岳沢散歩 〜上高地からひと登り
- GPS
- 06:12
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 835m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:ビジターセンター前にポストあり ■道の状況:危険箇所なし 全般に良く整備されて歩きやすい ■入浴:沢渡大橋傍の「梓の湯」 700 |
写真
感想
岳沢まで日帰りで散策に。
平日だし殆ど登る人はいないだろうと思っていたが、日帰り装備で前穂を目指す人が結構いて抜いたり抜かれたり。
樹林帯の中の道は石を積んで整備されていて、急登の箇所もなく歩きやすい。
特に前半は登りの部分と平坦な部分が適度に交互に現れて、息が上がることもない。
途中で一旦樹林を出て下界や周囲の展望を得られる所があるが、すぐにまた樹林の中へ。
3週間山へ入っていないせいか、歩きやすい道と言いながらいつもより疲れが早く来る。
そろそろ遠くに小屋が見えてこないだろうか、と思っていると樹林が切れて涸れた岳沢に出る。
すると沢の向かい側の思いがけず近いところに岳沢小屋が現れた。
8時よりだいぶん早く小屋に着いてしまったので小屋は朝食後の清掃中。
一人二人休んでいた登山者も前穂に向かって出発して行く。
後日の参考にとテント場を見たりした後、花が多いという天狗沢の方へ行ってみる。
小屋の裏手から10分ほど歩くと、捕虫網を手に立っている人がいる。
小屋の人かと思い聞いてみると、信州大学の大学院生で○○蜂(忘れた)の研究のために毎週来て採集を行っているのだという。
トリカブトなどの花が多くて良い場所だったのだが邪魔してもいけないので先へ進む。
涸れた沢を越えてさらに10分ほどで天狗沢の左岸に近く天狗岩や天狗のコルが見える場所に着く。
反対側には上高地や乗鞍も見渡せる景色の良いところ。花も咲いているのでここで何枚か撮影する。
先ほどの蜂採りの学生のいる場所に戻って話したりしていると、天狗沢を下って来た人に「河童橋をバックに写真を撮って欲しい」と頼まれる。
天狗沢の下りは急なガレ場で苦労したので、奥穂・前穂を回って下りてくれば良かった、などと話してくれたが、それの方が楽というのもどうか…。
その場所からふと見上げると、前方の山と山の間からジャンダルムらしい(多分)岩峰がの覗くでここでも何枚か撮影する。
蜂採りの人に礼を言ってから小屋へ戻る。
まだ新しい岳沢小屋につい最近できたというテラスに座ってボオっとしていると、ポツポツと前穂から下りてくる人が到着する。
稜線にはガスが湧いたり晴れたり。
その様子を見ながらそろそろ下りようかと考えていると、吊尾根上空にヘリコプターが現れた。
荷揚げではなく、稜線上にホバリングし、一旦稜線ギリギリまで下りて停滞してから上昇。
今度は明神岳辺りの上空でホバリングしてからまた吊尾根へ戻って行った。
遭難者の捜索か、とも思ったが、ああいう飛び方をするものか…。分からないまま下山を開始。
下りの道でも何組か登って来る登山者とすれ違う。
河童橋に到着するといつもと変わらない人混み。
やはりピークへ行かないと、こういう時の達成感がいまひとつだな、と思いながら帰宅した。
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