大山から三峰山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,429m
コースタイム
天候 | 晴れ、午後からしぐれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
低山だが険しい。急傾斜や木道があり、雨天時は危険と思う。 |
写真
感想
30年ぶりに表尾根を歩こうと思ったが、バス停の行列を見て仰天。急遽予定を変更した。蓑毛からの登りは2回目。前回は雪を踏みながらで随分長く感じたが、本日はタイム見合いの感覚で歩けた。ケーブルからの道に合流すると、文字どおりの行列だ。途切れることがないので流れに乗らざるを得ず、それも意外と速いので中々苦しかった。頂上はどんな有り様かと思ったが、分散すれば座る余地はあるくらいだった。富士山は雲に覆われていたが、相模湾から房総半島に至る海の眺めがすばらしかった。
カップ麺をすすり、人混みから逃れて三峰山への道に入ると、途端に静かになる。鹿の仕業なのか、道の両側の地面が妙に掘り返されているのが不思議だ。傾斜が緩むと、尾根は意外に険しくなり、両側が崩壊したり、木の根が露出している所がいくつもある。寒気が入るとの予報どおりに、唐沢峠辺りではバラバラと小粒のあられが降り注いだ。次のピークからは、道形が頼りなくなるが、尾根の真ん中を行けば迷うことはない。ただのハイキングコースよりは楽しい。三峰山への登りにかかると、急登や急下降に鎖やロープが付けられた箇所が続く。高さはないが、足元がザレて滑るので気を使う。中々手ごわい。ようやく頂上に着く。日暮れの時刻を気にしながら歩いてきたが、何とかなりそうだ。さらに険しいピークを一つ越えると、落ち葉の積もった急下降となる。この頃から両膝が痛くなり、ペースが落ちる。下りが一段落すると、ようやくまともな尾根道になり、心穏やかに名残りの紅葉を愛でることができた。主稜線を離れる分岐でコーヒーを一服。杉植林の中を下るが、膝痛に苦しむ。里に下り着き、バス停が見えると同時に後ろからバスが来た。ビールはお預けで、ぎゅうぎゅう詰めのバスに揺られる。
単調な大山南面に比べ、三峰山への稜線は自然林が美しく、変化があって実に面白いコースだった。しかし、日帰りハイクが目一杯では、かなり気落ちせざるを得なかった。
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