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Yamareco

記録ID: 1303562
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳 紅葉!快晴!雪!強風!(徳ちゃん新道↑ 雁坂峠↓)

2017年11月04日(土) ~ 2017年11月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:40
距離
23.3km
登り
2,117m
下り
2,124m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:31
休憩
0:13
合計
4:44
距離 7.8km 登り 1,404m 下り 158m
2日目
山行
6:28
休憩
1:07
合計
7:35
距離 15.6km 登り 723m 下り 1,990m
5:52
24
6:16
6:17
27
6:44
6:58
14
7:52
7:54
45
8:39
8:40
24
9:04
9:08
49
9:57
10:03
33
10:36
11:02
29
11:31
11:36
29
12:05
12:07
25
12:32
28
13:15
13:17
7
13:24
13:25
2
13:27
ゴール地点
小屋へ着いてGPSを停止した後で再開するのを忘れてしまったが、1日目も小屋から山頂を往復している。
※甲武信小屋に到着し小屋前のベンチで昼飯(40分、13:46発)→その後甲武信ヶ岳山頂へ(14:03着 14:08発)→甲武信小屋(14:20着)
天候 1日目 午前:快晴 午後:曇り、雪
2日目 快晴(強風)
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷有料駐車場利用(1日500円)
コース状況/
危険箇所等
1日目
■西沢渓谷→徳ちゃん新道→戸渡尾根→木賊山→甲武信小屋→甲武信ヶ岳
危険箇所特になし。コースは長く、急登が続くが明瞭。

2日目
■甲武信小屋→賽の河原→避難小屋→破風山(西破風山)→東破風山→雁坂嶺→雁坂峠
危険箇所は特になし。破風山へ登りきるとその後は雁坂峠への下りまでそれほどアップダウンは無い。
富士山を眺めながらの気持ちよい稜線歩きが楽しめる。倒木は多い。
・賽の河原…木賊山からの大下りの途中にある岩と砂の展望地。休憩に良い
・破風山避難小屋…木賊山の分岐から300mも下った鞍部にあるきれいな避難小屋。20分ほど下った場所に水場あり

