長野県 伊那市 仙丈ケ岳 大人の修学旅行?草紅葉が綺麗だった南アルプスを楽しみました。


- GPS
- 08:19
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,673m
- 下り
- 1,670m
コースタイム
※バスは6:05始発となりますが、乗車待ちの状態によりその前から運行を開始しています。
天候 | 晴れ、午後時々曇り後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中野市内3:40-伊那北IC5:15-仙流荘5:40 〔復路〕 仙流荘16:50-17:10高遠温泉さくらの湯19:00-伊那IC19:20-19:50安曇野SA20:10-中野市内21:25 |
コース状況/ 危険箇所等 |
やはりオーバー3,000mで100名山です。体調を整えてペース配分を考慮して下さい。苦しくない呼吸にて登る様に心がける必要は有ります。丁度休みたいタイミングに三合目、五合目、小仙丈ケ岳が有るのが嬉しいです。 <北沢峠〜三合目> うっそうとした森林地帯を歩きます、日差しが強く気温が高い時には大変足すかますね。山道は腐葉土のような土質で降雨時は泥だらけになりそうですが、当日はぬかるみも部分的にしかなく、スリップする様な事は有りませんでした。三合目近くなると石や岩が表れて来て、そこに生えているコケや水分によるスリップに中が必要です。一部巻き道見たいな所を通される時、足場がかなり不安定となりますので、木の根やせり出した枝などに注意して歩く必要が有ります。 <三合目〜五合目> 少し明るくなった森林地帯を登りますが、時々ギャップのある段差を越えます。若干山道の崩壊が有り、不安定な足場や浮き岩・石が目立って来ますので、よく足元を確認して、不意の転倒に注意が必要です。また、山頂に向かって右側が50度越えの斜面となっていますので、くれぐれもつまずいて転落しない様に注意が必要です。意外と草木に隠れて直ぐには判りませんが、ちょっと近づいて見てみると「えっ」て思える場所も有ります。また、九十九折で空間の広くなった急坂を登りますが、マーキングか少なく気を緩めると道を外しますので注意が必要です。また五合目に近づくにしたがい小石や岩が目立つような山道へ変わって来ます。 <五合目から小仙丈ケ岳> 五合目の大滝の頭(藪沢・馬の背の分岐)を過ぎてしばらすると森林限界を超え、ハイマツ地帯への入っています。山道は腐葉土質の土から砂利や小石・岩などのザレ&ガラ的な足場となって行きますので、浮石・岩による不意のスリップや転倒に注意が必要です。 小仙丈ケ岳への最後の九十九折の登りはガラ場を登りますので転がってくる落石や、落石を起こさない様に若干注意が必要です。 <小仙丈ケ岳〜仙丈ヶ岳山頂> 歩き始めは岩場のアップダウンが続きますので、マーキングのに従い進んで行きます。一部登攀や三点指示が必要な所が有りますので、焦らず気を抜かず確実に進んで下さいね。意外と中途半端な段差の為、「ちょろい」と安易に感じ飛ぶ様に歩くと痛い思いをするかもしれません。私も安易に歩きバランスを崩して前のめりで落ちそうになりましたので、くれぐれも注意が必要です。 この岩場を過ぎるとカールの見下ろしての稜線歩きとなります。谷川は斜度の30度越えでちょっと怖いですが、不意のつまずきによる転倒・転落は間違いなく致命的な怪我につながりますので、気を抜かず確実に歩きましょう。足場は確りしていまいしたが、すれ違いの時に場所が狭いので、お互い確実な体制にてすれ違いをする様に多少の注意が必要です。道標が親切でないのでガスが濃い時は迷い道に注意が必要な地形と感じますので、くれぐれも大仙丈ケ岳(両俣小屋)方面へ踏み入れない様に注意して下さいね。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
ファイル |
kintakunte
(更新時刻:2011/09/13 01:02) |
写真
感想
久しぶりの抜けた青空の天気となりました。
最近週末は秋雨前線や台風など余り宜しくない状況が続きましたが、ようやく山日和な天候となりました。
