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Yamareco

記録ID: 1285513
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

奥武蔵(笠取山→飛龍山→雲取山)縦走

2017年10月08日(日) ~ 2017年10月09日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
31:43
距離
45.9km
登り
2,671m
下り
3,397m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:20
合計
5:57
距離 13.5km 登り 1,210m 下り 528m
9:33
11
9:44
9:45
117
11:42
11:46
10
11:56
11:57
9
12:06
19
12:25
12:32
7
12:39
11
12:50
12:52
33
13:50
13:52
38
14:30
14:31
42
15:13
15:14
4
15:18
15:19
7
15:26
4
15:30
2日目
山行
10:59
休憩
0:27
合計
11:26
距離 32.3km 登り 1,465m 下り 2,866m
5:47
84
7:11
38
7:49
7:50
5
7:55
7:57
15
8:12
8:13
24
8:37
52
9:29
9:30
33
10:03
10:04
41
10:48
10:50
21
11:11
11:13
40
11:53
11:54
12
12:06
21
12:27
15
12:42
12:48
9
12:57
15
13:12
13:14
42
13:56
13:57
21
14:18
14:19
15
14:49
14:50
5
14:55
14:56
9
15:23
15:25
4
15:29
21
15:50
31
16:21
16:22
19
17:12
1
17:13
ゴール地点
天候 1日目:曇りときどき晴れ 2日目:晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路) JR中央線「塩山」〜山梨中央バス〜新地平バス停
復路) JR青梅線「奥多摩」
コース状況/
危険箇所等
新地平→雁峠 渡渉箇所あり(増水時に注意)
笠取山〜唐松尾山 倒木箇所あり
(黒槐・唐松尾の巻き道は登山道崩落のため通行止めになっています)
将監峠〜飛龍山 倒木箇所あり
飛龍山〜三条タルミ 笹繁茂あり
三条タルミ〜雲取山 倒木箇所2か所
いずれも今年(平成29年)5月に歩いた時より歩きづらかった
その他周辺情報 1600mあたりから紅葉していました。
見ごろは来週あたりでしょうか?
白雲荘前の新地平バス停
(反対側にしかバス停の表示はありません)
30mほど下ったところに、トイレがあります。
2017年10月08日 09:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/8 9:33
白雲荘前の新地平バス停
(反対側にしかバス停の表示はありません)
30mほど下ったところに、トイレがあります。
雁峠登山口
2017年10月08日 09:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 9:34
雁峠登山口
富田林道のゲート(このゲートのほかにもう1か所あります)
2017年10月08日 09:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 9:46
富田林道のゲート(このゲートのほかにもう1か所あります)
ススキが揺れる登山道
2017年10月08日 09:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 9:47
ススキが揺れる登山道
紅葉が進みつつあるカラマツ
2017年10月08日 09:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/8 9:48
紅葉が進みつつあるカラマツ
この辺りは晴れていますが....山頂には雲?
2017年10月08日 09:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 9:53
この辺りは晴れていますが....山頂には雲?
左はカラマツ林。右はスギと唐松が半々くらい?
2017年10月08日 09:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 9:58
左はカラマツ林。右はスギと唐松が半々くらい?
広川のせせらぎに沿って登っていきます。
2017年10月08日 10:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/8 10:27
広川のせせらぎに沿って登っていきます。
黄色に紅葉したウチワカエデ。
2017年10月08日 10:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 10:37
黄色に紅葉したウチワカエデ。
こちらは赤いヤマモミジ。
2017年10月08日 10:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 10:45
こちらは赤いヤマモミジ。
正面の尾根を右方向に登っていくと....雁峠です。
2017年10月08日 11:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 11:38
正面の尾根を右方向に登っていくと....雁峠です。
2時間ちょっとで雁峠に到着。
2017年10月08日 11:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 11:44
2時間ちょっとで雁峠に到着。
笠取山。
この辺りも紅葉が始まっています。
2017年10月08日 11:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/8 11:48
笠取山。
この辺りも紅葉が始まっています。
小さな分水嶺から眺めた笠取山。
ここは、荒川・富士川・多摩川の分水嶺になっています。
2017年10月08日 11:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/8 11:58
小さな分水嶺から眺めた笠取山。
ここは、荒川・富士川・多摩川の分水嶺になっています。
いよいよ笠取山への登り。
2017年10月08日 12:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:09
いよいよ笠取山への登り。
途中から雁峠を振り返ります。
正面の乾徳山は雲の中。
2017年10月08日 12:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:19
途中から雁峠を振り返ります。
正面の乾徳山は雲の中。
笠取山。
山頂碑の向こう側には富士山が見えるはずですが....
2017年10月08日 12:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
10/8 12:27
笠取山。
山頂碑の向こう側には富士山が見えるはずですが....
山頂から分水嶺を振り返ります。
2017年10月08日 12:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:31
