中生保内登山口から秋田駒ケ岳〜乳頭山縦走
- GPS
- 10:43
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,055m
- 下り
- 1,474m
コースタイム
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:44
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
和賀岳に登った後は秋田駒ケ岳と乳頭山に登る事にした。
赤線繋ぎもあり、オーソドックな旧登山道の中生保内コースに向けて、朝4時に田沢湖駅を出発した。
中生保内登山口迄は林道経由で8キロと思ったがどうやら10キロはあったみたいで登山口に着いた時は既に登山前に疲れていた(笑)。
シンプルな登山口より、御坪分岐に向かう。この道、最初は緩やかだが登るにつれて急登で辛い。それにやたら喉が乾く。自分にとっては調子の悪い証拠だ。
ゆるゆると登るしかない。加えて御坪分岐近くになると笹が生い茂って鬱陶しい。
それでも御坪分岐にはコースタイムより早く着いた。唯、体力はかなり消耗してしまいこの後の登りの足取りは重かった。
御坪分岐からはカルデラの淵を回るようにして、男岳に向かう。遠目には気持ちの良い稜線の感じだがここも笹が深い。それにしても今日の天気は晴れだったはずなのに、どんよりして女岳は見えるが、男岳はガスの中。晴れてたら、紅葉が映える景色なのにとても残念。水沢分岐を経ていよいよ男岳への急な登り。足取りは更に重くやっとの事で男岳山頂に着いた。因みに展望は皆無。ここでやっと登山者と会えた。天気が今一つなので誰も登らない寂しい山と思っていたので人と会えて嬉しかった。
ここから阿弥陀ヶ池に一旦下り男女岳に登り返す。ところが急に人が増えてきた。阿弥陀ヶ池の木道付近にはかなりの人がいる。一体何処からこんな人が登ってきたんだろう?
そして、男女岳への登り。足取りは更に重く、若い女性二人にサクッと抜かされる。俺もおじさんだからなぁと自虐的に自分を慰める。ガスの上、風も吹き、これで雨が降ったら和賀岳と同じになる…。ゆっくり登り秋田駒ケ岳の男女岳山頂に着いた。全く展望はなく、写真を撮ってサッと下山。
因みにここ迄かなり遅い。当初の計画ではこの後、乳頭山によるつもりだったが微妙な時間。阿弥陀ヶ池の避難小屋で地図で時間を確認。ギリギリで何とかなりそうだ。
避難小屋を出て横岳に登る。避難小屋で休憩した為か足取りも少し軽くなった。横岳を経て焼森に着く。ここで先ほどの女性二人と言葉を交わす。彼女達は八合目に戻るという。『八合目ってなんだ?』。
自分は乳頭山に向かう為、その先の湯森山に向かう。道は全体的に緩やかな傾斜で歩きやすい。きっと晴れていたら、素敵な稜線だが展望もなく黙々と歩く。湯森山からは順調に歩き、笊森山に到着。いよいよ後は乳頭山のみだ。相変わらず天気は悪い、むしろ悪くなってきた気もする。風も強くなり、全然の展望だ。誰もいない寂しい乳頭山に到着。さあ、後は降りるだけ。
途中で田代平が広がっている。残念ながら灰色の中の草紅葉。木道をどんどん歩く。蟹場分岐より、乳頭温泉へ下山。ドスドス降りて乳頭温泉にコースタイムを大幅に短縮して下山。やっぱり下りは早い(笑)。
乳頭山と乳頭温泉はセットだろうと勝手な解釈をして温泉にザブン。湯の花が浮いている良い温泉だった。
帰りのバスで地図を改めて見て愕然。何と秋田駒ケ岳は八合目迄バスが来ている。それであんなに人が山頂付近にいっぱいいたんだ。それを俺はわざわざ下から登ったのか!でもたとえバスの存在を事前に知ったとしても赤線繋ぎの性できっと下から登ったであろう(笑)。
コメント
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に写る紳士はmomohiroさんですか。
過去を遡ってみましたが、体形が、鼻の形が違うような。
記録よりそちらに気が行ってしまいました。
ところで今、「単独行者」を読んでるのですが、山を登って降りて街道を歩いてまた山を登ってと、どことなくmomohiroさんに似ているなと思いました。
特に
【集団ならともかく、一人で黙々と歩く姿は異様に映るようだ。不審者と間違われて、警官に呼ばれたこともあった。】
を読んでmomohiroさんだと思いました。(笑)
いや〜違いますヨ
あんなじい様ではないです (スミマセン )
少なくとも見た目だけは若い
若いOL二人の写真を駒ケ岳と焼森で撮ってあげたので「撮りますよ」と言ってくれたんですが、駒ケ岳は撮ってもらいましたが、此処では辞退しました。
PS 和賀岳から降りて来て、そのまま中生保内登山口にテントを張る事も考えたのですが、確実にナイトウォークになり、職質を受けそうだったので、その日は大人しく、公衆トイレ兼避難小屋の薬師岳休憩所に泊まりました。
やはり藪になってましたか…
花の季節も良いし、五百羅漢や女岳からの溶岩流痕もまじかに見られて好きなコースです。
国見温泉から周回することが多く、いつか生保内からも登ってみたいと思っていましたが刈払いのニュースまで待ちますかね。
はじめまして、yamakake様
レコとか見ると藪と書かれていて、自分も覚悟してましたが、藪迄はなっていないです。
唯、白滝から御坪分岐そして1167峰付近迄は笹が鬱陶しいという感じです。
前進するには殆ど支障はありません(笑)。
秋田駒ケ岳から乳頭山は良い山でした。晴れの日にいつか再訪したいです
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