御座山(長者の森コース)

2017年11月13日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 966m
• 下り: 966m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:05

8:10 スタート地点
8:50 8:50 鉄塔
9:00 9:00 白岩コース・長者の森コース合流点
9:50 10:00 前衛峰
10:25 11:00 御座山
11:15 11:15 前衛峰
11:45 11:45 白岩コース・長者の森コース合流点
11:50 11:55 鉄塔
12:15 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長者の森から林道に入った林道終点(約3台可)に駐車しました。
長者の森にも大きな舗装駐車場があります。

ぶどう峠は全面舗装だが、国道の十石峠が悪路であることもあってか少ないながらも意外と車は走っており、道幅の狭いところが多いので要注意。

コース状況／危険箇所等

林道終点〜白岩コース・長者の森コース合流点
序盤から傾斜がわりときついので、登りでは体力を要し、下りでは転倒の危険があるので注意。
道標があり、道も非常にわかりやすいです。
赤白の鉄塔に着いたら白岩コース分岐まで10分前後。

白岩コース・長者の森コース合流点〜前衛峰
合流点から一旦傾斜が緩むが、すぐに急登の連続となります。
樹林帯ではあるが、シャクナゲロードはなかなかの規模なのでアズマシャクナゲ開花時期は楽しめそうです。
途中の見晴台付近は好展望だが、基本的に登山道の展望はあまりありません。

前衛峰〜御座山
前衛峰の先は岩場の下りなので足元に注意したいです。
鞍部に下ってからの御座山直下にある避難小屋までの登り返しはかなりの急登で体力を要する苦しい区間です。
避難小屋まで来れば山頂まで数分です。
縦長の御座山山頂からは大展望です。

山行当日山頂付近で少し雪がありましたが、滑り止めの必要はなく歩行に支障はありませんでした。

その他周辺情報

群馬県上野村のしおじの湯を利用。

写真

11/13 7:38

秩父より神流町、上野村経由でぶどう峠を通過し、長野県側の長者の森森林交流センター駐車場に到着です。
トイレは残念ながら早くも営業終了、冬季閉鎖のため使用できませんでした。