山頂から分水嶺を振り返ります。
笠取山からのパノラマ
2017年10月08日 12:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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10/8 12:32
笠取山からのパノラマ
奥武蔵主脈。
一番奥のガレ面が見えているのが木賊山。その奥に甲武信ヶ岳が隠れています。
2017年10月08日 12:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:33
奥武蔵主脈。
一番奥のガレ面が見えているのが木賊山。その奥に甲武信ヶ岳が隠れています。
本来の笠取山山頂への難路上には紅葉している木々が沢山。
2017年10月08日 12:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:39
本来の笠取山山頂への難路上には紅葉している木々が沢山。
環境省の立てた山頂碑。
2017年10月08日 12:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 12:41
環境省の立てた山頂碑。
いったん、水干方向に下り、水干とは反対方向の唐松尾岳を目指します。
2017年10月08日 13:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 13:02
いったん、水干方向に下り、水干とは反対方向の唐松尾岳を目指します。
新しい倒木がいくつかありました。
2017年10月08日 13:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 13:18
新しい倒木がいくつかありました。
黒槐岳は右から巻いて、稜線を進みます。
2017年10月08日 13:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 13:44
黒槐岳は右から巻いて、稜線を進みます。
中央の木がない草原が将監です。
2017年10月08日 13:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 13:54
中央の木がない草原が将監です。
この稜線は紅葉がかなり進んでいます。
2017年10月08日 14:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 14:22
この稜線は紅葉がかなり進んでいます。
唐松尾山山頂。
天気も良くありませんが、もともと眺望に恵まれません。
山の神土では少し戻って、左方向へ下ります。
2017年10月08日 14:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 14:32
唐松尾山山頂。
天気も良くありませんが、もともと眺望に恵まれません。
山の神土では少し戻って、左方向へ下ります。
2017年10月08日 14:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 14:47
かなり歩きにくい下りでしたが、ここまで来るとあとはなだらかです。山の神土は目の前。
2017年10月08日 15:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 15:13
かなり歩きにくい下りでしたが、ここまで来るとあとはなだらかです。山の神土は目の前。
山の神土、巻き道分岐の注意書きです。
唐松尾山、黒槐の巻き道は登山道崩落のため通行止め。稜線を進んでくださいとのことでした。
2017年10月08日 15:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/8 15:15
山の神土、巻き道分岐の注意書きです。
唐松尾山、黒槐の巻き道は登山道崩落のため通行止め。稜線を進んでくださいとのことでした。
1日目の将監小屋。テントは最終的には10張弱。
2017年10月08日 15:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/8 15:32
1日目の将監小屋。テントは最終的には10張弱。
空いていました。
翌日の出発は、ビリから2番目。
皆さんお早い。私は日の出時間から5分遅れなのに....。
2017年10月08日 15:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/8 15:44
空いていました。
翌日の出発は、ビリから2番目。
皆さんお早い。私は日の出時間から5分遅れなのに....。
しばらくは南斜面を巻いて行きます。
2017年10月09日 06:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 6:24
しばらくは南斜面を巻いて行きます。
ガスに閉ざされる飛龍山。
2017年10月09日 07:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 7:03
ガスに閉ざされる飛龍山。
大ダワから。
本来この方向に富士山が見えるんですが....。
2017年10月09日 07:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 7:21
大ダワから。
本来この方向に富士山が見えるんですが....。
飛龍山手前の絶景スポット「禿岩」から。
180°ガスっていました。
2017年10月09日 07:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 7:51
飛龍山手前の絶景スポット「禿岩」から。
180°ガスっていました。
飛龍山手前の紅葉。
2017年10月09日 08:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 8:00
飛龍山手前の紅葉。
青空も覗き、モミジが映えます。
2017年10月09日 08:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 8:01
青空も覗き、モミジが映えます。
展望には恵まれない飛龍山山頂。
昭文社の地図では難路になっているようですが、難路ではありません。
2017年10月09日 08:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
10/9 8:14
展望には恵まれない飛龍山山頂。
昭文社の地図では難路になっているようですが、難路ではありません。
雲取山へ続く稜線。
コースタイムでは北天のタルから3時間ですが....。
天気は良さそう。
2017年10月09日 08:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 8:24
雲取山へ続く稜線。
コースタイムでは北天のタルから3時間ですが....。
天気は良さそう。
秋の装い。
2017年10月09日 08:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 8:35
秋の装い。
北天のタルからちょっとだけ雲取山寄り。
この山域はまさに見ごろ。
2017年10月09日 08:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 8:39
北天のタルからちょっとだけ雲取山寄り。
この山域はまさに見ごろ。
GWに歩いた時より、やぶが深くなっていました。
