二子山
- GPS
- 03:10
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 715m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 快晴,無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
東岳・西岳ともに岩場の尾根です。 個人的には,東岳に至るハーケンのみのステップが怖さを感じました。 |
写真
装備
個人装備 |
お茶;サーモス
昼食;おにぎり2個・パン1個
行動食;柿ピー
飴6個
チョコ
靴ひも予備
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
ポカリスエット1L
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感想
はじめての秩父。
百名山の両神山や武甲山も考えましたが,ふとネットで二子山の異様な姿を発見!!
これは,行っておかないといけないなぁと言う事で,登ってきました。
アクセスが悪いため,今回はレンタカーを調達。
レンタカー屋さんの開店時間に合わせて朝5時に出発。が!ナビとの相性が悪く,迷走を繰り返し,登山口まで3時間くらいかかっちゃいました。
おまけに,最近のナビは,ドライブレコーダーと連動していて,少しでも車線を外れたり,急ハンドル(山道なんだから仕方ないじゃん)をすると,注意を促してきます。これには,辟易しました。
さて,二子山。股峠を境に,東と西に分かれていて,特に西側は,ローソク岩の奥にも,結構な稜線が伸びています。南北は,逆に奥行きがほとんどありません。
登ってみて感じたのですが,もともと東西に屏風のような形で聳えていたものが,股峠あたりで,崩れて,西岳・東岳に分かれたのではないかと思います。
登り始めて,ザレ場の急坂を超えて,40分ほどで股峠に到着。
途中車中から秩父の山々を見て,両神山や二子山も含め,とにかく険しい形をしているなぁと思いましたが,実際登ってみて,岩がもろく,崩れやすいため,そのような形になり,ザレ場も多いのかなぁと考えたりしました。
はじめに,東岳に挑みます。土の急坂からはっきりと岩場に切り替わります。
ぐるりと左側から東岳と言う大きな岩の塊を巻くように登るのですが,巻くときに若干鎖場があったりします。この鎖場が,ハーケンのみのステップがあったりして,なかなかの高度感。帰りも同じところを通るのですが,慣れたのか下りは,それほど怖く感じませんでした。
股峠から20分ほどで,山頂到着。お向かいの両神山がこちらにもおいでよと誘っているようにきれいに見えます。そして,右側を見ると,西岳のローソク岩が控えています。360℃のパノラマで見ると,異様さが際立ちます。
本当に,こんなの登れるのかなと思いながら,股峠に下り,続いて,西岳へ。
西岳は,上級コースと一般コースに分かれていましたが,東岳から見た姿の印象が強く,迷わず一般コースを選択。
意外とあっさりと,30分ほどでローソク岩の上に立つことができました。で,ここから,西岳の西峰に向かって稜線を歩くことに。
これが,なかなかの曲者で,うろこのような岩を一つひとつ超えて行かなければなりません。左右は,切り立った崖で,なかなかの高度感です。
途中,うろこの岩を超えるときに左脛を打ってしまいました。すごく痛かった。自分の足の長さを過信しました。
とび職の気分で,西峰へ。あとは,直下型の鎖場を降りれば,山道を下るだけです。
下る途中,ローソク岩の下で,クライミングをしている方々がいました。
確かに,そういった技術があれば,この岩は面白いでしょうね
登山口に戻ってみれば,3時間ほど。予定よりも2時間ほど早く帰ってきましたが,距離と高度差からは考えられないほど,なかなかの疲労感です。
せっかく早く戻ってきたので,帰りに名物わらじかつ丼と両神の温泉,そして少し足をのばして,先日雲取山の時に行けなかった三峯神社,そしてそしてイチローズモルトの工場の外観を見て(見学できなかった),秩父市内でイチローズモルトを買って,帰宅しました。
先々週から続けて,奥多摩・丹沢・秩父と関東周辺の山系を伺うことができました。
登山は,雪が降る前までと思っていたのですが,関東周辺は12月でも意外と登れる山が多く,東北とは雰囲気も景色も違うので,どの山もとても楽しかったです。
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