■雁坂峠登山道(下り)→井戸ノ沢出合→沓切沢橋→雁坂峠登山道入口→道の駅みとみ
雁坂峠を下り始めてすぐは笹の急登。30分ほどで井戸ノ沢に着き、ここで最初の沢渡り。
井戸ノ沢以降は沢沿いの登山道を進み、山道の終点の沓切沢橋までに3回ほど渡河がある。
グラグラする丸太の仮橋は渡るのに注意を要するし(落ちたら膝まで浸水コース)、最後のロープを頼りに渡る箇所は増水時は非常に危険。
標高を下げていくと紅葉真っ盛りの美しい山道になる。沓切沢橋以降は車道歩きとなり、雁坂トンネルの料金所などを横目に1時間ほど歩くことになる。
その他周辺情報 笛吹の湯(大人510円 露天風呂あり)
西沢渓谷有料駐車場。朝8時でこれ。
この調子だとあっという間に200台くらいは行きそう。
向こうに見えるのが鶏冠山と甲武信ヶ岳
2017年11月04日 08:06撮影 by  iPhone 7, Apple
2
11/4 8:06
西沢渓谷有料駐車場。朝8時でこれ。
この調子だとあっという間に200台くらいは行きそう。
向こうに見えるのが鶏冠山と甲武信ヶ岳
西沢渓谷へ出発
2017年11月04日 08:18撮影 by  iPhone 7, Apple
2
11/4 8:18
西沢渓谷へ出発
そういえばよもぎ餅食い忘れたな
2017年11月04日 08:20撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:20
そういえばよもぎ餅食い忘れたな
期待してなかったがまだまだ紅葉真っ盛りのようで嬉しい誤算
2017年11月04日 08:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 8:21
期待してなかったがまだまだ紅葉真っ盛りのようで嬉しい誤算
ゲートをくぐる
2017年11月04日 08:23撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:23
ゲートをくぐる
快晴の渓谷歩きは気持ち良い。このまま西沢渓谷を散策したい衝動に駆られる
2017年11月04日 08:38撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:38
快晴の渓谷歩きは気持ち良い。このまま西沢渓谷を散策したい衝動に駆られる
2017年11月04日 08:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 8:39
ここでトイレを済ます。
黒金山登山道への分岐があり、遥か乾徳山まで道は続いている
2017年11月04日 08:40撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:40
ここでトイレを済ます。
黒金山登山道への分岐があり、遥か乾徳山まで道は続いている
甲武信ヶ岳登山口に到着。今回はこちらではなくその先から登る予定
2017年11月04日 08:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 8:52
甲武信ヶ岳登山口に到着。今回はこちらではなくその先から登る予定
紅葉が美しい
2017年11月04日 08:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 8:56
紅葉が美しい
2017年11月04日 08:58撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:58
徳ちゃん新道入口に到着
2017年11月04日 08:58撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 8:58
徳ちゃん新道入口に到着
甲武信ヶ岳までの登りは徳ちゃん新道から戸渡尾根を行く
2017年11月04日 09:14撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 9:14
甲武信ヶ岳までの登りは徳ちゃん新道から戸渡尾根を行く
落ち葉が多く時々進路に迷うが、尾根から外れなければOK
2017年11月04日 09:40撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 9:40
落ち葉が多く時々進路に迷うが、尾根から外れなければOK
鶏冠山!すごい迫力だ〜
2017年11月04日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 9:56
鶏冠山!すごい迫力だ〜
シャクナゲの季節は花のトンネルになるんだろうな
2017年11月04日 10:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 10:19
シャクナゲの季節は花のトンネルになるんだろうな
戸渡尾根に合流した
2017年11月04日 10:47撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 10:47
戸渡尾根に合流した
標高を上げるに従い空に分厚い雲が…
長野県側は雲とは聞いていたが、まさか甲武信ヶ岳まで曇るとは。
2017年11月04日 10:49撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 10:49
標高を上げるに従い空に分厚い雲が…
長野県側は雲とは聞いていたが、まさか甲武信ヶ岳まで曇るとは。
日が陰ると寒くなってきた
2017年11月04日 12:16撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 12:16
日が陰ると寒くなってきた
遠くは晴れているが頭上は雲。風がかなり出てきた
2017年11月04日 12:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 12:24
遠くは晴れているが頭上は雲。風がかなり出てきた
どうやら尾根を登りきったらしい。
前半はウキウキで登ってたが、後半は曇りで寒いしやる気も出ず辛かった…
2017年11月04日 12:41撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 12:41
どうやら尾根を登りきったらしい。
前半はウキウキで登ってたが、後半は曇りで寒いしやる気も出ず辛かった…
噂の鶏冠尾根への分岐。危険らしい
2017年11月04日 12:45撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 12:45
噂の鶏冠尾根への分岐。危険らしい
木賊山到着。
このザックはまさか鶏冠尾根へ行っているのか?
2017年11月04日 12:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 12:48
木賊山到着。
このザックはまさか鶏冠尾根へ行っているのか?
甲武信ヶ岳が見えた!
木賊山からの下りがかなり急でショック。
足が痛い
2017年11月04日 12:54撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 12:54
甲武信ヶ岳が見えた!
木賊山からの下りがかなり急でショック。
足が痛い
甲武信小屋到着。もう昼過ぎてるし飯にしよう
2017年11月04日 13:05撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 13:05
甲武信小屋到着。もう昼過ぎてるし飯にしよう
結構テントあるね
2017年11月04日 13:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 13:46
結構テントあるね
昼飯を終えてもまだ14時前だし、軽く山頂を詣でよう
2017年11月04日 14:01撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 14:01
昼飯を終えてもまだ14時前だし、軽く山頂を詣でよう
雲退かないなあ
2017年11月04日 14:01撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 14:01
雲退かないなあ
大弛峠まで続いてるんだなあ
2017年11月04日 14:04撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 14:04
大弛峠まで続いてるんだなあ
甲武信ヶ岳登頂成功!
日本百名山42座目
2017年11月04日 14:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 14:04
甲武信ヶ岳登頂成功!
日本百名山42座目
三宝山。埼玉県最高峰らしい
2017年11月04日 14:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 14:05
三宝山。埼玉県最高峰らしい
2017年11月04日 14:09撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 14:09
小屋で受付を済ませ寝床へ案内される。
広い部屋で雑魚寝なのか。
隣り合った布団をあてがわれた方々と「こんな広いならこんな詰めなくても良いのにねー」などと笑いあっていたが、後で甘かったと思い知らされる事に…
2017年11月04日 15:10撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/4 15:10
小屋で受付を済ませ寝床へ案内される。
広い部屋で雑魚寝なのか。
隣り合った布団をあてがわれた方々と「こんな広いならこんな詰めなくても良いのにねー」などと笑いあっていたが、後で甘かったと思い知らされる事に…
15時過ぎになんと雪が降り始めた。
2017年11月04日 15:13撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 15:13
15時過ぎになんと雪が降り始めた。
気温はまだ氷点下では無いが…
2017年11月04日 15:13撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 15:13
