甲斐駒ケ岳〜黒戸尾根ピストン・テント泊
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:15
天候 | 8日:晴れ・昼から曇り 9日:よく晴れました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当方は前日23時半に入り、車中泊しましたが、奥側の舗装してある駐車枠はほぼ満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に刃渡りから先はハシゴ場・クサリ場が連続しますが、危険を感じる箇所はありませんでした。 登山届は、家を出る前に山梨県警HP上でインターネットにて提出。 |
その他周辺情報 | 登山後は、車ですぐのところのおじろの湯へ。820円。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
空気が澄んで紅葉が美しい秋山、今年も泊で出かけたいと思い、週末の混雑を避けて金・土または日・月の行程を組もうとしたが、10月は仕事の都合でどうしてもこうした休みが取れず、やむなく週末,しかも体育の日の三連休に出かけることになった。今年のおそらく最後の山行も南アルプス方面としたく、小屋の混雑を避けてテント泊を選択するとなると、この方面ではコースが限られるが、その中でも人が比較的少なさそうな甲斐駒ケ岳・黒戸尾根を歩くこととした。
黒戸尾根は10年以上前に小屋泊で歩いており、急登続きでハシゴ場・クサリ場が連続するコース、テント泊となると更に荷がかさむので、当時の経験を踏まえても難儀するだろうと思ったが、1泊2日であれば時間には余裕があり、コースタイムはあまり気にせず歩くことにした。実際には概ねコースタイム通り,サブザックで往復した七丈小屋〜山頂間は更に短く歩くことができた。七丈小屋付近はちょうど紅葉がいい時期で、晴天の下、美しい光景を堪能することができた。
登山口〜笹ノ平〜刃渡り
樹林帯の単調な登り。急登と言えどもジグザグが切ってあったり、比較的傾斜が緩い区間も多いように感じた。
刃渡り〜刀利天狗
刃渡りはクサリがあり、通過に問題はない。
刀利天狗手前にハシゴ場が出てくるが、比較的短区間。
屏風小屋跡〜七丈小屋
ハシゴ場・クサリ場が連続する、このコースのハイライト。ストックはザックにしまって両手を空けて臨んだ。ここまで登るのに既に体力を使っているが、この区間で更に体力を消耗するので、苦しい登りであった。
七丈小屋テント場
小屋から5分くらい登ったところに第一テント場(当方はこのサイトに幕営),更に2〜3分登ったところに第二テント場があった。どちらもトイレや水場まで往復に時間がかかるが、鳳凰三山が目の前に見えるロケーションは十分満足できた。
山頂まで
八合目の上からクサリ場が連続するが、当方はサブザックだったからよかったものの、テント泊のザックを背負っていたら、通過に難儀しただろうと思う。
最後、頂上から眺めた大パノラマは、長大な難コースを経てきた者の目には大変感慨深く映った。
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