道坂隧道〜芭蕉月待ちの湯
- GPS
- 05:24
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 771m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路は月待の湯から循環バスで富士急行の都留文科大学前駅へ。 ホリデー快速で八王子まで直行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 下山地近くの「芭蕉 月待ちの湯」で入浴(大人700円。JAF割引有)。 反省会は八王子の焼肉ソウルで。 |
写真
感想
二十六夜山とは粋な山名である。いわれに、陰暦7月26日の夜、山で月の出るのを待つと弥陀、観音、勢至の三尊が現われる、とある。江戸時代に流行った何ともファンタジックな月待ち信仰だ。山頂で、このあたりに腰掛け月を待ったのかな、と想像の羽を広げた。
寒い1日だった。Uリーダーのハイドレーションのパイプが凍り、水が補給できなかったほどだ。稜線上では零下だったのではないか。近所のおばさんに「こんな寒い時期に山に行くなんて」とあきれられた。酔狂な男と思われているらしい。道中会ったのは2人組の男性だけだった。
寒さをはねのけ、女性陣はエネルギッシュだった。かなりの直登を楽しそうに会話しながら歩いている。もっとも、3女性は体力、気力、技術とも普通の女性のレベルをはるかに超えているアマゾネス「山屋」である。爺さんの領域に片足を突っ込んでいる小生は、振り落とされないようついていくのが精いっぱい。加齢とともに体力の衰えを感じる。しかし、頑張ったおかげで赤岩では360度大パノラマのご褒美にありつけた。富士山は午後になって山頂付近に雲がかかった。
芭蕉月待ちの湯もよかった。芭蕉がこんなところまで来るはずがない、と言ったら、芭蕉は公儀隠密だった(嵐山光三郎らの説)からきっと来たわよ、と女性に言い返された。地元のおじいさん達が湯船を占拠しており、高齢者の社交場になっているようだ。少しぬるめで長湯ができる。
反省会はいつもの焼肉屋、この日はフラメンコギター付きで盛り上がった。
というわけで、初冬の1日、完璧に過ごせた。きめ細かいご配慮で準備していただいたリーダーUさん、本当にありがとうございました。楽しかったです。
二十六夜山という名前を初めて聞いたときは、なんてきれいな名前の山だろうと思いました。冬季は路線バスは運休ということで、山は本当に静かでした。木はすっかり葉が落ちて寒々しく、足元はふかふかの落ち葉。空気はピリッと冷たかったですが、澄んだ空気の中、360度の素晴らしい眺めを楽しむことができました。
登山後の「月待ちの湯」も楽しみにしていました。地元の方が多いようで、露天風呂では常連さんとの会話を楽しみました。
そして、反省会のいつも八王子の焼肉屋さんでは、地元のギター教室の演奏会の打ち上げだったようで、生演奏付きでの焼肉に。最後にはなつかしい昭和の歌謡曲が次々と演奏され、みんなで歌って楽しく締めくくりました。
Uリーダーさま、大変きめ細かなプランを立てていただき、どうもありがとうございました。大変充実した1日で、とても楽しかったです。
前回の赤岩は雲の中で視界ゼロ、いつかリベンジしたいと思っていたところ、
MTさんのたっての希望を受けて、今回の山行となりました。
初めてリーダを仰せつかり、移動の手配や天候の心配などありましたが、
Kさん、MKさんの全面的なバックアップと、同行のみなさまのご協力のおかげで、なんとか無事に終えることができました。どうもありがとうございます。
さて、当日の詳しい様子は他の方にお譲りして、全体の感想を少し。
朝はやっぱり寒かったですね。でも徐々に風が収まると、
赤岩では360度のパノラマを快適に楽しむことができました。
このコースの良いところは、下山地にお風呂があることです。
月待ちの湯はそれほど熱くなく、ゆっくり浸かれるいい湯です。
タクシーやバスの運転手さん、お風呂の従業員さんなど、親切な方が多かったのもポイントupです。
帰りはホリデー快速で八王子まで直行し、焼肉ソウルへ。先客のギターサークル?の打ち上げの生ギターを楽しみながら、お腹いっぱいになりました。
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