気温はまだ氷点下では無いが…
2017年11月04日 15:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 15:14
1時間半経過。まだ雪止まず。
まさか明日積もったりしないよな…
2017年11月04日 16:31撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 16:31
1時間半経過。まだ雪止まず。
まさか明日積もったりしないよな…
15時を過ぎても小屋を訪れる登山者は途切れず、だだっ広い寝床がぎゅうぎゅう詰めに…
2017年11月04日 16:56撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/4 16:56
15時を過ぎても小屋を訪れる登山者は途切れず、だだっ広い寝床がぎゅうぎゅう詰めに…
17時過ぎ、次第に暗くなる中雪の中を歩いてきた最後の団体が到着。
小屋の従業員によると今日は100名以上の宿泊客が居るとか。マジかー
2017年11月04日 16:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/4 16:56
17時過ぎ、次第に暗くなる中雪の中を歩いてきた最後の団体が到着。
小屋の従業員によると今日は100名以上の宿泊客が居るとか。マジかー
17時過ぎより晩飯。カレーだ。
2017年11月04日 17:07撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/4 17:07
17時過ぎより晩飯。カレーだ。
1つの布団を二人で使う混雑した大部屋。
後から到着した登山グループが非常にうるさい。
20時に消灯だが間際まで騒いでいた。
こちらはもう到着してから5時間経っててマッタリしているが、彼らはまだ興奮状態だからなあ
2017年11月04日 18:13撮影 by  iPhone 7, Apple
11/4 18:13
1つの布団を二人で使う混雑した大部屋。
後から到着した登山グループが非常にうるさい。
20時に消灯だが間際まで騒いでいた。
こちらはもう到着してから5時間経っててマッタリしているが、彼らはまだ興奮状態だからなあ
朝4時起床。慌ただしい小屋内で寝ていられなくなる。
夜中一度起こされてしまったが、意外によく寝れて疲れも無い。ラッキーだ。
2017年11月05日 05:17撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 5:17
朝4時起床。慌ただしい小屋内で寝ていられなくなる。
夜中一度起こされてしまったが、意外によく寝れて疲れも無い。ラッキーだ。
5時半から朝飯。
温かいご飯が嬉しい
2017年11月05日 05:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 5:24
5時半から朝飯。
温かいご飯が嬉しい
手早く朝飯を済ませ朝日を見るため甲武信ヶ岳山頂を目指す
2017年11月05日 05:50撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 5:50
手早く朝飯を済ませ朝日を見るため甲武信ヶ岳山頂を目指す
昨日と違い澄み渡る空に富士山が!
2017年11月05日 06:03撮影 by  iPhone 7, Apple
5
11/5 6:03
昨日と違い澄み渡る空に富士山が!
東の空より太陽が
2017年11月05日 06:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 6:06
東の空より太陽が
金峰山、国師ヶ岳方面
2017年11月05日 06:09撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 6:09
金峰山、国師ヶ岳方面
2017年11月05日 06:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 6:11
朝日に染まってゆく
2017年11月05日 06:13撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 6:13
朝日に染まってゆく
月と八ヶ岳
2017年11月05日 06:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 6:14
月と八ヶ岳
甲武信ヶ岳山頂も良い眺め
2017年11月05日 06:15撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 6:15
甲武信ヶ岳山頂も良い眺め
金峰山の五丈石まではっきり見える。
南アルプスも視認。
北アルプスは雲の中
2017年11月05日 06:17撮影 by  iPhone 7, Apple
2
11/5 6:17
金峰山の五丈石まではっきり見える。
南アルプスも視認。
北アルプスは雲の中
皆富士山に見惚れる
2017年11月05日 06:21撮影 by  iPhone 7, Apple
2
11/5 6:21
皆富士山に見惚れる
2017年11月05日 06:22撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 6:22
景色を堪能し下山
2017年11月05日 06:26撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 6:26
景色を堪能し下山
小屋でトイレを済ませ、水を購入
2017年11月05日 06:36撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 6:36
小屋でトイレを済ませ、水を購入
昨日は寒かっただろう
2017年11月05日 06:40撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 6:40
昨日は寒かっただろう
朝7時に出発。
今度は木賊山の巻道を進む
2017年11月05日 06:57撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 6:57
朝7時に出発。
今度は木賊山の巻道を進む
静かな道だ。先行者の足跡がある
2017年11月05日 07:07撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 7:07
静かな道だ。先行者の足跡がある
北アルプス方面。雲に覆われている
2017年11月05日 07:10撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:10
北アルプス方面。雲に覆われている
分岐を破風山へ
2017年11月05日 07:12撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:12
分岐を破風山へ
木漏れ日が気持ち良い
2017年11月05日 07:19撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:19
木漏れ日が気持ち良い
2017年11月05日 07:19撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:19
賽の河原到着
木賊山から樹林の急坂を下りていくといきなり視界がひらけた
2017年11月05日 07:27撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:27
賽の河原到着
木賊山から樹林の急坂を下りていくといきなり視界がひらけた
岩と砂の展望地。
広瀬湖と富士山はこの後の稜線でずっと見える景色
2017年11月05日 07:27撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 7:27
岩と砂の展望地。
広瀬湖と富士山はこの後の稜線でずっと見える景色
木賊山を振り返る
2017年11月05日 07:27撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:27
木賊山を振り返る
雁坂峠まで行く予定
2017年11月05日 07:28撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:28
雁坂峠まで行く予定
2017年11月05日 07:32撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:32
大弛峠からの金峰山と景色似てるな
2017年11月05日 07:33撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:33
大弛峠からの金峰山と景色似てるな
正面は破風山
2017年11月05日 07:40撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:40
正面は破風山
この道は立ち枯れが多く、この後も何度も目にする事になる。
厳しい環境なのだろう
2017年11月05日 07:40撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 7:40
この道は立ち枯れが多く、この後も何度も目にする事になる。
厳しい環境なのだろう
2017年11月05日 07:41撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:41
立ち枯れエリアは笹が侵食している
2017年11月05日 07:48撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:48
立ち枯れエリアは笹が侵食している
避難小屋が見えてきた
2017年11月05日 07:51撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:51
避難小屋が見えてきた
破風山避難小屋
2017年11月05日 07:52撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:52
破風山避難小屋
中は結構綺麗