それを見越して北沢峠行きのバス待ちに長蛇の列が出来ていましたね。私達が仙流荘についた時点で既に何台かのバスが出発していました。第一駐車場も既に満車で河原の駐車場へ止めました。
久しぶりの天気で登山者は意気高揚状態で、一人一人の顔に待っていましたとばかりの笑顔と眠さの混じる独特の表情を感じました。
北沢峠へ行くには一般車両通行止めの南アルプス林道を、有料のマイクロバスに乗車するしか有りません。タクシーもダメな様なので、定時に出発するバスの利用が欠かせません、歩くと「うん時間=一日以上」掛かります。
しかしこのマイクロバスですが、だた単に乗り合いバスでは有りませんでした。バスが出発すると、ヘッドセットをつけた運転手が挨拶から始まって、植物や動物・名所・山の説明など、その豊富な知識と独特なしゃべりで終着の北沢峠まで飽きの来ない演出をしてくれます。それは丸で学生時代に行った旧所・名跡で行うガイドの様に感じ、まるで修学旅行にでも来たかなぁと思わせる感覚になりましたね。
バスに乗っている人はその話に聞き入り一喜一憂する連帯感は何とも言えませんね、楽しいばかりです。
さて北沢峠は学生時代バイクで北海道を目指した際にちょっと寄った所で、なんと24年ぶりでした。当時は確か宮様が登られるとの事で、峠は10m間隔で警察官が立ち、最近整備したと思われる建物や周辺を伐採をした地形など、とても広くて明るい峠と感じていましたが、今は植物や木も生い茂りうっそうとした雰囲気の良い峠に変わっていました。この時広河原からのバスでしたが、今回は長野県側より初めて入りました。懐かしいのですが雰囲気が変わっていて新鮮その物でした。
仙丈ケ岳への登山はきつい部分は有りますが、マーキングや道標も確りして全般に歩き易いコースでした。若干岩場や斜面をトラバースするような外周歩きが有り危険も隣り合せですが、高度感ある崖や鎖場などはなく、ハイキングに近い登山と感じました。勾配も緩い・きつい・踊り場が交互に出てきて、休むポイント・ビューポイントなど、登山を満喫するには持って来いの場所ですね。
そして見渡しては目の前にある甲斐駒ケ岳・北岳に登りたくなりますね。
3,000mオーバーでちょっと登山をとかんがえている方にはお薦めします。
時間と予算に余裕が有るならば是非仙丈小屋へ泊まって下さい。天気とタイミングが良ければ、夕方や朝方の素晴らしい風景に遭遇する事が出来ます。特に晴天時に仙丈ケ岳へ登ってご来光を仰いだならば、360度の素晴らしい風景と遭遇する事でしょう。そういう事を考えると何時か再び泊まりで来て見たい気がします。

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CL「後は頼んだ!」、
SL「えっ」????
「俺はアサヨ峰へ登る」!!!!
あのタイミングで別行動を告げるCLに
拍手喝采です
『君たち、山では想定外などないんだ!』
との教えかもしれませんね
keiさんこんばんわです。
いやぁ、この辺りを突っ込んでくるkeiさんには感心するばかりです。やはり山好きにしてみたら未登頂の山は見過ごせない様です。しかも若干のキノコの収穫も有りまして、内のCLはかなり楽しんだようでした。
因みに登山道は余り整備はされていない様です。
ザックの後ろにアンテナの図、
私は三脚をサイドに抱えるのでここに括り付けて、今週末(雨でなければ)送信テストして見ます
大変 参考に成りました
113さん、おはようございます。
もう出発されましたかな、ちょっと天気が良くない様な感じですね。
アンテナの設置場所は色々と悩む所です、長いモービルアンテナは感度は良いのですが、ザックへの固定と登山道での障害物(木々や草など)が引っ掛かりちょっと大変です。私の場合はSG7900なので二つに分離して移動し、尾根歩きや山頂で組み立てて使用をしています。
では、気を付けて行って来てくださいね。
この山も行きたい山ですが、いまだに行けずじまい
やはり自分には日帰りはもったいない気がします
帰りのバスに乗り遅れそうです
草紅葉もみれて良かったですね
naoさんコンバンワです。
ここは山小屋泊まりにて是非訪れてみて下さい。機会あれば私もまた1泊2日にてチャレンジしてみたいです。
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