晩秋の八ヶ岳・天狗岳 登りは良いものの下山ルートで難儀



- GPS
- 08:49
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 911m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
今年は冬の訪れが早いのか、北アルプスの主稜線は既に遠目に見ても沢山の雪が積もっています。
雪が無いようならば最後に爺が岳にでも登ろうかと思っていたのですがそれは果たせず。
雪の少なそうな八ヶ岳に足を延ばしてみる事にしました。
昨年のこの時期には蓼科山へ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1003918.html
今年はまだ登った事のない天狗岳に行ってみる事にしました。雪が少々心配でしたが、積雪が深くなるようであればその時点で引き返す事にしました。
前夜に登山口へ到着し、仮眠の後登り始める事としました。
翌朝の天気は晴れ、気温は下がった模様で一面霜が降りていました。
前日に降った雪が少々と大きく成長した霜柱が印象的です。
稜線に出ると所によってはやや風が強いものの、快晴。稜線上にある展望台からの眺めは見事でした。
昨今の登山ブームの為か、この季節にしてはやや人は多めに感じました。
(もっとも、夏の最盛期のような人また人…というような事はありません)
時折現れる陽だまり。温かくて気持ちが良いのですが、薄く積もった雪や霜柱が融けて泥濘になっています。
第二展望台の場所がまさにそれ。展望は良いのですが誰一人として休んでいる人が居ませんでした。
西天狗岳直下の岩場の急登、森林限界を越え、この日は風がやや強く吹いていました。西天狗岳山頂はさぞ強風が…と危惧しましたが、意外にも風はあまりありませんでした。
風について言えば、西天狗岳-東天狗岳の鞍部は結構風は強く、東天狗岳山頂は休むのには適さない程の強風でした。似たような地形なのですが風の強さはかなり違うのです不思議なものです。
東天狗岳山頂からはスリバチ池方面へ下りました。
ここはこの周辺では一番若い溶岩流です。
溶岩堤防や溶岩皺がはっきりと残っており、かなり新しい時代の溶岩であることが解ります。そして、溶岩特有のゴツゴツとした大きな岩があり、歩き辛い地形です。
唐沢鉱泉方面へ流れ下ったより古い溶岩流の上に覆い被さるように流れています。
この溶岩を説明するようなものが現地に無いのは少々残念でした。
あまり興味を持つ人はいないのでしょうか。
黒百合ヒュッテで休憩を取りました。歴史のある趣のある建物です。
ヒュッテの中には炬燵があり、泊りの人が談笑していました。
ここではスープセットを注文、美味しくいただきました。
ここで一泊したくなってしまいましたが明日は仕事。我慢して帰ります。
帰りの谷筋はこれまた溶岩流。スリバチ池溶岩よりも古いものですが、ゴツゴツした岩は健在。やや歩き辛い道が続きます。
谷筋なので日が差し込まず、降った雪が融けずに残っています。かといって、アイゼンを付ける程積もっている訳ではありません。
滑り易く危険な道でした。ゆっくり降りた為、時間はかなり掛かりました。
日没とほぼ同じ頃、出発地点の唐沢鉱泉に到着。同じルートで下山した方は同時刻帯にはいないようでした。皆さん、西尾根ピストンだったのでしょうか。だとしたら、それが正解だと思いました。
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