2017年11月05日 07:52撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:52
中は結構綺麗
ベンチで一休み。
甲武信小屋でカップ麺など食料が売ってなかったので今日は昼飯がないという誤算。
ザックを確認するとチョコバー二本、ゼリー2つ、シリアルバー3本に菓子パン1つ、飲料二リットル。
まあ大丈夫かな…
2017年11月05日 07:53撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 7:53
ベンチで一休み。
甲武信小屋でカップ麺など食料が売ってなかったので今日は昼飯がないという誤算。
ザックを確認するとチョコバー二本、ゼリー2つ、シリアルバー3本に菓子パン1つ、飲料二リットル。
まあ大丈夫かな…
破風山への登り。強風が吹き荒れる。
バラクラバにソフトシェルと、真冬のスタイルで丁度良いくらい
2017年11月05日 08:21撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 8:21
破風山への登り。強風が吹き荒れる。
バラクラバにソフトシェルと、真冬のスタイルで丁度良いくらい
振り返ると木賊山、甲武信ヶ岳
2017年11月05日 08:28撮影 by  iPhone 7, Apple
1
11/5 8:28
振り返ると木賊山、甲武信ヶ岳
登り切ると山頂付近は樹林だ
2017年11月05日 08:36撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 8:36
登り切ると山頂付近は樹林だ
山頂着いた。
破風山と破不山の表記があるがどちらが正しいのだろう
2017年11月05日 08:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 8:38
山頂着いた。
破風山と破不山の表記があるがどちらが正しいのだろう
破風山は別名西破風山。という事は東もあるのかな
2017年11月05日 08:38撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 8:38
破風山は別名西破風山。という事は東もあるのかな
またまた富士山とダム湖。
右手の山はおそらく乾徳山と黒金山か
2017年11月05日 08:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 8:47
またまた富士山とダム湖。
右手の山はおそらく乾徳山と黒金山か
東破風山。破風山以降はアップダウンも少なく気持ち良い稜線歩き
2017年11月05日 09:04撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:04
東破風山。破風山以降はアップダウンも少なく気持ち良い稜線歩き
2017年11月05日 09:17撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:17
2017年11月05日 09:19撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:19
また立ち枯れ&笹の道に
2017年11月05日 09:22撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:22
また立ち枯れ&笹の道に
2017年11月05日 09:23撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:23
時々岩場になる
2017年11月05日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:24
時々岩場になる
奥秩父主脈縦走をほんの少しだけつまみ食い気分
2017年11月05日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:24
奥秩父主脈縦走をほんの少しだけつまみ食い気分
2017年11月05日 09:27撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:27
ここら辺で先行する5人PTが休憩していた
2017年11月05日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:28
ここら辺で先行する5人PTが休憩していた
2017年11月05日 09:37撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:37
2017年11月05日 09:37撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 9:37
雁坂嶺到着。あとは下るだけ
2017年11月05日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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11/5 9:56
雁坂嶺到着。あとは下るだけ
ベンチで景色を眺めていたら先程の5人PTに追い抜かれた
2017年11月05日 09:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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ベンチで景色を眺めていたら先程の5人PTに追い抜かれた
2017年11月05日 10:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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倒木が多い。折れたばかりの樹木も其処彼処に
2017年11月05日 10:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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倒木が多い。折れたばかりの樹木も其処彼処に
派手に折れている
2017年11月05日 10:11撮影 by  iPhone 7, Apple
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派手に折れている
道を塞ぐ事もしばしば
2017年11月05日 10:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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道を塞ぐ事もしばしば
長い長い下り道
2017年11月05日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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長い長い下り道
前方の山々の中にかつて登った雲取山があるらしい
2017年11月05日 10:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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前方の山々の中にかつて登った雲取山があるらしい
どれが雲取山かさっぱり分からないな
2017年11月05日 10:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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どれが雲取山かさっぱり分からないな
雁坂峠に着いた。
2017年11月05日 10:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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雁坂峠に着いた。
2017年11月05日 10:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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2017年11月05日 10:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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こんな峠を昔の人は歩いていたのか
2017年11月05日 10:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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こんな峠を昔の人は歩いていたのか
2017年11月05日 10:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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たくさんあるベンチで此処からの長い下りに備え大休止。
菓子パンを食べつつ笠取山へ向かうという5人PTの方々と雑談。
2017年11月05日 10:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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たくさんあるベンチで此処からの長い下りに備え大休止。
菓子パンを食べつつ笠取山へ向かうという5人PTの方々と雑談。
11時位から下山開始
2017年11月05日 11:01撮影 by  iPhone 7, Apple
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11時位から下山開始
いきなりかなりの急な坂。
登りの登山者たちとすれ違うが皆疲労の色が濃い。
ここで10人以上とすれ違うが、その後は登山道出口まで一人も合わなかった
