大崩山(坊主尾根-湧塚尾根)
- GPS
- 09:16
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 9:06
大崩山登山口 0610
大崩山荘 0650-0702
林道分岐 0746
高度計読み1050 0756-0811
小積ダキ 0901-24
和久分岐(下) 0939
和久坊主分岐(上) 0959
上鹿川分岐 1013
大崩山 1021-1039
和久坊主分岐(上) 1049
坊主分岐(下) 1107
上湧塚 1113-35
中湧塚分岐 1145
道を失う 1151
登山道復帰 1215
乳房岩 1221-36
祝子川徒渉点 1359-1408
大崩山荘 1426
登山口 1457
車 1505
天候 | 晴れ。気温平年並みか?。風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
500mほど戻ったスペースに駐車(車中泊)。携帯(au4G)は登山口共に通じた。 帰りは上祝子からR326へ抜ける林道を使ってみた。延岡方面へ行くには遠回りだが、 時間的には早いかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
坊主尾根上りはハシゴ、クサリ多数。初級のルートファインディング必要な場所あり。 間違えると多分怪我ではすまない。 湧塚(和久)尾根下りは、中湧塚分岐下の巻道で道を失う。乳房岩から下も迷い道が 多いので要注意かと。 9:52以前はGPSログが取れていませんので手入力です。 |
写真
感想
今回の九州行では最も楽しみで、また、最も気がかりな山だ。
前々日は高千穂観光(といっても洗濯と移動時間が長かった)、
前日は延岡のネカフェで時間をつぶしたりしてほぼ完全休養、
登山口には前日宵の口に到着し、車中泊とした。予想に反して、この山奥の谷間で
携帯(au4G)が通じ、何かと便利だった。
九州の夜明けは遅く、真っ暗な6時に出発。大崩山荘でヘッドランプ不要となる。
巨岩累々の祝子川を飛び石徒渉してから30分ほどで、ハシゴ、ついで林道分岐。
尾根に上がると展望が効いてくる。湧塚尾根の花崗岩岩峰群は、瑞牆山や小川山の
不規則な岩峰群とは違って、整然と粒揃いな感じがあり、とても美しい。
一方、登っている坊主尾根の花崗岩は100m級の巨大な岩塊が多く、こちらも
一見の価値がある。ハシゴやクサリは連続するし、適度にルートファインディングが
要る場所もあるし、全く飽きることがない。
これほど楽しい登りは、そんじゃそこらにはないと思う。
もっとも、それは小積ダキをクライマックスとして終わり、以降は平凡な、
霜柱がびっしりと立った登山道となる。湧塚尾根への分岐を2箇所、さらに
上鹿川分岐を過ぎるたりから、スズタケの道となり、間もなく山頂。
九州山地の山々が一望できるが、どれがどれだか。
下りは湧塚(和久)尾根だ。霜柱が立って、道を外したほうが歩きやすいので、
適当に歩いていると本当に道を外してしまい、焦る。
上湧塚へは、あまりに狭いルンゼのハシゴに途方にくれるが、これは旧道らしく、
南側に別のルートがある。(ここもちょっと危ない一歩がある)
ここで、その日唯一の登山者に出会う。
更に危なかったのは、上湧塚を尾根通しにそのまま下ろうとしたこと。
(私にはたまにあることで、栃木の古賀志山で人の痕跡を見つけて下ろうと
したら、バリルートだったり、ひどいのは不帰ノ嶮に行くのに、唐松岳山頂から
唐松沢に向け、数m下降しかけたこともある)
さすがにこれが一般ルートのわけがないと思い直して、岩峰の基部まで戻って、
ルートを見つける。岩屑と落ち葉で、なんだが小汚いルートだとか、ぶつぶつ
言いながら進む。次の中湧塚分岐では、今思えば中湧塚経由のしたほうが展望も
良かったはずだが、なんとなく巻道を行ってしまい、そしてほどなく道を見失う。
これまた悪い癖で、無理やり進むこと20分。乳房岩上で登山道に復帰したが、
その後も迷い道が多くて、時間を食った。一年で最も道が分かりにくい季節とはいえ、
メロメロな感じだ。また、坊主尾根が逆光になってしまって、肉眼でも
よく見えないのが残念でもあった。
祝子川徒渉点が1400。その後も巻道でアップダウンが大きく、登山口着15時。
登りよりも時間がかかってしまった。
翌日は尾鈴山の予定で、都農に宿をとる。
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