横山岳【金居原コース〜東尾根コース】

2017年11月03日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.4km
• 登り: 911m
• 下り: 906m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:00

8:25 東尾根コース駐車地
8:51 8:55 金居原コース登山口
10:34 10:37 夜叉ヶ池
10:45 阿蘇山
10:51 金居原コース/東尾根コース出合
11:38 横山岳東峰
12:00 13:00 横山岳
13:40 13:43 金居原コース/東尾根コース出合
14:22 東尾根コース登山口
14:25 東尾根コース駐車地

GPS不調のためルートは手書きです。コースタイムも写真からだいたいの推測となっています。ブナ黄葉エリアではかなりペースは遅くなっています。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岐阜県側から国道303号線を走り、八草トンネルを抜けて滋賀県へ出て間もなく（1.7〜1.8kmくらい？）で右手の林道へ入ります。すぐに横山橋を渡りますが、金居原コースの道標と橋手前にわずかな駐車スペースがあります。
今回は林道を車で上がり、東尾根コース登山口付近に駐車して林道を歩き金居原コース登山口へ向かいました。林道は未舗装ですが、フラットで乗用車でも問題なく走れます。

コース状況／危険箇所等

金居原コースは登山口から尾根に乗るまでが不明瞭な箇所が多いです。登山口の道標の矢印からして方向が変です(笑)ので、レコの写真を参考にしてください。
あとは特に危険個所などありません。先日の台風でブナの木が根こそぎ倒れて、登山道に大穴があいているところが何か所かあります。この日ほとんどが処理・整備されていましたので問題ないでしょう。