2017年11月05日 11:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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いきなりかなりの急な坂。
登りの登山者たちとすれ違うが皆疲労の色が濃い。
ここで10人以上とすれ違うが、その後は登山道出口まで一人も合わなかった
急な下りがずっと続く
昨日ぶつけた膝の痛みが増しキツイ
2017年11月05日 11:30撮影 by  iPhone 7, Apple
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急な下りがずっと続く
昨日ぶつけた膝の痛みが増しキツイ
井戸の沢。
このあと何度も沢を越えるが、これが最初の沢。
長い気がしていたがここまで30分程だった
2017年11月05日 11:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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井戸の沢。
このあと何度も沢を越えるが、これが最初の沢。
長い気がしていたがここまで30分程だった
2017年11月05日 11:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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2017年11月05日 11:36撮影 by  iPhone 7, Apple
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落葉で道がよく分からないがなんとかなるだろう
2017年11月05日 11:37撮影 by  iPhone 7, Apple
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落葉で道がよく分からないがなんとかなるだろう
沢沿いの道を進む
2017年11月05日 11:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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沢沿いの道を進む
渡河地点。やわい丸太橋はグラつきバランスを取り難い。
落ちたら膝まで浸水コース。緊張…
2017年11月05日 12:02撮影 by  iPhone 7, Apple
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渡河地点。やわい丸太橋はグラつきバランスを取り難い。
落ちたら膝まで浸水コース。緊張…
またまた沢渡り。今度は余裕
2017年11月05日 12:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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またまた沢渡り。今度は余裕
標高を下げてくると見事な紅葉に
2017年11月05日 12:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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標高を下げてくると見事な紅葉に
黄金の道だ
2017年11月05日 12:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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黄金の道だ
沢にロープが渡してある。
まさかあれ渡るの?
2017年11月05日 12:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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沢にロープが渡してある。
まさかあれ渡るの?
痛む膝で渡るのは結構緊張した
2017年11月05日 12:18撮影 by  iPhone 7, Apple
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痛む膝で渡るのは結構緊張した
2017年11月05日 12:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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たびたび標識がある
2017年11月05日 12:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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たびたび標識がある
こんなに紅葉が楽しめるとは
2017年11月05日 12:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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こんなに紅葉が楽しめるとは
2017年11月05日 12:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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橋が見える。まさかゴール?
2017年11月05日 12:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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橋が見える。まさかゴール?
2017年11月05日 12:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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沓切沢橋。
山道が終わりここから車道歩きが始まる。
2017年11月05日 12:31撮影 by  iPhone 7, Apple
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沓切沢橋。
山道が終わりここから車道歩きが始まる。
この道は車が入れないらしく道には石や木の枝、落ち葉が散乱する箇所多数
2017年11月05日 12:32撮影 by  iPhone 7, Apple
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この道は車が入れないらしく道には石や木の枝、落ち葉が散乱する箇所多数
2017年11月05日 12:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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雁坂トンネルの料金所近く
2017年11月05日 12:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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雁坂トンネルの料金所近く
2017年11月05日 13:03撮影 by  iPhone 7, Apple
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道の駅への標識が出てきた。ここまでの車道歩きは長かった…
車道に出てから1人だけトレランの人とすれ違ったがここでもう1人登山者とすれ違う
2017年11月05日 13:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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道の駅への標識が出てきた。ここまでの車道歩きは長かった…
車道に出てから1人だけトレランの人とすれ違ったがここでもう1人登山者とすれ違う
登山口到着
2017年11月05日 13:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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登山口到着
2017年11月05日 13:20撮影 by  iPhone 7, Apple
11/5 13:20
この付近でまたほかの登山PTを見かける。
結構雁坂峠から降りる人居たんだな
2017年11月05日 13:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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この付近でまたほかの登山PTを見かける。
結構雁坂峠から降りる人居たんだな
ゴールは直ぐ其処。もう両足が痛い
2017年11月05日 13:22撮影 by  iPhone 7, Apple
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ゴールは直ぐ其処。もう両足が痛い
ゴールの駐車場到着。
13時過ぎてる。腹減った〜
2017年11月05日 13:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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ゴールの駐車場到着。
13時過ぎてる。腹減った〜
笛吹の湯で汗を流す
2017年11月05日 14:20撮影 by  iPhone 7, Apple
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笛吹の湯で汗を流す
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ポール

