初冬・積雪の常念岳!万感の思いで敗退!!


- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 715m
- 下り
- 715m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨~雪~横殴りの雪 |
その他周辺情報 | ほりでーゆ四季の郷で温まり~♪ |
写真
装備
共同装備 |
基本各自(1)ずつ携行
ザック(2)
登山靴(2)
アイゼン(2)
ピッケル(2)
ヘルメット(2)
オーバーグローブ(2)
インナーグローブ(6)
バラクラバ(2)
ヘッドランプ(2)
アウタージャケット(2)
アウターパンツ(2)
ダウンジャケット(2)
インナーフリース(2)
インナータイツ(2)
スパッツ(2)
ジェットボイル(1)
スコップ(1)
テルモス(2)
行動食(2)
非常食(1)
乾電池(6)
保険証(2)
山岳保険証(2)
登山計画書(2)
ファーストエイドキット(1)
薬(2)
スマートフォン(2)
ダウンシュラフ(1)
ツェルト(1)
ザイル9mm×20m(1)
スリング15mm×120(1)
カラビナ安全環21kN(4)
ハーネス(1)
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感想
息子とは、高等部内部進学が決まったら登山に行こう!と言っており、先月末なんとか滑り込んだような感じです。息子は今回雪山4回目。「冬期小屋で鍋パーティーがしたい!」と言っていたので、常念冬期小屋を目指すことにしました。
予想より天候が悪く、数日前の予報より当日の天気予報は最悪の方向へ。「松本地方山間部は大荒れの予想です!」悲しいラジオの天気予報。乗越の状況を確認の上、撤退を決めようと内々考えていたので、息子と降りしきる雨の中をスタート。
王滝を過ぎたところから、膝下までのラッセル開始。3時間程のラッセルはキツかったです。さらには鍋の食材と最終水場が埋もれていることを想定して水6ℓ。重いぞ~!!と雄たけびを上げながら前へ。
胸突八丁まで30分のところで常念乗越方面は真っ暗け。「ダメだな・・・」と思って息子に進言。「お父さん、これ以上お前を先に連れて行けない。頑張って小屋に行ったとしよう。でも翌日はもっと天候が悪くなるし、最悪下山できない。今回は下山しよう。まだ明るい間に登山口に帰れるよ。」しかし息子は、「分かった。お父さんに従う。また来年、夏から秋に常念岳だけじゃなくて蝶ヶ岳まで縦走したい。」「それと、お父さんは山で雪の中を平気でテント張って寝る人じゃん。これ以上は先に進まないけど、どこかテント張れるところで一泊して鍋パーティーしたい!」と言ってきたので「よし、そうしよう!少し下がったところに平場があった。そこだと安全にテントを張れるはずだから、吹雪も酷いし早く下りてテントを張ろう!!」ということで標高2000m付近まで下山。速攻でテントを設営し、息子は昼ご飯も食べずに爆睡。私は何時ものとおりウィスキーのお湯割りをゴクゴク。冬は呑めるね~!いくら呑んでも酔っぱらわん!!
ふと気付くと雪の降りしきる音が止み、外へ。誰も来ないな~と思いつつ、テントに入って再度呑みのみ。周りが暗くなり始めたので息子を起こして鍋パーティーの始まりです。お湯を沸かして中華スープの素を入れ、豚ロース・餃子・エビ団子・牛ホルモン・ほか野菜たちをグツグツ煮て鍋を二人で頂きました。息子と二人、久しぶりに長く会話が出来ました。学校で勉強や人間関係で困ったことがあったら、正直に報告して欲しい事、正直に報告することで親としても適切なアドバイスができる事を息子に話しました。息子はこれまで高等部では山岳部に入ると言ってましたが、やっぱりスキー部に入りたいと言ってきました。山はお父さんと行ける。自分ではスキーを頑張りたいと。息子が自分でやりたいことを見つけられたのが思いのほかうれしかったです。
翌朝は鍋に〆のうどんを入れて朝食。すると登山者が1名上がってきました。少したって外国の方が1名上がってきました。お二方とも単独行で日帰りで常念を目指しているとのこと。気を付けてくださいと言って別れましたが、ほどなくして順番に戻って来られました。「やっぱり無理でした。下山します。」常念方向は真っ暗けのまま。戻られたのが正解だと感じました。
下山してからは、ほりで~ゆ四季の郷で入浴タイム。ごはんは長野の中華チェーン店テンホウで。たくさん頂きました。
今回、山頂を踏むことはできませんでしたが、息子と二人で山奥でテン泊。鍋パーティーに親子の語らい。すばらしい時間を過ごすことができて、大変満足した山行でした。
いや~、アルプスはすっかり雪ですね
息子さん、高等部!?
て高校ということですよね?
人の子は早いというけどホンマですね~
この年頃になると照れくさいんですかね。
でも、aqurax_83さんましですよ。
うちなんて、まだ中2のくせになんだかんだ理由つけて
一緒に出掛けることさえなくなりました
息子さん、自分で選んだ道。負けずに頑張り通して欲しいですね
tamu-chanさま
お久しぶりです。コメント頂いていましたのに返信遅くなりました。
数日前までは、土曜日(常念小屋まで)が天候悪く、日曜日(常念往復・下山)は天候に恵まれるはずでした。出発前日で予報が悪くなり、常念方向を見ながら歩いたのですが、天候は悪化するばかりで、撤退を決めました。
息子には小学校3年から山に連れて行き、中1から少しずつ雪山に。雪の木曽駒、赤岳、今回の常念でも、「お父さんのお陰で登れた、行けた。」と言ってくれるようになりました。そんな息子ですが、山以外では恥ずかしいのか少し距離を置いて歩くようになりました。まあ、年齢的に至極当然な行動だろうと思っています。娘なんかは小6ですが、「お父さん、ウザイ!」と言うんですよ
まあ、大人になれば父と娘、息子との関係はまた変わっていくんだろうなと思っています。
子供たちの将来・進路等の願いを可能な限り叶えてあげたい。そんな今日この頃です
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