その他周辺情報

「道の駅 星のふる里ふじはし」
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321

写真

11/3 8:25

東尾根コース登山口の近くの林道脇スペースに駐車。未舗装の林道で車は汚れます(笑)ので、それが嫌な方は金居原登山口前への駐車をお勧めします。

11/3 8:36

金居原コース登山口まで林道歩き。下るだけなので苦になりません。最初に歩くか下山後最後に歩くかはお好みで。

11/3 8:51

普通に歩いて25分強で金居原コース登山口に到着。

11/3 8:55

道標が示す矢印は無視して？正面奥へと進みます。踏み跡は薄いです。

11/3 8:57

するとこの道標に出合います。右手の沢を渡渉して対岸へ。

11/3 9:04

最初のうちは踏み跡が不明瞭で獣道とも作業道ともつかない道も交差しますのでテープや勘を頼りに？進みます。

11/3 9:13

なんとか尾根に上がりました。ここまで植林でした。

11/3 9:24

ここからは踏み跡はしっかりしていますし、尾根の一本道なので問題ないかと。

11/3 9:33

植林が姿を消し、尾根が広く明るくなります。

11/3 9:47

何とも言えない色をした紅葉。

11/3 9:53

まだブナのない雑木林ですが、色づき始めていい感じです。

11/3 10:02

カエデ類が良くなってきましたよ。

11/3 10:06

雑木林の紅葉は色とりどりなのがいいところ。

11/3 10:07

何色って言うんでしょう？

11/3 10:13

標高750mを過ぎるあたり、尾根が東に向きを変えます。

11/3 10:15

ここで初めて北側の展望が開けます。

11/3 10:15

一気に傾斜が緩み、待望のブナワールドが展開。いきなり色づきは絶好調。

11/3 10:15

こうなると進めなくなります(^^ゞ

11/3 10:19

面白いことに尾根の南側ではブナの黄葉は最高潮なのに…

11/3 10:23

北側ではすっかり落葉して初冬の様相です。

11/3 10:24

尾根幅のあるところでは視界の及ぶ範囲全て黄色で問題なし？

11/3 10:25

若いブナの道。

11/3 10:29

一つ目の池・夜叉ヶ妹池。尾根芯に池があるんですよ。

11/3 10:33

さらに輝くブナの森を進みます。

11/3 10:34

誰にも出会わず静かな森をのんびり。

11/3 10:35

二つ目の池・（金居原）夜叉ヶ池。凄く雰囲気のいい場所でした。急峻な痩せ尾根の山というイメージの横山岳ですが、こんなところもあるんです。

11/3 10:36

登山道上側からの夜叉ヶ池。

11/3 10:37

まだまだブナは続きます。黄葉も衰えを知らず。

11/3 10:38

首が痛くてしょうがない。

11/3 10:43

再び左手・秋真っ盛りと右手・冬枯れの道に。

11/3 10:45

阿蘇岳の三角点。

11/3 10:47

「う〜ん、マンダム」って、やっぱり思わず言ってしまう世代。

11/3 10:48

たっぷり時間をかけて絶景独り占めで楽しんできましたが。

11/3 10:51

金色に包まれる東尾根コースとの分岐に到着。ここで本日初めて他のハイカーに出合いました。

11/3 10:53

この先もまだまだこれが続いていました。

11/3 10:55

このあたりから根こそぎ倒れたブナが目立つように。まだ倒れて間もない感じ。

11/3 10:57

美しい森にチェーンソーの音が響いてきます。よもや伐採でもないでしょうが…

11/3 10:58

なるほどでした。先日の大型台風により倒れたブナの除去作業の真っ最中でした。ありがたやです。大穴ができた場所もこの通り。

11/3 11:03

そろそろ黄葉エリアも終わりかな。

11/3 11:07

と思わせて、なかなか頑張ってくれてます。

11/3 11:08

ブナの足元にはクロモジの黄葉で賑やかな雰囲気。

11/3 11:09

でもさすがにスカスカになってきましたが、これもまた味わいある光景です。

11/3 11:26

東峰手前の小岩のピークから。

11/3 11:26

同じ場所から奥美濃の山々。望遠が足りず写真には写りませんが白山も見えていました。

11/3 11:43

中途半端な展望の東峰はスルーして、すっかり落葉したブナの尾根を横山岳本峰（西峰）へ向かいます。

11/3 11:50

3名の方が草刈りをされていました。

11/3 12:49

横山岳山頂でランチタイム。写真は下山開始間際に、他のハイカーが居なくなってから撮ったものです。到着時は10名ほどの先客がありました。

11/3 13:12

東峰に戻る稜線から山腹の紅葉を見下ろす。

11/3 13:31

再びブナ黄葉エリアへ。午後の日差しで一層の輝きに。

11/3 13:40

ここから東尾根コースへ。

11/3 13:43

ここもやっぱりキテました。

11/3 13:46

やっぱり年に一度はこれを見たいもの。本当はヤブ山でというのが理想なんですが。

11/3 13:47

そろそろ見納め。

11/3 13:53

たっぷり堪能しました。感謝感謝です。

11/3 14:15

最後に草付斜面の上に出て。

11/3 14:21

足元の林道へ降り立って駐車地へ〜。

撮影機器：

DMC-G8 Panasonic

感想

ヤドカリ

ようやく休みに晴れがきました。週末雨続きで山休が続くうち、紅葉前線もかなり降りてきており出かけるしかありません。
本当は徳山湖エリアのヤブ山を予定して現地までは行ったものの、辺り一面の濃いガスに心が折れての転進でした(^^ゞ

金居原コースは4年ぶりでしたが、登山道はあまり歩かれていないのか？下部では以前に比べ荒れ気味で、不明瞭なところもありました。
その分静かな山歩きができ、期待通りのブナの黄葉を堪能できて結果オーライとなりました。
痩せ尾根急登のイメージの強い横山岳ですが、今回のコースは広い尾根に、大きなものはないですが美しいブナ林、2つの池などを楽しめる平和なコースだと思います。

この日はブナの黄葉は標高750m〜1000mあたりが見ごろでした。これより下にはブナは少ないので、出かけられるならお早めに。

コメント

hanamarute

金居原コース
こんばんは、
金居原コースというルートがあるんですね、初めて知りました。
横山岳は登ったことはないですが気になって以前調べた事があります。
その時は白谷の登山口から552ピークを経由して直接横山岳東峰に上り、東尾根コースで下山して周回するのはどうかなと考えました

ヤドカリ

Re: 金居原コース
hanamaruteさん、こんにちは。

金居原コースは私も5年位前に知りました。揖斐方面から向かうと、一番最寄りの登山口になるのでよいんですよ。
それにほかのコースに比べて断トツで静かです。といっても、美濃のヤブ山ならもっとですが
まあ所詮、登山道歩きですからhanamaruteさんには両手がヒマに感じるかもしれません
いつかお考えになられたそのルートのレコがあがるのを期待して待っています