感想

3連休が天気が良いとの事なので、今年最後になるかもしれない2,000m級の山へ登るチャンスだ!と登る山を探す。
先月散財しすぎたのであまり埼玉から遠すぎない場所で…そういえばまだ行ってない百名山があったな〜、と甲武信ヶ岳をチョイス。
実は甲武信ヶ岳は2年ほど前から気になっていたが、登山初心者の自分には標高差やコースタイム的に荷が重そうだと先送りにしてきた山。
せっかく連休だし、ここは山小屋泊で余裕を持って登ろう。
富士山や一部の山を除いて今まで積極的に小屋泊をしたことが無いので(泊まりはテントメインだった)、今後のために経験しておこうと言うのもある。
来年南アルプスを小屋泊で縦走とかしてみたいな。

■1日目 西沢渓谷
西沢渓谷有料駐車場に8時頃到着。既に50台以上は停まっていただろうか。
紅葉シーズンの西沢渓谷は大混雑だという話だが、確かにこれは混みそうだ。
駐車場からすでに色付く山々と、その向こうに鶏冠山のギザギザの稜線と奥に甲武信ヶ岳が見える。今日は快晴。これは楽しい山歩きになりそうだ。

西沢渓谷への道は今まさに紅葉真っ盛り。渓谷散策へと切り替えたらきっと素晴らしい光景を見れただろう。
途中のねとりインフォメーションでトイレと乾徳山方面へ続く道の分岐がある。
さらに先に進むと甲武信ヶ岳の登山口が2つ現れた。
手前が近丸新道、奥に徳ちゃん新道。
近丸新道は荒れていて危険だとかで徳ちゃん新道の利用を勧める看板がある。どちらで行ってもいずれ合流し戸渡尾根を登る事になる。
混雑する西沢渓谷の遊歩道と別れ、徳ちゃん新道で甲武信ヶ岳へ向かった。

