十勝岳温泉から上ホロカメットク山と富良野岳
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- GPS
- 06:35
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,093m
コースタイム
天候 | 晴れ後雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは良く整備されており晴れていれば問題は無い。ガスの時などは稜線部分で迷いやすいところがあるかもしれない。 今回は、富良野岳山頂周りで雷雨となり、危険を感じた。今年は雷雨の発生が多いようで、午前中には行動を終えるような計画が望ましいかもしれない。 |
写真
感想
今年の夏は震災&原発による節電対策のため、6月になって急に夏季の長期休暇が設定されてしまった。
何をしようかと思案の末、たまたま友人から聞いた旭川でのゴルフ三昧の計画に乗ってしまったのであるが、1日だけ余ってしまうので、その日に近隣の山を覗いてみる事にした。
旭川からのアクセスが容易で、比較的手軽に森林限界以上が眺められる場所、という条件で地図とにらめっこをすると十勝連峰を発見した。昨年十勝岳には登っているので、その周りを見ると、昨年のどこかのカレンダーに出ていた上ホロカメットク山という名前が見つかった。これは行ってみるしかない、と言うことで、早朝に宿を出て美瑛経由十勝岳温泉へレンタカーを飛ばした。
十勝岳温泉には立派な駐車場があり、既に20台ほどの車が止まっている。同じ時間に出発する方々が数人準備をしていらっしゃる。これらの方々に形だけご挨拶をして出発。
今日は、荷物が軽い分軽快に足が出る。安政火口分岐を過ぎ、登山道らしくなる。富良野岳と上ホロの分岐から先は夏の花が咲き乱れている。特にウサギギクが多いのには驚いた。それと共にコヒオドシやクジャクチョウの姿が多く、写真撮影に時間を食ってしまう。
300階段を過ぎて程なく稜線に立つと、右手の八つ手岩の奇観とその向こうの荒涼とした火山灰斜面の先に十勝岳の威容が現れた。後には緑色に覆われた富良野岳があり、両者の色彩的なコントラストが楽しい。
登山口から2時間ほどで上富良野岳に到着。写真を撮ったあと上ホロを往復、富良野岳へ向かう。三峰山の山頂で昼食を採ったが、西の方から雨雲が近づいているいるように見え、また、富良野岳の奥からもさほど大きくは無いものの小振りの積乱雲が近づいては遠ざかっており、徐々に降雨の感じがしてくる。雷が来なければ良いがと思いつつ富良野岳に到着。
しかし、直後からパラパラと降り出す。しかも、恐れていた雷の音がし始める。十勝岳温泉と上ホロの分岐辺りで雨が強くなって、カッパのフードを出す。しかも1発大きな雷鳴が鳴る。この分岐を過ぎると潅木帯に入るため、何となく安心するが、沢筋など周りに木が生えていない場所では背を低くして通り過ぎる。
結局雷は一発だけ近いものがあったが、その後は雨も止んできて、事なきを得た。
登り始めてから6時間半で元の駐車場に帰着、なかなか手ごたえのある山行であった。
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