新雪の中ア烏帽子岳
- GPS
- 05:36
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場上付近新雪3センチ、アイスバーンでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識7/10以降はやせ尾根や急斜面のトラーバースが多くチェーンスパイクにしました。頂上付近は新雪30-40センチ滑りやすくなっています。 |
写真
感想
前夜からの新雪ですっかり白くなった烏帽子岳に登ってきた。
当日の朝はまだ山に雪雲があったので、なるべく晴れる昼過ぎに山頂へと思ってゆっくりした出発になった。
この日伊那谷は南アルプスへの新雪はだいぶ標高が高いところからだったが、中アでは麓から雪が残っていて、登山口の駐車場は真っ白だった。
まだ秋の雰囲気が残る登山道に積もった雪は、枯れ葉と併せて滑りやすく何度も尻餅をついた。今年初めての雪の登山道をはそのため思った以上に疲れを感じつつ登って行く。
飯島分岐でチェーンスパイクを装着して新雪もだいぶ深さを感じてきた。
最近では去年の春先に来たが、その時は1900m辺りから登山道が氷でカチカチで怖かったが、今回は新雪で踏ん張れず急斜面のトラバースは特に気を遣った。
この山は自分が登る時期がだんだん悪くなっていることもあるが、登る度にタイムが遅くなってきつさが増す。
飯島分岐から山頂まではきつかった。
8/10の標識直後、川崎からテン泊用の荷物(30k)を背負ったソロの男性に会ったが、さすがに先がきつくあきらめて下ると言っていた。
もうすぐ山頂なのにもったいないと思ったが、それで正解かも、ここからが肝だった。途中ロープや鎖が何カ所かあったが、足が滑って本当に助かった。
前歯付きのアイゼンだったらもっと楽だったと思った。
当初は12時過ぎまでには登れるかなと思ったのが13時前にようやく登頂、足腰の疲労をしっかり感じながらもすばらしい眺望に見とれた。
30分程前に出会った2人の若者は手前の烏帽子岩までだったようで、確かにそこからは北側の崖に滑落しそうルートが不明なところがあるが、山頂はすぐなのでもったいないと思った。
眺望を楽しんだ後は帰りの方が危険箇所の連続だったので、飯島分岐までは慎重に下った。でも滑りまくったのはその後で、枯れ葉の上の雪のせいでおもしろいように滑って転んだ。こける度に足腰の疲労を痛感した。
それでも初冬の午後の弱い優しい日のなかを下りながら、穏やかな気分に浸って気分は満足だった。
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