氷ノ山 氷ノ山国際スキー場→氷ノ山山頂→ナガレ尾
- GPS
- 00:18
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 729m
- 下り
- 578m
コースタイム
11:30 尾根
13:50 頂上
14:50 昼食後下山開始
16:00 スキー場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道なりに進み、氷ノ山国際スキー場駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
氷ノ山東尾根の主稜線に出るまでは、東尾根登山口の標石のところからほぼ直登。 主稜線の支尾根をたどる。 急傾斜のため、崩れた雪が雪玉になり斜面を駆け下りることから、 フォールライン上に二人が上下に並ぶと下の人に雪玉が命中しそうで危険。 斜度もかなりきつく、シール登行でのキックターンすらままならい。 途中からは、シール登行をあきらめスキーブーツでツボ足。 急登部には雪付きの悪い岩の露出部などもあり、スキーブーツでは足を滑らせ やすい。 支尾根に出てからはシール登行を再開できたが、雪庇が成長しており雪庇の 踏み抜きに注意が必要。 主稜線に出てからは特に危険箇所等はない。 下りは山頂より北東方面へ滑降。 山頂直下のオープンバーンは快適に飛ばせるが、雪面のうねりや段差で 転倒しやすくやや注意が必要。 滑り出しの方向を間違えると不動滝方面の沢に滑り込んでしまうので、 滑り出しの際の方向は慎重にルートを選ぶ必要がある。 途中からは尾根伝いにスキー場の方向を目指すが、尾根は全体に雪庇が 成長しておりスキー操作を誤って雪庇の踏み抜き、滑落をしてしまうと 尾根に戻ることは難しそう。 また、尾根伝いにも急な段差が多い上に尾根の幅も狭いので 深雪で小さく丁寧にターンする技術が必要。 シール登行以外にツボ足でどこでも歩ける技術や深雪でのスキー技術等に 自信のある人以外にはお勧めできないコース |
写真
感想
急斜面をつぼ足で登っている時は、危険な感じはあったが
体力的には楽だった。
やはりしんどいのは、緩斜面を長時間歩くこと。
神大ヒュッテあたりから山頂までの区間は、体力・精神ともに
つかれる。
歩きやすいから、知らんまにペースが速くなってるいのかも・・・
下りの滑りも合わせて、なかなか経験値が上がった気がする
スキー場のパトロールセンターで入山届けを提出。
パトロールセンターの連絡先を携帯電話に控える。
そして、その携帯電話をパトロールセンターに忘れる。
当初は東尾根の夏山登山道を行くはずだったが、
先行者のトレースについて行ってしまいとんでもない山行になった。
東尾根の主稜線に出るまでにかなりの体力を消耗した。
途中からはボードの二人組みが我々のトレースにつられて、
後に付いてきたようだったが、途中から諦めて引き返した程だった。
主稜線に出たところで、神戸から来られたパーティーに出会ったが、
我々の2時間後にスキー場を出たにも関わらず簡単に追いつかれたみたいだった。
下りの出だしだけは快適な滑降だったが、途中からは雪庇の張り出した
尾根を踏み抜かないように注意し、ヒヤヒヤしながらの下山だった。
尾根の途中で道が切れ落ちている箇所の迂回等もあり、
これまでの氷ノ山での雪山で最も険しい山行だった。
個人的には上り前半の急登よりも、神代ヒュッテ付近を
ショートカットして山頂も目指す付近が一番きつかった。
一緒に行く予定にしていた雪山初挑戦の人は結果的に
険しい山行につき合わされずに済んだという意味で、
体調不良のため欠席したのは正解だったと思う。
技術的にも体力的に信頼できる人とでないと行きたくないルートでした。
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