燕岳へ 霜柱・紅葉のカーペット


- GPS
- 07:02
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,586m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:02
5:00 安曇野穂高発
5:30 中房第一🅿着
<復路>>
13:00 🅿発
13:40 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
市営の駐車場 土日は穂高しゃくなげ荘などからシャトルバスが無難 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない 登山口に登山ポスト |
その他周辺情報 | 登山口に日帰り温泉あり 中房温泉、穂高温泉郷など |
写真
感想
2017年(平成29年)10月5日(木)
燕岳・北燕岳へ 霜柱・紅葉のカーペット
「霜柱 紅葉カーペット 燕に」
白馬に行こうか、燕岳にしようか。
結局今シーズン4回目(全24回目)の燕岳を目指すことにした。
朝は大変寒く、長野県のほとんどの地域でこの秋一番の冷え込みだった。
一気に秋も深まった感じがした。
そして山にはそろそろ雪の便りもやってくる頃となった。
紅葉はというと、有明の自宅は色づき始めたところ。
燕岳は麓付近が最盛期のように思われた。
しかしどうも色づきが悪く、特に赤はぱっとしない紅葉だ。
第一ベンチ上部ではダケカンバの黄色が美しかった。
ナナカマドは色づいていたが、すでに落葉してしまい、
鮮やかな赤色の紅葉は楽しむことができなかった。
紅葉したまま落下したナナカマドの葉が登山道を埋め尽くしたところがあった。
合戦小屋から少し登ったところ、
登山道に一面ナナカマドの葉が敷き詰められ、
まるで赤色のカーペットのようだった。
今回の山行で印象的な紅葉は、落下したナナカマドの葉になる。
一番期待していったウラシマツツジの紅葉はまだ早かったのか、
あるいは色づきが悪いのか。
濃い茶色のような色でこれから真っ赤な色づきがあるのか疑わしく思われた。
合戦小屋から上では霜柱がたくさん見られた。
紅葉が終わりすでに山は冬支度のようだった。
登山道の両脇には霜柱が白く輝いていた。
その上に黄色の葉が鎮座するという秋から冬への営みが見られた。
景色はというと最高の日だった。
全くの秋晴れという日ではなかったが、
空気が澄んでいたために遠くまで見渡すことができた。
富士山は、八ヶ岳と南アルプスに挟まれ美しいシルエットを見せてくれた。
その他、燕岳の稜線からは槍ヶ岳、裏銀座の鷲羽岳・野口五郎岳
また水晶岳、立山、剱岳まで名だたる山々を見渡すことができた。
そして眼下には有明山、安曇野の街並みも眺望することができた。
静かな北燕岳からは
燕岳の山頂が天に突き出すように聳える姿が見られ
今日は時を忘れるように山の世界に浸ることができた。
どうでもいいことだが、
燕岳山頂では、BS朝日の山番組の収録が行われていた。
私は女優?さんが登頂するとき偶然一緒に登頂をしてしまった。
全く撮影のことを気にせず登頂した私も驚いてしまったのだが、
私が狭い燕岳の山頂から下りると、
撮影隊は少し下り再度登頂シーンを撮り直していた。
北燕で一緒になった奈良から来た方が同じような状態になり
全く同じように再収録したとのことで
何度か良いシーンを撮ろうとやり直していたことが分かった。
出演者が山頂に登るところを繰り返している姿は
可愛そうにも見えたがちょっと滑稽にも思えるのだった。
また燕山荘で女優?さんが山の感想を話すシーンを撮影するところにも
出くわしてしまった。
昨日は燕山荘に泊まったようで、
夜の燕岳、雲海の上に満月が見えたことを感動の一つとして話していることが聞こえてきた。
これはうらやましい、何時かは私も山上で月見をしてみたいと思った。
11月16日BS朝日で、
燕岳の美しい風景が放映されるようなので楽しみになった。
ふるちゃん
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