2017年10月09日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 9:27
GWに歩いた時より、やぶが深くなっていました。
狼平。
2017年10月09日 09:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 9:35
狼平。
三条ダルミ。
2回連続でシカにあった場所ですが、この日は姿を現しませんでした。
2017年10月09日 10:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 10:07
三条ダルミ。
2回連続でシカにあった場所ですが、この日は姿を現しませんでした。
雲取山への急登の途中の倒木。
写真のほかのもう1か所はう回路がなく、斜面を登りました。
いつ来ても、三条ダルミから雲取への登りはきつい。
2017年10月09日 10:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 10:12
雲取山への急登の途中の倒木。
写真のほかのもう1か所はう回路がなく、斜面を登りました。
いつ来ても、三条ダルミから雲取への登りはきつい。
ようやく、小雲取りからの登山道と合流。
2017年10月09日 10:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 10:46
ようやく、小雲取りからの登山道と合流。
立派な山頂碑です。
今年立て替えたのかな>
その奥は2017mの雲取山と、2017年をかけた記念碑。こいつは5月にありました。
2017年10月09日 10:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
3
10/9 10:49
立派な山頂碑です。
今年立て替えたのかな>
その奥は2017mの雲取山と、2017年をかけた記念碑。こいつは5月にありました。
飲み水が足りないので、雲取山荘へいったん下りました。
11月には凍結で、水をもらえないので注意が必要です。
2017年10月09日 11:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 11:08
飲み水が足りないので、雲取山荘へいったん下りました。
11月には凍結で、水をもらえないので注意が必要です。
雲取山荘からの巻き道も、手入れがいまいちで、笹が繁茂しています。難コースをこなすこと、30分ちょっと、着いたのは小雲取山。山頂へ上り返しても時間はさほど変わらないかも。
2017年10月09日 11:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 11:53
雲取山荘からの巻き道も、手入れがいまいちで、笹が繁茂しています。難コースをこなすこと、30分ちょっと、着いたのは小雲取山。山頂へ上り返しても時間はさほど変わらないかも。
天気があまり良くない本日の笹尾根。
奥多摩駅に行くには正面の七つ石山を登り返さなくてはなりません。
2017年10月09日 12:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 12:23
天気があまり良くない本日の笹尾根。
奥多摩駅に行くには正面の七つ石山を登り返さなくてはなりません。
傾斜の強いつづらに見えますが....意外と短い時間で登れます。
2017年10月09日 12:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 12:41
傾斜の強いつづらに見えますが....意外と短い時間で登れます。
これまた、立派な山頂碑に立替済み。
2017年10月09日 12:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
10/9 12:44
これまた、立派な山頂碑に立替済み。
七つ石山裏側の石尾根縦走路へ下ります。
2017年10月09日 12:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 12:58
七つ石山裏側の石尾根縦走路へ下ります。
ここはずっと防火帯です。
2017年10月09日 13:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 13:02
ここはずっと防火帯です。
鷹ノ巣山避難小屋までは、稜線を歩くとアップダウンがきついので巻き道を。そこそこに快適。
2017年10月09日 13:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 13:30
鷹ノ巣山避難小屋までは、稜線を歩くとアップダウンがきついので巻き道を。そこそこに快適。
鷹ノ巣山避難小屋。
この日は少なくとも3人は泊まられるようでした。
2017年10月09日 13:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 13:57
鷹ノ巣山避難小屋。
この日は少なくとも3人は泊まられるようでした。
日陰名栗山、高丸山は巻きましたが、鷹ノ巣山は登ることに。
2017年10月09日 14:01撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 14:01
日陰名栗山、高丸山は巻きましたが、鷹ノ巣山は登ることに。
下から見るとそんなに遠くなさそうでしたが....標高差170m。登っても、登っても、なかなか山頂が見えてきません。
2017年10月09日 14:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 14:17
下から見るとそんなに遠くなさそうでしたが....標高差170m。登っても、登っても、なかなか山頂が見えてきません。
立派な山頂碑。
でも富士山どころか、周りはガスに包まれていました。
2017年10月09日 14:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 14:19
立派な山頂碑。
でも富士山どころか、周りはガスに包まれていました。
六つ石山へは標高1400mあたりから1200mまで、防火帯を一気に下ります。
2017年10月09日 14:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 14:43
六つ石山へは標高1400mあたりから1200mまで、防火帯を一気に下ります。
奥多摩駅へのコース上には六つ石山は含まれませんが、新しい山頂碑を見に行ってきました。
2017年10月09日 15:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
10/9 15:29
奥多摩駅へのコース上には六つ石山は含まれませんが、新しい山頂碑を見に行ってきました。
日没まであと30分ぐらいとなりましたが、本仁田山が見える林を右に折れ、あとわずか。
2017年10月09日 16:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 16:40
日没まであと30分ぐらいとなりましたが、本仁田山が見える林を右に折れ、あとわずか。
石尾根登山口に到着しました。
この後はほとんどが舗装路でしたが、もう太ももパンパンで一度座ると立ち上がれない状態でした。
2017年10月09日 16:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
10/9 16:43
石尾根登山口に到着しました。
この後はほとんどが舗装路でしたが、もう太ももパンパンで一度座ると立ち上がれない状態でした。
撮影機器:

