湯の森〜智者山
- GPS
- 28:19
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,661m
- 下り
- 2,020m
コースタイム
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 11:02
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
6月に道を間違えていけなかった富士見峠を通るコースを計画した。
なんとか智者山までは歩くことが出来たが、その先は行く事が出来なかったのでまた今度となった。
智者山からの下山途中、森林組合の山仕事に来られていた静岡市街の方に、周り道をして千頭までお送りいただきました。足が痛くしんどかったので助かりました有難うございました。
計画にあたり、コースタイム以外で皆さんのレコを参考にさせていただきました。
湯の森〜アツラ沢の頭
haiziさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1090217.html
KF4148さんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110833.html
アツラ沢の頭〜富士見峠
inaminさん、kaikaireiさんのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-635473.html
富士見峠〜智者山
Zenjinさんのレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-834351.html
1日目
梅ヶ島方面のバスに乗るため、自宅を始発で出発する。新幹線で静岡に到着して10分後のバスに乗り込む。途中、平日は六番のバス停で横沢へのバスへ乗り換えられる事を初めて知った。これで乗り継げば始発で自宅を出発して昼前に白樺荘に着けることが判ったのでこれからの計画に生かせると思った。湯の森バス停で下りるとすぐ近くに二王山へのハイキングコースの案内図があり迷うことなく登山口が発見できたが、ゲートを開けて先に進んだところでどちらに進んでよいのか良く判らず困ったが、なんとなく道のついていた急斜面を登り尾根に乗る。曇りで薄暗い林の尾根を登って行き、柵のある切り払いされた場所に出たところで空が広がり明るくなる。もうひと頑張りしてから初めの休憩をする。ここまでは順調に登ってこれた気がしていて、二王山には予定通り到着出来るかなと思ったが、ここから長く感じられた。二王山には予定より30分ほど越えて到着する。初め三角点出ない方の山頂に出たので、ここからの下りが良く判らず、一旦三角点のある方の山頂に少し戻りつつ行くと道がついていてこれから進む方向が確認できた。三角点から道に沿って引き返して下りにかかるが、まだ尾根が広く途中で道を失うい、うろうろしていると境界杭?を見つけることが出来て杭に沿って進んでいくとようやく平坦地から急下降するポイントに来ることが出来た。この先は尾根も狭くなり迷うことなく先に進むことが出来た。進行方向の先に込岳の大きなガレ場が見えて始めた付近で、左手がガレ始めてきたので滑らないように右手に逃げながら下降していく、コルからは道なりに進むと自然とガレ場を避けたトラバース道に入る。しばらくトラバースしてから、急斜面を山仕事の後?をつづら折りに上に向かって進んでいくが斜面がさらにきつくなってきたところで右手に道跡に沿って逃げると、ガレ場の上に出ていた。この先も急登が続いたが、グリップが効いたのであまり滑る心配はなく一歩ずつ高度を上げて行く。途中雨が少し落ち始めるが木の下では濡れることがなく助かる。ようやく込岳に着いた時にはいつのまにか17時を回っていた予定ではまだまだ先に行くつもりだったが、雨も降りだしていたので今日はここまでとしてテントを張る。
2日目
昨日の時点で、予定を短縮して智者山から千頭に下山することにしたので、今日は最低でも富士見峠を越えれば何とかなるので、十分明るくなるまで待ってから出発する。込岳からは初め緩やかに下って行き、じきに細尾根状の箇所を歩くが高度感はなく安心して歩けた。その先細かいアップダウンを繰り返しながら進み、1245m付近から少し雰囲気が変わり背の高い笹藪となるが手強くはなかった。左手に林道が見え始めてしばらく進むと最後の急登となり、登りきるとすぐにアツラ沢の頭となった。ここまでで今回のバリエーションルートは終了となり後は一般道だけとなる。アツラ沢の頭を下り、舗装路に出たところに有る休憩舎で一休みして、勧行峰を目指す。前回来たときはスキー場のゲートは締まっていたが、今回は週末でサマースキー場が営業中だったのでゲートは空いていた。自販機で水分を補給するためレストハウスに立ち寄る。中をのぞくとお客はいなく作業の方とレストランの方がちょうど昼食をとっているところだった。お昼も食べようか迷ったが遠慮した。レストハウスから少し戻りハイキングコースに入りすぐに勘行峰に到着する。この辺りで少し雨が落ち始めるが濡れるほどではなくそのまま進む。舗装路にでて少し進んだところで前回歩いた勘行峰ハイキングコースへ入る道が有ったが、今回はそのまま舗装路を歩くことにした。ハイキングコースが一度舗装路に出るところまで意外とすぐ到着したので、前回の失敗を繰り返さない様に引き続き舗装路を進み無事にGoggleMapで下見をした大日峠に到着する。富士見峠方面への舗装路を少し進んだところで舗装路を離れ山道に入りすぐに尾根に乗った。日が差していなく霧も出ていて、いい雰囲気のなか古道を進む。