甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ピストン。久々のいっぱいいっぱい山行)
- GPS
- 12:52
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 3,043m
- 下り
- 3,042m
コースタイム
天候 | 朝はくもり お昼前から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
70くらい止められそうなところですが4台だけでした。。 トイレ、自販機あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梯子、鎖、岩がたくさんありますが 確実にこなしていけば危険はない。 ・・・とみなさん書いてらっしゃるので 特に心配していなかったのですが 高いところが苦手な僕としては、 危険はないけど怖いな〜、 という感じでした。 7丈小屋までは ものすごく親切に必要なさそうな所にも鎖があるのですが、 7丈小屋から山頂までは、 鎖が欲しいようなところにもないような気がしました。。 温泉は 駐車場から5分ほどの尾白の湯に行きました(700円)。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
このところ天候が思わしくなく
なかなか山に行けない日々が続いていました。
8月中にはどこかに行きたいな〜と思っていたのですが
せっかくの平日休みなのに
天気予報はやはり雨・・・。
雨でもいいところに行けばいいかなぁ、
ということで思いついたのがココでした。
眺望はまたに期待するとして
訓練気分で行ってみることに。
日本三大急登のひとつと言われる黒戸尾根。
どのくらい急登なのかドキドキします。
5:00尾白川渓谷の駐車場に到着。
広い駐車場に4台だけ・・・
寂しい光景です。
予定では5:00開始だったけども
なんだか眠いので6:00出発することにして
車中で40分ほど眠る。
超爽快な気分で登山開始です。
13時に山頂に到着予定の長丁場なので
なるべくゆっくりを心がけます。
ヤマレコのみなさんの記録で
よく出てくる写真と同じ光景が
次々と出てきます。
まずは登山口の神社わきのつり橋。
思ったよりゆらゆらします。
酔いそうです。。
それからは、
かなり長い間樹林帯が続くのですが
なかなか良い休憩ポイントがありません。
そうこうしているうちに
これがあの刃渡りか!
と思えるほど何度も見た、刃渡り。
なんてことはないけど
鎖が設置されてなかったら怖いかも・・・。
この辺りから鎖梯子が続くことに。
35段梯子、ほぼ垂直な梯子
など、写真でよく見たものが出てきます。
下りるときはそうでもなかったのですが
登るときは結構怖かったですね〜。
7丈小屋を過ぎると
なんだか鎖が少なくなったような気が・・・。
今まではこういう場所にはあったのに、
と言うところにないのです。。
8合目を過ぎ頂上に大分近づいたあたりで
今日1番の難所と思える場所。
そして、
そこの岩を登っている途中にまさかの雨本降り。
仕方ないので一息つけるところまで急いで移動し
雨具を着る。
この時期の雨具は暑い。。
他の方の記録で
山頂までもう少しのところで撤退した記録がありましたが
この辺りなのかなぁ、と思いました。
上の方に、赤い道票があるのは見えるんだけど
どこをどう通ってあそこまで行くのかがわからない。
半ば強引にそんな個所を通過し登っていくと
どんどんガスが濃くなる。
そんななか突然眼前に神社が。
ココが山頂か?
とおもったが、でもそういう感じでもない。
山頂を目で探してみるが
あまりにも周りが真っ白で何も見えない。
・・・とその時
西の方から人の声が・・・。
向こうに山頂があるのかな、と
そちらへの道を探す。
・・・こと5分ほど。
やっとそちらへの道を見つけ山頂(と思われるところ)へ向かう。
ちなみに本日はほとんど人を見ておらず、
人と言えば、
コンビニの店員さんと、
登り始めすぐに、発泡スチロール2箱を担いで下りてきた人と
すれ違ったのみ。
向こうに人がいる!
そう思った瞬間、
僕は、山頂というよりも、
人に向かって歩いていた(ような気がする)。
人恋しくなってしまうタイプではないはずなのだが、
今日はだれともしゃべってないし
この大きなガスに囲まれてしまった山に
自分しかいないんじゃないかという気分もあってか
妙に安堵感を感じたようです。。
山頂到着!
いらっしゃいました。
愛媛からという2人でした。
北沢峠からで、今日は北沢峠の方の(名前はわすれた)小屋泊だそうな。
30分歩ほど休憩し下山です。
実は、あまり疲れてません。
長丁場と言うことで、かなり体力を押さえて歩いていたからでしょうか。
それにしても
7時間かけてきたところを戻るというのは
ちょっと気が滅入ります(笑)。
先ほどの
今日一番の難所とおもわれるところ
に到達。
そして、
本日一番の難所、となりました。。
下りられない・・・。
どうやって登ったのか覚えておらず、
どこを下りても危ないように思える。。
10分くらい、
こっちでもないしあっちでもないよな〜
と、登ったり下りたりしていたのですが、
ココ!と信じ超慎重に下りました。
この箇所だけでかなり体力精神力を消費した気がします。。
そうそう、それから下山していく中で感じたのが、
垂直な鎖場って登るときはくぼみがよく見えるから登れるけど
下りるときは、
くぼんでいるところが見えないので(出っ張りはみえますが)
非常に難しいな〜ということでした。
そんなわけで順調に下り、
刃渡りまで帰ってきました。
梯子鎖はここまでです。
ここからは樹林帯歩きです。
そしてそして問題が。
真っ暗になると予想される19時までのこり2時間。
なんとか暗くなる前にある程度までは下りたい
と思い、
ここからは久々の本気下山。
・・・結果としては
19時前に下山できたのですが
山頂で感じていた体力精神力の余裕は
下山したときにはわずかほども残っておらず、
足を動かすのもきついほどに・・・。
このコースの日帰り往復としては
僕の歩く速さではあと1時間は早く出ないと
普通の状態で(笑)、登山口には戻ってこれなさそうです。。
いや〜しかしいい訓練山行になりました。。
初めまして、tantanmameと申します。
雨で展望のない中、お疲れ様でした。
2年前、私、初めて黒戸ピストンした時の状況がそっくりです(^^;
ガスで展望効かず、駒ケ岳神社から目と鼻の先の頂上の祠も見えませんでした(^^;
今年、2度目のピストン時は、まずまずの展望楽しめましたから、、、
またチャレンジしてくださいな。
次は大展望がきっと待っていますよ(^^)
お疲れ様でした
はじめまして
tantanmameさん。
黒戸尾根、いいですよね。
きっとまた行くと思います
それにしても
tantanmaneさんの記録を見させていただきましたが
やっぱり早いですね〜。
黒戸尾根を好む人はやっぱり豪傑なのですね〜
特に、
大倉→塔ノ岳→三の塔→蛭ヶ岳→大倉
を9時間半ほどでこなしてらっしゃるのには脱帽です
今後ともよろしくです
こんばんは tyatora 様
いえいえ、豪傑なんて、とてもとても(^^;
「ここに登りたい」の気持ちさえあれば、
どなたでも、てっぺんまで行って帰って来られますから(^0^)
こちらこそ宜しく(^0^)
確かに
その気持ちが一番大切ですよね。
気持ちとともに
体力・技術のUPに努めます
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