英彦山(別所登山口から北岳・南岳・鬼杉)
- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 916m
- 下り
- 929m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:27
奉幣殿 0822
中津宮下ベンチ 0853-0903
中津宮 0909
中岳 0957-1004
北岳 1019
中岳 1040
南岳 1052-1110
分岐 1148
鬼杉 1159
衣ヶ池 1238
四王寺滝分岐 1239
玉屋神社分岐 1257
九大生研分岐 1307
奉幣殿 1317
別所登山口 1334
天候 | 晴れ、朝山頂部中心に薄い霧。気温やや高め。風、朝ややあり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSログは半分位の区間しか取れず。10:17〜11:15と11:32以降は手入力です。 南岳〜鬼杉分岐間:整備が悪いというより、下手糞。 一点でのみ固定されてグラつくハシゴ、通らないほうが良い険しい岩場に あえて設置されたクサリ等があります。要するに使わなければ良いです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
新東名・新名神・山陽道等、途中車中泊を入れて1000kmほど走って九州入り。
銅の鳥居から登り始める予定で、着いたのは7時過ぎ。
生理的欲求で急かされるが、ここのトイレはスロープの駅の中にあって、
まだ使えない。開いているトイレを探しているうちに、別所登山口に来てしまった。
トイレは開いているし、駐車場も無料だ。ここから登り始めることにする。
予定ではここを登ったあと長崎県まで長駆移動して雲仙に登る予定。
すでに2時間近く遅れているが、玉屋神社と鬼杉の片方か両方を割愛すれば
カバーできると考えていた。
参道にぶつかるまでは舗装道、参道は石段。奉幣殿からは石段もあるが登山道だ。
九州自然歩道とあって真新しい看板。東海自然歩道に始まって、役人の点数稼ぎの
ために全国津々浦々、よく金をかけたものだ。
崩れた所もある石段を登って行くと、軽く霧に巻かれる。
南岳ルートに関する注意書きを見る。(ここで注意を怠った)
間もなく中岳山頂。社殿はあるが、東西南北すべて閉じられており参拝もできない。
東屋もあるが風が吹き抜けて寒いので、別の場所で休憩し、先の南岳に進む。
15分も行っただろうか。案外遠いけどもう少しで山頂。霧が薄くなったので
振り返ると双耳峰が見える。中岳の他に何があるって、南岳に決まってる(笑)。
そう、ここは北岳山頂直下だった。山頂は禁足地で入れない。
引き返す。雲仙に行くのは(日中しか車を入れない規制があるので)絶望だ。
中岳を越えて、南岳ルートに関する注意書きの所で分岐して南岳へ。展望塔が
あるが(自己責任の呪文も無効なほど)、老朽化が激しくて使えない。
さて、鬼杉だけは寄っていくことにして南面登山道へ。ここの登山道整備の
下手糞さには、自分が間違って北岳まで行ったことを棚に上げて、あきれて
しまった。
一点のみで固定されたグラつくハシゴ。
(どうしてもつけたかったからぐらつくのは承知でつけたんだね)
通らないほうが良い険しい岩場にあえて設置されたクサリ。(安全な正規ルートには
つけにくかったけど、どうしてもつけたかったから、脇の露岩につけたんだね)
10m手前からでも見える大倒木の脇にひっそり設置された倒木注意の貼り紙。
(どうしても...略)
3つとも、腹を抱えて笑いたくなるようなアホさだ。
さて、鬼杉は確かに立派なもので、防人の時代を知っているのだから大したものだ。
そのほかにもなかなか立派な杉の大木が道脇に何本か見られる。有名な社寺の
近辺の山はこういうところが好ましいのだが、しばらく行くと、伐採中の看板が
出てきて、なんと、樹齢150年は下らないとみられる杉が、まさに切られた直後の
姿をさらしていた。
そういえばチェーンソーの音もしていたし、鬼杉はともかく、さっきの杉も
明日あたりには切られる運命か....。
なんだががっかりしながら、稜線を外れ(ここは、指導標があったほうが良いと
思うが、どうしてもつけたくなかったのだろう)巻き気味に下って行く。
衣ヶ池は清冽な水がこんこんと湧き出る泉だが、朽ち果てた看板が痛々しい。
四王寺滝、梵字岩も行ってみたい。特に後者は瑞牆山のカンマンボロンを
知っているだけに興味があったが、標高差がありそうで、初日でもあるし、
欲をかかないことにする。
なお、後で知ったが、九大生物研究所経由のほうが少し近いようだ。
なんにせよ、下手糞な登山道整備、伐採された大杉、朽ち果てた衣ヶ池の看板、
商業化の進んだ登山口周辺等、ややネガティブな印象が残った山行となった。
翌日は由布岳の予定であるが、この日は雲仙へ行くつもりだったので、なんと
鳥栖にホテルを(しかもキャンセルがしにくい形態で)取っており、耶馬渓を見た
あと、無駄に高速を走ることになった。
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