樽前山
- GPS
- 01:17
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 360m
- 下り
- 351m
コースタイム
天候 | 出発時くもり、現地は濃霧時々雨、山頂はすごい強風と痛い雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ハイビームに浮かび上がる無数の反射板がきれい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広く整備された登山道。登山口は濃霧。 樹林帯を出てからすぐに風が強くなり始め。 分岐点手前で離陸できそうな激しい強風、叩きつける雨粒。 危険個所というか危険な天候でした。 |
写真
感想
初めての樽前山です。
見晴らしがとても良いお山とのこと、週末の仕事中からワクワクしていました。
そして土曜朝。4:50に家を出て未明の支笏湖線を走ります。
誰も前後にいないので、途中で仕入れたセブンのコーヒーとドーナツを口に運びながら、自分ペースの楽しいドライブです。
約1時間ちょっとで7合目登山口に静かに到着。
天気予報ではくもりでしたが、やはりというか既に濃霧です。
クルマから出て5秒の登山ポストに向かう途中で早くも強い雨粒が。。
クルマに戻って雨装備に変更です。
気を取り直して登り始めますが、この時間で降りてくる数組の方とすれ違いました。
短い樹林帯は濃霧。そこを超えるとふもとからかけ上がってくる強風が始まります。
登るにつれて強風はさらに強くなり、東山分岐点では歩く以外の他のことが一切できない程の強風になりました。雨はさほどではないのですがすんごい強風です。
よくない所作ですが、つばをぺっと出すと重力を無視して右上に瞬間的に飛んでいきます。ザックカバー内の飲み物もまともに飲めません。
体温はレインウェアで確保されているので慎重に東山山頂まで向かいます。
誰もおらず、視界は10m足らず、浮いた玉砂利、体が浮くような強風、SFの惑星探査の隊員の気分でした。
帰路途中。通常のハットでは耳がちぎれそうに冷たいので、頭部のレインフードを出そうとザックを探ろうとしますが強風で何もできません。分岐点の細い柱の後ろに縮こまってなんとか頭部に装着。しかしボタンは強風でまともに留められないありさまです。
今日は外輪山を一周しようと思いましたが、この強風ではさすがに無謀と考えて足早に駐車場まで戻りました。
下山途中では、まだ風が強くない地点で数人の方とすれ違いました。
みなさん、私の重装備と雨風でズタボロな様子を見てお声をかけていただきました。どうか無事に戻られますように。また皆さんが登頂時には天候が少しでも回復しますように。
駐車場では数人の方にお声をかけていただき、様子をお話しいたしました。
ある男性には朝のご来光を目当てに早くから山に入っておられたこともお話いただきました。とても感じの良いベテランな方でした。
今回は身動きできないような強風を体験できたのは収穫でした。
装備や準備の重要性を痛切に感じました。遮蔽物が無い強風では身動き取れませんね。。もう少し寒い時期だったら危なかったなぁと本気で思いました。
樽前山は本当は景観が素晴らしいお山と思いますので、来年になるかもですが必ずリベンジしようと心に決めました。
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