徹夜の富士登山
- GPS
- 10:45
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者の渋滞あり。七合目花小屋から八合目太子館の間の岩の上を歩くようになるとルートの制約から第1回の渋滞。須走ルートと合流する本八合目から上は2回目の渋滞でした。最も混む時期だったので仕方がないかも。 |
写真
感想
知り合いから「8月末に富士山に初めて行きたいが連れて行って」との依頼を受け、吉田ルートの下見に行くことにしました。盆休み、好天ということで混雑はおりこみ済み。山小屋も取らず、深夜登山にしました。
新宿駅からのバスは満員だと困るのであらかじめネットで予約。19時半発の富士スバルライン5合目だけで2号車でした。つまり2台、同時に走るほどです。
レストハウスは9時40分だというのににぎわっていました。少し高度順化をしてから登り始めるつもりでしたが、大勢がいるので、少しでも早めに出ることにして、約20分ほどみやげ物やをのぞいてから出発。回りは中高生の団体や高齢者もいて、さすが富士山。いろんな人がいます。
七合目の花小屋を過ぎ、岩を登るようになると渋滞が始まります。前の人が足をどけたスペースに急いで足を上げないと横の人に場所がとられそう。あるいみ緊張感のある登りです。
八合目の太子館を過ぎると再び砂れきの道になるので、少しは渋滞が緩和されます。それでも山小屋手前の道が細くなっている場所、山小屋前の人がたむろしている場所ではなかなか前に進めません。
本八合目で須走口からの登山ルートと合流するといよいよ渋滞は本格化。一歩進んで30秒待ちはざら。1分近く動かないこともあります。深夜になり止っていると睡魔が襲ってくるのがある意味、緊張感のない登山でもありました。
山頂が近づくとガイドではなく「指導員」のような人がそこここに立っており、「遅い人は左。右側は急ぐ人のために空けてください」と“指導”があり、ようやく右レーンを走るように登ると山頂(久須志神社)に到着しました。
この付近もすごい人。立ち止まらないように声をからす茶店の人、引率しているメンバーを探すガイドの声が重なり、すごい喧騒。こうゆうのが嫌で山登りをしているのにねぇ。
最初、大日岳方面でご来光を待とうと思いましたが、このあたりも人が多いので、茶店街をもう一度横切って白山岳側に“避難”しました。こちら側がはうそのように人がいなくて、静かにご来光を待ちました。
日の出を待ってお鉢めぐり開始。この前は時計回りだったので今回は反時計回りに。閉じられた輪を一周するのですから高低差は同じはずですが、反時計回りのほうが登りが多く感じます。おそらく、時計回りだと浅間大社奥社から剣ケ峰に向かう馬の背で一気に登りを稼ぐので全体としては登りが少ないという印象なのだと思います。
前回はあまりの行列にしり込みした日本最高地点での記念撮影もこの日はあまり待たずに撮れました。
下りは吉田口・須走口下山道を下りました。砂じんを蹴散らして急いで降りて約2時間で富士スバルライン五合目着。砂ほこりを巻き上げてしまい、回りの皆さま、ごめんなさいでした。
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