感想

 先週末、ついに還暦を迎え「還暦記念登山」を敢行してきました。
 季節柄、テント泊縦走にもってこいの奥武蔵。3連休の初日は天候不順だったので、1泊2日の行程。新地平から雁峠を経て、雁坂小屋か将監小屋で1泊して....と考えると、雁坂→甲武信ヶ岳だと、昼過ぎには西沢渓谷に降りてしまいます。5月には、将監→飛龍山→雲取山→鴨沢と歩いているので、それじゃ還暦記念ということで、奥多摩駅まで久しぶりに歩いてみようということになりました。

************************
 塩山駅から「西沢渓谷入り口」行きバスで、新地平で下車したのは3人。運転手が案内ボタンを押し忘れていたので、広瀬ダムの堰堤を過ぎたところで
「次、新地平ですよね。」
と言って、バス停で降してもらいました。

 かれこれ4回目の亀田林業林道ですので、途中に渡渉があることも熟知して登っていきました。ただ、前日朝まで雨だったので、何となく隣を流れる広川が水量多いような感じ。
 第1渡渉点まであと少しというところで休んでいた女性ソロの方に
「雨が降って、川を渡るところを心配しています。」
と声をかけて追い抜きました。
 たしか、この辺りで渡った方が渡りやすかったなと、ちょっと手前で渡渉を試みましたが、意外と石に苔が生えていて滑りやすく、引き返したところ、目の前に先ほどの女性。
「ここは滑りやすいので、もう少し上に行きましょう。」

 女性はこのコースに渡渉があることを知らず、不安でついてきたようでした。
 いくつかある渡渉候補から、一番よさそうなところを選び、先にわたって彼女を待ちました。あまり渡渉には慣れていないらしく、ちょっと転びかけたところもありましたが、何とか無事に向かい岸に。このあと、何回か渡渉があることを告げると、ついてくるとの話。私も健脚の部類と思っていましたが、雁坂小屋に泊まる予定の彼女もそこそこの装備を背負いながら、ぴったりと私の後を着いてきます。予想外の彼女の健脚ぶりには驚きました。
 結局、途中で若い男性も追い抜いて、2時間ちょっとで雁峠に到着。自己記録を更新です。もっとも、本来は第1渡渉点で小休憩を入れるはずでしたが、ペアになったので休憩を入れずに登り続けたからでした。

**************************
 登った雁峠からは乾徳山が見えるはずでしたが、この日はあいにくと雲の中。ただし、予想外に周囲の紅葉は進んでおり、笠取山はきれいに見えています。近くの小さな分水嶺まで、彼女に登ることをお勧めし、そこまで案内しました。分水嶺の近くはさらに見事なもみじが紅葉しており、いい写真が撮れたと思います。

**************************
 笠取山は作場平からと思われるの登山客で賑わっていました。残念ながら富士山は見えませんでしたが、甲武信ヶ岳へ続く稜線はしっかり見えました。
 狭い山稜を抜けて、黒槐から唐松尾山へのコースを進むのは一人だけ。途中で会ったのは、将監から反時計回りで周回してきた方2名だけ。この静かなコースが私は好きです。5月のGWに長男と歩いた時には少しばかり雪が残っていて、その分歩きにくかったのですが、今回は雪はありませんが何本もの新しい倒木があり、登山道を閉鎖しています。そのたびに、跨いだりくぐったり...迂回したりと、だいぶ様相が異なっていました。黒槐を右から巻き、稜線のアップダウンを着実にこなしながら唐松尾まで来ましたが、意外と手前の岩稜でもたつきました。1回目に来たときは唐松尾山からの下山ルートがわからず20分くらい迷い、さらにはそのくだりが急で脚に来た印象が強いですが、当時はポールを持たずにテン泊装備を背負っていたからだと今回気がつきました。

