る箇所もありますが、そういう箇所は流れが細くて靴を濡らす心配はありません。
また、少しでも歩きにくい所になると親切に補助ロープが渡してあります。普段はあまり必要性を感じなくても、道の状況が悪い時などには有り難いのかもしれません。
このように不安なく歩けるよう配慮された道が続いて、傾斜もさほどきつくないので、割と楽に登れてしまうのでした。

しばらくして真新しい林道に上がると、林道のトンネルの上を回る形で山道が続いていき、その先で状況が変わりました。
道は林業の作業道になって、作業車両が通るような幅広の道では、趣も何もあったものではなくなります。
また杉の樹林帯に入って、周囲の景色も単調になり、全く面白味のない区間になってしまいました。しかも何度もジグザグを描きながら、そんな道が長く続くので、結構退屈な区間でした。

ようやく稜線に上がると、反対側には奥秩父方面の山並みが見られるようになりました。
少し平坦に近い区間を過ぎた先で、ロープが下がるやせた尾根の登りに取り付くと、少々岩がちで上のほうにはクサリも下がっています。
しかしさほど急ではなく、普通のコンディションであればクサリもロープも使う必要はなさそうでした。

その短いヤセ尾根を登り切ると頂上に到着です。頂上には登り口にあった富寛神社の奥宮が祀られていて、鐘を鳴らして簡単にお参りします。
東側に少々木があるのに目をつぶれば、ほぼ全方位に展望が得られていて、快晴で空気も済んでいる絶好のコンディションに、全ての方向がクリアに見渡せます。
近くには両神山や雲取山が雄大に眺められて、その奥に奥秩父の山々が折り重なるように広がっています。両神山の右には浅間山や谷川連峰も見えていました。

下りは三峰口駅まで歩き通すルートてす。すぐに強石方面への道を分けると、所々でヤセがちになる尾根を下っていきます。
このあたりには「山と高原地図」の小冊子が「慣れない人は緊張する」としている急降下があるはずなのですが、どこにそんな急降下があったのか分からないまま通り過ぎていたようです。
さらに進んだ先で尾根を外して右への分岐に入ると、以降はトラバース状に斜面上を進む区間が多くなっていきます。
このためアップダウンも少なく快調に歩けますが、昼なお暗いような箇所があり、また植林の中で展望もなく、そういう点ではあまり歩いていて楽しい感じの道でもありませんでした。

似たような調子の下りをしばらく続けて、前方に目的地の三峰口駅などが広く見下ろせる尾根に出た頃には、もうゴールも近くなっていました。
その後、送電線鉄塔の脇を通り、墓地の間を抜けていくと民家の前に出て、あとは道標に従って駅へと向かいます。順調に歩けたおかげで、三峰口駅に着いたのはなんとまだ午前中。
少し電車の間隔が空いている時間帯だったので、駅前の蕎麦屋(福島屋)に入って山菜そばを注文し、ゆっくりしていきます。柚子の香りが絶妙にきいていて非常に美味、手打ちの蕎麦もグッドでした。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2008_01_03/mt2008_01_03.html#20080106

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