▪徳ちゃん新道
他にもチラホラ登山者の姿があるが、皆テントを担いでいて足取りが重い。
小屋泊の自分は軽荷の為追い抜いて行く。
尾根道はすぐに急登になり、30リットルザックの自分でもキツイ登りがずっと続いて終わりが見えない。
コースタイムは山頂まで6時間だ。焦ってもしょうがない。
のんびり行こう。

登山道はずっと樹林下だが、葉はすでに落ちており青空の下明るい道だ。
風は強いが山の影になり時々しか吹かれなかった。
左手の鶏冠尾根のギザギザの稜線が面白い。
登りの人に比べ下山する人がかなり多く、小屋に着くまでカウントしてみたのだが、130人以上とすれ違っていた。
急登が終わり少しなだらかな道になるとシャクナゲが群生する地点に出た。
6月頃、花が咲き乱れる頃が甲武信ヶ岳のハイシーズンらしい。見てみたいがかなり混みそうだ。
その先しばらくして近丸新道との合流地点に着いた。
ここまで二時間近くかかっているがまだ全体の半分も進んでいない。日帰りするならかなりキツそうだ。

▪戸渡尾根から甲武信小屋へ
その後戸渡尾根を進むが、標高を上げるに従い次第に空には分厚い雲、そして強風はますます強くなりかなり体感は寒さを増していく。
それに伴いやる気も急降下。
昼頃には早く着けと念じながらのろのろ進むだけになっていた。
そして登りが緩くなったと思ったら破風山との分岐に着いていた。
ここまで徳ちゃん新道登山口から約4時間。
長い道のりだったがここまでくればあと少しだ。

木賊山を経由して甲武信小屋を目指す。
木賊山は鶏冠山へ続く鶏冠尾根との分岐でもあり、危険入るなの警告がある(実際この日1人滑落している)
木賊山から小屋のある鞍部への下りは見るだけで嫌になったが、我慢して進む。
程なく色取り取りのテントが見えてきて甲武信小屋に到着した。

▪大混雑の小屋泊
甲武信小屋の前のベンチで昼飯を取った後山頂を往復したが、上空の雲のせいでイマイチな眺め。明日に望みを託す。
小屋に戻り15時前には受付を済ませ寝床を確保したが食事の時間は17時で二時間もある。暇だ…
大部屋2つに布団が並べられているが、かなり空きがあるのに2人で1つの布団に案内された為周りの登山者達とブーブー文句を言い合っていたが、この後二時間、晩飯の時間を過ぎても続々と登山者がチェックインし結局小屋は満員になってしまった。
従業員によると100人以上予約があるらしい。
他の人との交流を楽しみにしていたのだがこれだけ混むとゆっくりする雰囲気でなく、幾人かの方と軽く雑談にとどまったのが残念。
20時には消灯。
心配していた寝不足になる事もなくバッチリ眠れた。


■2日目 甲武信ヶ岳山頂
日の出が6時10分の為、5時半からの朝食を慌ただしく済ませ準備を整える。
5時50分には小屋を出発出来た。なんとか間に合いそうだ。
山頂手前のガレ場で待機して朝日を待つ。
東の秩父や奥多摩方面から太陽が上がり景色を赤く染める。
昨日と違って空気は澄み、遠くまで見渡せた。
南アルプスや八ヶ岳、大弛峠までの稜線、金峰山の五丈岩まではっきりと見えた。
20分ほど景色を楽しんだら小屋まで戻りトイレを済ませ水を購入。
食料が買えなかったのが痛いが、行動食を山盛り持っているので下山まで持つだろう。
今日は雁坂峠まで奥秩父主脈を歩き峠を下山、13時位には道の駅まで戻る予定。

▪賽の河原から避難小屋
ここから雁坂峠まではいくつかのピークを超えて進むが、木賊山から300mほど標高を下げた後、破風山への登りを終えたら峠まではそれ程アップダウンは無い筈。
前々から気になっていた奥秩父主脈縦走、今日はその一端を味わおうという計画だ。