11/13 7:39

長者の森は遊具が多く、とても長いローラーすべり台(後に有料とわかりました)があります。

11/13 7:59

最初誤って車でそのまま車道を登り続けてしまいましたが、引き返してこの標識より御倉山登山口の林道終点までもう少し車に頑張ってもらいます。

11/13 8:07

3台程駐車できるスペースの林道終点に駐車します。

11/13 8:12

まだ未舗装林道の続きといった感じですが、秘境の名峰らしくとても静かな感じの山道です。

11/13 8:29

霜柱も立っていましたが、深刻な急登に寒さを感じません。

11/13 8:46

広い砂利道の登りは日差しを受けてポカポカ歩きです。

11/13 8:48

左側の樹林越しに開けた展望。

11/13 8:49

もう完全に冬枯れしているので初冬の雰囲気です。

11/13 8:53

道中もよく目立つ赤白の鉄塔まで来ました。

11/13 8:55

二百名山らしく親切に道標が多く設置されているので安心して御座山を目指して歩けます。

11/13 9:00

白岩コースとの合流点。

11/13 9:02

分岐から一旦傾斜が落ち着きます。

11/13 9:11

しかしすぐに再び体力が奪われる急登。

11/13 9:22

展望の利かない樹林帯を登り込みます。

11/13 9:23

石楠花ロードを潜り抜けます。
アズマシャクナゲの開花時期を狙って訪問しても楽しめそうです。

11/13 9:26

先程通過した赤白の鉄塔が確認できます。

11/13 9:27

北アルプスはもう既に完全に真白です。

11/13 9:28

展望箇所の見晴台。

11/13 9:28

見晴台から望む北八ヶ岳と蓼科山。

11/13 9:47

近くの山域の西上州の雰囲気はもうなく、奥秩父や八ヶ岳に近い幻想的な雰囲気の登山道です。

11/13 9:52

前衛峰に着きました。

11/13 9:52

御座山方面を確認。

11/13 10:02

前衛峰の先は急な岩場で慎重に下ります。

11/13 10:04

左右の木次原、下新井は完全に廃道となっている鞍部のうだの沢のトーミ。

11/13 10:06

鞍部から樹林帯を強烈に登り返します。
ようやく本日お互いに初めてのハイカーさんと交差しますが、やはり山頂は貸切みたいです。

11/13 10:15

苔も目立つようになってきて、展望には恵まれませんが原生林の雰囲気が心地良いです。

11/13 10:21

必死で登り上げて山頂直下の避難小屋。

11/13 10:22

標識に従い御座山に向かうとすぐに今までの展望に恵まれない樹林帯歩きが嘘のように一気に開けます。

11/13 10:24

岩稜をさらに奥に進むと御座山(2112m)山頂に到着。

11/13 10:25

縦長の岩稜地帯の山頂部は文句なしの大展望。

11/13 10:27

千曲川、市街地を挟んで対峙する八ヶ岳連峰。

11/13 10:28

真中に南アルプスの北岳、その左に間ノ岳。

11/13 10:28

いつもの秩父方面とは反対側から見る両神山。
こう見ると意外と近く見えます。

11/13 10:28

完全に雪の世界となっている北アルプス。

11/13 10:29

山頂よりさらに奥の展望。

11/13 10:42

こぶ太郎と呼ばれる大木がある茂来山。

11/13 10:44

八ヶ岳最北端の蓼科山。

11/13 10:59

山々に囲まれた眼下の市街地。

11/13 11:04

貸切の山頂で暫く大展望を楽しみながら早めのランチを頂いてから雪が残る急斜面を下ります。

11/13 11:13

ピストンなので再び原生林の樹林帯歩きです。

11/13 11:15

前衛峰を通過。

11/13 11:28

見晴台に来て思いの外まだ時間が早いので一息入れます。

11/13 11:39

狭い登山道を進みます。

11/13 11:44

起伏のあるコースで復路なのに強烈に登り返します。

11/13 11:46

登りでは気付かなかった岩の上に積まれたケルン。

11/13 11:47

白岩コース合流点を右折。

11/13 11:49

シンボルの赤白の鉄塔。

11/13 11:53

復路での登り返しが地味に堪えます。

11/13 12:00

今度は転げ落ちそうになるくらいひたすら下ります。

11/13 12:12

加速がついたまま下り続けると駐車スペースに着きました。

11/13 12:23

それでは本年の営業を終了した長者の森施設に向かいます。

11/13 12:24

綺麗な建物の長者の森管理棟。

11/13 12:25

大変長いすべり台があったので気になって上っていくも、有料でしたので諦めて戻ります。
無駄に途中まで上って損しました。

11/13 12:25

周囲に人の気配がなかったので無料なら滑ってみたかった大変ロングなローラーすべり台。

11/13 13:05

仕方がないのでぶどう峠を戻って群馬県上野村のしおじの湯に立ち寄ります。

11/13 14:05

嬉しいJAF割引適用により￥400の安さで入浴できました。

11/13 14:45

上野村の紅葉はまだまだ綺麗でした。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR60 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 防寒着 ズボン 靴下 軍手 予備手袋 グローブ アウター手袋 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 ガイド地図（ブック） 地図（地形図) 携帯 保険証 時計 タオル ストック カメラ

感想

tididi

南佐久にある秘境の名峰御座山は以前より機会があればと思っていました。
場所は西上州の奥ぶどう峠の先になりますが、自然豊かな原生林で奥秩父の山々に似た雰囲気の山でなんとなく親しみを感じました。
樹林帯続きの登山道から一転して山頂からは大展望で、対峙する南北の八ヶ岳連峰をはじめ、南北のアルプス、上州の山々、両神山等360度の抜群の展望を楽しめました。
とても静かな山歩きで、二百名山にも拘わらず出会った人は各単独の2人だけでした。
再訪はあるかわかりませんが、次があったらシャクナゲが咲く季節に訪れてみたいです。