途中、お茶壷屋敷跡などの史跡を辿りながら富士見峠を目指す、途中いつも井川自主運転バスから見ていてハイキングコース入口がある舗装路に一瞬出てまたハイキング道に入り一登りで富士見峠のトイレの裏にでた。これまで何度となく井川自主運行バスで通った富士見峠にようやく自分の足で歩いてくる事が出来て感激だった。今度はなんとかして自転車できて井川まで気持ちよく下っていきたいものだと思った。天気も良くなく時間も押してきたのでここでテントを張ってしまおうかとも思ったが、展望所で人がしゃべっていてなかなか立ち去らない様子だったのでしょうがなく、先に進むことにした。富士見峠のバス停の時刻を見ると10分もしないうちに横沢方面へ便が来るところだった。あと少し遅れていたら思わず乗ってしまうところで危なかった。三ツ峰へのハイキング道入口は道を渡ってすぐのところだった。すこし林道を進んでから山道に入る。梅地パイロットへの分岐を過ぎ上を目指して登っていく、尾根の上にに出たところで左手に少し行ったとこで東峰にでた。道を戻り平坦な尾根を進みしばらく行くと山頂に到着する。inaminさんの何年か前のレコで付近で熊を見たと報告が有ったので少し迷ったがもう暗くなり始めていて、迷うのは嫌だったので山頂でテントを張った。
3日目
朝起きると、小雨も降っていなく助かった。三ッ峰からは迷うことなくすぐに林道に降り立つことが出来た。林道からはこれから登る七ツ峰を見ることが出来た。Zenjinさんのレコのおかげで2回ほどの分岐も間違えずにすんなり登山口に到着する事が出来た。何度か山頂が見えたかと思ったが違いがっかりする。最後のきつい登りを終えて、左手に進路を変えてすぐに山頂の到着した。山頂からは接岨湖が見えるはずだったがあいにく雲が出ていてみる事は出来なかった。七ツ峰からの急な下りは、ガレの縁を避けて右寄りに降りていく、途中今回の山行で唯一の登山者とすれ違った。急な下りは想定していたよりは短い距離で助かったが、その後の細かいアップダウンも足に響いた。益田山付近でようやく一息出来た。益田山からは奥藁科大川の山頂標識が整備されてた。天狗石山北峰の手前で最後の急登をこなすと後は緩やかに登って天狗石山に到着する。天狗石には寄らずに最短でコースタイムで35分の智者山に向かう。一生懸命に歩いたつもりだったが、コースタイムをずいぶん越えてようやく智者山に到着した。智者山からは智者神社コースではなく、直接千頭へ降りるコースを選んだが、おり始めが良く判らず迷ってしまった。途中から枯れ沢のような地形に沿って印が有りこれを頼りに下っていくと作業道に出ることが出来た。作業道を進みすぐに林道に出ることが出来たが、林道を横切った先も登山道はなく作業道を進む、作業道が分岐するところで、右手から車が来たので、道を尋ねるがこの先に進むと迷ってしまうと言われて、乗せてくれるという事だった。足の調子が良ければ断っていたところだが、ありがたく乗せていただく事にした。この方は静岡市街から森林組合の山仕事をしに来られていたとの事だった。初めは智者神社の林道か千頭までの舗装路に出るところまで送ってくださるとの事だったが、なんだかんだで最後は千頭駅までお送りいただき大変助かった。有難うございました。
途中で当初の目的地だった川根温泉に空き室の確認をすると一室空いているとの事だったので、温泉でゆっくりしてから翌日帰宅した。
今回も残念ながら川根温泉までは歩くことは出来なかったが、富士見峠と智者山に行けたので良かった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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kumahikoさん こんばんは!
先週末はまた静岡にいらしてたんですね!(^^)! 重装備でのスッペン河内から込岳への急登は大変だったのではないでしょうか。。。
いつも水や食料をボッカしながら、ひとり静かに山歩きをされているkumahikoさんのレコは、なぜだかとてもホッとさせられます 私達もkumahikoさんのようなクラシックな山歩きを好むので、おのずと親近感が湧いてしまうのですね(^.^)
ところでまだ足首が痛むとのこと、下山後も痛むのでしょうか?実は私も左下肢に軽度の神経障害があり、右足はひどい外反・内反趾で、山ではひどい痛みや足の攣れに毎回悩まされております 完治は不可能なので、これからも騙し騙し上手く付き合っていくしかありませんが… 。。kumahikoさんもどうぞお大事にされてくださいね(^^)/
次のレコ、楽しみにしております
haiziさん こんばんは
コメント有難うございます。
込岳への急登は、haiziさんのレコを見て覚悟していましたが、やはり重たいザックよりも痛い足の方が影響して?時間がかかってしまいましたが、下りに使うよりは気が楽でした。
込岳からアツラ沢の頭への尾根は雰囲気の良いところでしたね!紅葉の頃はもっと良い感じになるんだろと思いながら歩いていました。
足首の痛みは普段でも階段の下りでは気を遣うほどですが、山歩きが出来ないほではない?ですが、時間がかかってしょうがありません。泊りで山に行った後は一週間ほどは普段より痛みが増します。
haiziさんも足に故障を抱えているのですね、皆さん大なり小なり何らかの痛みを抱えながらも山歩きを楽しんでおられているのですね。
旦那様のお仕事が忙しいのでしょうか?haiziさん達が次にどちらに行かれるのか待ち遠しいです。
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