****************************
 将監小屋は管理人不在で、素泊まりとテン泊のみ。素泊まりのお客さんもいたようですが、テン泊も10張り弱。静かな夜を楽しむことができました。
 皆さん朝は早く、日の出時刻のころには3組くらいしか残っていませんでした。

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 将監峠〜大ダワ〜飛龍山は通いなれた道?でしたが、やはり倒木が多く、迂回箇所で転び左の太ももを強打してしまいました。幸い歩行には支障がほとんどない状況でしたが、たびたび塗り薬を塗りながらの山行きとなってしまいました。
 朝から曇りがちでしたが、飛龍山の山頂あたりから好天に。北天のタルからのトラバースはやぶが繁茂し、足元が見にくいところが結構ありました。谷側の足を踏み抜いたり、笹に隠れた木の根に躓いたりと、もう少し整備してくれないと、いずれは廃道になっちゃうのかな?狼平手前の笹路もちょっとしたやぶ漕ぎ?
 それでもかなりのハイペースで、三条ダルミへ。
 前回はここで長男ために長い休憩を取りましたが、今回は給水だけ。そこから、雲取山への登りは、きつい道のりでした。登っても、登っても、林の終点が見えない!
右に見える指標になる小雲取山はガスがかかってよく見えないし、2本の倒木が完全に登山道をふさいでいる場所も.....。ほぼコースタイム程度、雲取山頂までかかってしまいました。頑張って登った雲取山頂には石製の立派な山頂碑。まあガスが上がってきて、あまり眺望には恵まれませんでしたが、これから向かう七つ石や鷹ノ巣山は見えました。ただ、登りで疲弊したいたので「ずいぶん遠いな」、とネガティブな印象でしたが.....。

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 この日は意外と厚く、ここまで1Lの水分補給で、あ、0.85L。これでは奥多摩駅まで持つはずがないので、給水のため雲取山荘へ。おいしい水をたくさん飲んで、さらに満杯まで補給したのは良かったのですが、石尾根までの巻き道は意外と手ごわく、散々体力を消耗したのに、小雲取山のところにしか降りていません。
 ブナ坂までは石尾根の防火帯を降りていきますが、この日はあいにくと富士山の眺望はなし。ブナ坂から七つ石の登りは10くらいで、これまた立派な山頂碑に置き換わっていました。ここで、昼食。朝作った尾西のカレーピラフです。これじゃこの先、シャリバテ?自分の脂肪燃焼で行くしかありません。

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 高丸山・日陰名栗山を巻いて、鷹ノ巣山避難小屋へ。日曜の昼過ぎだというのに、けっこうな数の人が憩っていました。みなさん、今夜はここに泊まるのだそうです。
 この鷹ノ巣山も巻くことができるのですが、今回は還暦記念で登ることにしましたが、なかなかの強敵でした。20分かけて登りましたが、山頂は視界ゼロ。軽く雪が積もる鷹ノ巣山からの眺めは、その後方の富士山とともに素晴らしい思い出でしたが、今回は眺望ゼロ。ここも立派な山頂碑でしたけどね。
 ここから本格的な下りが始まります。
 防火帯を一気に250mほど下るのですが、ひざと足と太ももに来るダメージは相当のもの。ここを日帰り装備ではなく、テントを担いで下るのは、あまりお勧めできるプランではありません。
 本来ならコース上にない六つ石山頂にも新しい石碑を見に立ち寄りました。ここから奥多摩駅までのコースタイムは、3時間20分。すでに時刻は3:30ですので、コースタイムでは7時になっちゃいます。日没予定は17:15ですので、ゆっくりは下れません。何とかペースを保って、本仁田山が見える林のところを右折し、ほっと一安心。
 登山口からは、一部だけは登山道がありますが、ほとんどは舗装路。ただし、もう余力はなく、舗装路でトレランの方から
「お疲れさまでした」
の声をいただいて、日没直前に奥多摩駅に到着しました。
 一度ザックを下すと、もう担げないほど、疲労困憊でした。

 こんなバカな挑戦もここまでかな?
 

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