木賊山の巻道を進むと破風山と甲武信ヶ岳の分岐に到着。分岐を左に折れ、そこからしばらく誰もいない晴れ渡る静かな道を行く。
昨日降った雪は歩行に影響を与えるほどでは無く助かった。雪に足跡があるので先行者がいるはずだが今のところ影も形もない。
予報どおり風は強い。昼過ぎまでこの風は続くらしい。

両脇を灌木に囲まれた眺めの無い急坂を下りて行くと突然視界が開ける。賽の河原だ。
岩と砂の開けた空間で眼下に広瀬湖、遥かに富士山が。
この景色は稜線を歩く間ずっと見えていて長い道のりに力をくれた。

賽の河原からさらに下る。
こんなに下ると登りが辛いと心配になってきた頃に破風山避難小屋のある鞍部に到着。
縦走時よく利用されるこの小屋はきれいで水場も20分の距離にある。設備も整っていて便利そうだ。
ここで残りの食料を確認。行動食が、それなりにあった。
雁坂小屋に寄るか、最悪空きっ腹でも下山後の昼飯でいけるだろう。

▪破風山から雁坂嶺
破風山への登りで始めて登山者とすれ違う。
この登りが今回の稜線上で一番高低差があるので気合いを入れる。
風がゴーゴーと吹き荒れフードを揺らす。
まだまだ元気いっぱいな為さほど苦労せず山頂へつく。
破風山山頂は樹林に囲まれており、山頂標識がいくつもあった。
よく見かける山梨百名山の標識もある。
破風山は別名西破風山というらしく、西をわざわざつけるって事は東破風山もあるんだろうなぁ〜
ここで先行する5人PTの後ろ姿をみる。

その後は東破風山、雁坂嶺と細かいアップダウンを繰り返しながら進んでいく。
奥秩父の厳しい自然が生んだであろう立ち枯れた木々と笹の開けた明るい道と、樹林下の木漏れ日が交互にやってきて飽きさせない。
岩場がちな場所も度々やってくる。富士山とダム湖がその間も良く見えた。
先程の5人PTとは何度か抜きつ抜かれつしつつ、雁坂嶺を過ぎるとあとは峠までの長い下り。

下りの時前方には雲取山のエリアが広がるが、私にはどれが雲取山なのかは分からなかった。
さらに進むと標識とベンチが見えてくる。
彼処が雁坂峠の様だ。

▪雁坂峠から下山
雁坂峠で丁度今日のコースの中間地点くらい。本格的な下りに備えて大休止する。
5人PTの方々とベンチで雑談。彼らはこの先の笠取山まで行って下山すると言う。
昔の人たちは秩父へ物資を運んだり巡礼するのにこの峠を越えていたのだというが大変だっただろう。
この後は静かで眺めの良かった稜線歩きは終わり、急な坂を下ることになる。
この登山道は進む毎に景色が変わっていき楽しめるルートだ。
しかしとにかく急で登りに使う場合はかなりハードそう。

下り始めは立て続けに登山者とすれ違う。
笹のグネグネと蛇行した急坂を富士山を眺めながら降りる。
30分ほどで井戸の沢に着く。これ以降は沢沿いの登山道を進むことになる。
沢渡りの場所は井戸の沢以降3回ほどあり、最初のもろい丸太橋と3回目のロープを渡してあるだけの急な沢渡りは注意が必要だ。
前日ぶつけた膝が痛み出し足が踏ん張れずひやひやした場面もあったが何とか通過。二つ目の沢を越えたあたりの標高から紅葉が日を浴びて輝く様が美しく、楽しみながら降りれた。
峠から1時間半ほどで山道は終わり、沓切沢橋を過ぎると舗装路へ。
この舗装路も長く、雁坂トンネルの料金所などを横目に進んで1時間ほどかかる。
この道もまさに紅葉最盛期で目に楽しい下り道だった。
結局駐車場まで帰り着いたのは13時半になっていて、腹を満たすため道の駅の食堂に駆け込んだ。


甲武信ヶ岳自体より二日目の雁坂峠までの奥秩父主脈縦走(のホンの一部)の方が印象深かったが、大混雑の山小屋、いきなりの雪、強風に紅葉、青空と盛り沢山で満足感は非常に高かった二日間だった。
三県に跨り多数のルートを擁する甲武信ヶ岳だけに、まだまだ色々楽しめそうだ。
今度は違うルートで登ってみたい。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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